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お母さんはそれで幸せなの?と聞かれた日

精神年齢小3の私に、小5の息子がいる。

生意気な妹は兄のことを馬鹿にしながら
無駄に重ねた経験値(34年)を振りかざして毎日ちょっかいを出している。

2人で過ごしていた平日の朝、
同僚にもらった青リンゴがあったので食べるかボーイに聞いてみた。

ボ)青リンゴってリンゴなの?
私)どうだろうねぇ
ボ)美味しいの?
私)さぁ
ボ)甘くないのかなぁ

慎重なタイプなので初めて見るものはあまり食べない。
お母さん先に食べてみてと言われて、なんとなく意気地なしだなぁと思った私はふと考えたことを言ってみた。

私)ねぇ、お母さんが1人で食べたいなぁって思って、わざと『まず〜い』とか『から〜い』とか言ったら、ボーイは食べないの?
ボ)そうだね…でも、それでお母さん幸せなの?



幸せじゃないね。
そんなこと微塵も考えてなかった。
なんなら今度そうしよっかなくらいまで思ってたことは口が裂けても言えないし恥ずかしすぎる。

そうだよね、美味しいもの分け合って、一緒に美味しいねって言い合うことが幸せだよね。

でもなんでだろう、この、これだけは、1人で食べたいっていうときあるじゃん…
こっそり食べようとか、独り占めしようってときもあるじゃん…?

私)ボーイはさ、これ美味しいから少しもあげたくないってときないの?
ボ)うーん、ないかなぁ


うっそつけぇ〜という言葉は出てこなかった。
確かに、ボーイが食べてるおやつ、ちょうだいって言うと、くれる。

くれなかったこと、ない。


人生何回目なんだろう。


これからもいろいろと学ぶことがありそうです。

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