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ステップママンの成長

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家族でいることが辛かった日々から希望が見えた瞬間
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子の成長が先か、母の信頼が先か

子の成長が先か、母の信頼が先か

30歳で結婚し、小学生男子の継母になって4年。
もちろんいきなり『母』の感覚になることはなく、
『ルームメイト/人生の先輩』として暮らして来た。

なので初めは気楽だった。
ボーイの将来は、旦那としくんが決めていい。
どんな教育を受けてほしいとか、どんな大人になってほしいとか具体的なこともお任せでいい。

ただこの『先輩』としての気楽さが
徐々に私自身の首を締め付けてきた。

『先輩』と言う時点で

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北風母さんが太陽母さんになるメリット

北風母さんが太陽母さんになるメリット

昨日の夕方、仕事から帰宅した私はキッチンで夕飯作りをしていた。

夕飯作りと言っても毎週水曜日は生協のミールキットなのでフライパンで炒めるだけの作業だ。

するとテレビを観ていた小5ボーイがノソノソ歩いてきて『手伝おうか?』と言ってきた。

自ら!!!
てつだおうか!!!

だから昨日はお手伝い記念日。

普段は私が不機嫌に『ねぇ手伝ってよ』と鬼の形相で言ってから渋々来るボーイが、
何も言ってない

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パリピしてたら家族仲が深まった話

パリピしてたら家族仲が深まった話

コロナ禍を経験して気づいたことは、
私はいろんな人と話したいということ。

要はコミュニケーション。

継子であるボーイと二人の時間が増えたこと
外に出かける機会が減ったことから
私の世界は一気に狭くなり、
うまくお母さんができない悲しみの渦にいた。

私が元気になる方法は、
役に立つ本を読むことでも、
オンラインで人と繋がることでも、
趣味に没頭することでもなかった。

パーリーすることだったの

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『夫婦で学ぶこと』で子育てに前向きになれた

『夫婦で学ぶこと』で子育てに前向きになれた

ついに、
いよいよ、
満を持して、
彼のことを書き始める。

今やボーイよりも、
ゴッドマザーjunよりも、
私に大きな影響を与え続けている。

そう、マイハズバンドとし。

私が大きく精神を崩したときも、
片時も手を離さずに支えてくれたマイスイーとし。

彼の存在を無くして私はここにいない。
こんな文章書いてない。

でもなんだかとしくんのことをいろいろ書くのが
小っ恥ずかしくて、登場が遅くなっ

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イライラおかんがご機嫌ママンになったミーニングノートとは

イライラおかんがご機嫌ママンになったミーニングノートとは

じゃあ自分はなにでご機嫌になる?

いざ聞かれるとわからない。。

相手ありきじゃなくて、
自分でできることで、自分がご機嫌になること。

そこで始めたのが『ミーニングノート』だった。

マイハズバンドとしくんが、一緒にやろうと誘ってくれたのだ。

1日に3つ、1つあたり1行、
自分の心が動いたことを書くノート。

良いことも悪いことも含めて、書く。

できれば、その瞬間に、
難しければ、その日の

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どん底ステップファミリーと救いの神

どん底ステップファミリーと救いの神

精神的にしんどかった時期に
心がふわっと軽くなった瞬間があった。

2019年9月からステップファミリーとして
旦那のとしくん、継子の小1ボーイ、私の3人の生活がスタート。
同時期に引っ越し、転校、職場の異動、ハワイ挙式の準備と、
生活と環境と関わる人が変わって、当時の記憶はほぼない。

バッタバッタであっぷあっぷしていた。

気づいたらコロナが始まり、
学校が休校になり、
ハワイ挙式は泡と消え、

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母性がなかなか花開かない

母性がなかなか花開かない

よくあるじゃないですか。
小学生男子あるあるのSNS投稿。

『ママからしたら理解できない生態』
『小学生男子のトリセツ』
『こんなことで驚いてたら心臓が足りない!』

共感できる〜!!
わかる〜!!

でもね、そんなあるあるを語るお母さんたちと
結婚していきなり小学生の母始めた私とのギャップを感じる。

彼女たちの投稿には、
はちゃめちゃな男子たちへの文句の中に
「も〜!お馬鹿さんだな〜」とか

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子どもは複数人で育てたい

子どもは複数人で育てたい

「子どもを育てる」ということについて、
結婚してから5年目に入り、捉え方が変化している。

我が家は旦那さんに離婚歴がある。
当時3歳だったボーイの親権は協議の上父親に渡った。

そして初婚の私と3人で"家族"となる。

3組に1組が離婚するという現状。
女性の社会進出が増えたことにより生活のために離婚できないというケースが減っていることもあると思うが、
"離婚"している人は友人や職場にも結構いる

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愛しているかはわからない、でも味方ではいたい

愛しているかはわからない、でも味方ではいたい

結婚して初めて小学校の授業参観に行った日のことは忘れない。
私の人生で、初めての授業参観〜親目線ver.〜!
校舎に親がたくさん・・・!!!

みんな産んできた人なんだ・・・
この脚の間から、このお腹から、子ども出したことある人達なんだ・・・・

学校に来ているお母さんたちみんなをそう思いながら見ていた。

私は、産んでないんです…!
主人の連れ子のお母さんやってて、
みなさんのようなベテラン母で

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いきなり小1ママンはじめました

いきなり小1ママンはじめました

ぺき親(完璧主義により自分も子どももそれなりに苦しめる不器用な親)として
反省の日々を送っているものの、
人生経験というか、「小学生の親」という新しい世界を知ることができたのは本当に良かった。

いろいろあるけど、
まずは結婚当初の話から。

結婚して小1ボーイのお母さんとなった私は
妊娠、出産、育児のすべての苦しみ、痛み、疲労、幸せ?を経験せずにここまで来てしまっていた。

5月に入籍したため、

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小4男子とカポゥ旅~私の新たな夢~

小4男子とカポゥ旅~私の新たな夢~

あんなに嫌いだのむかつくだのなんだの言っているボーイと、
二人で旅行。

結婚当初の私が聞いたらびっくりだろうな。

え・・・
なにがあったの?

あの永遠に鼻くそ食べてるボーイと?
おしりたんてい見れないと泣きわめくボーイと?
見たことない食べ物はこわいと言って絶対に食べないボーイと?

さすが人間、少しずつ成長する。

鼻くそは食べなくなったし(私の見てる前では少なくとも)
おしりたんていは録

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片づけに没頭したら、継子と仲良くなった

片づけに没頭したら、継子と仲良くなった

散々ここに吐き出してきた通り、
私はボーイのこと、ボーイに対し大人げない自分のことで
頭がいっぱいの日々を過ごしていた。

旦那であるとしくんは、
そんな私を否定せず、優しく支えてくれていた。

全人類にとしくんの優しさ要素を摂取してほしい。
とし花粉かとし砂とかになって
日本中に降り注げばもっと世の中幸せになると思っている。

そんなとしくんが、あるとき体調を崩して、
元気がなくなってしまった。

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相手への思いやりは、子どもにも伝わり、それが当然のことになる

相手への思いやりは、子どもにも伝わり、それが当然のことになる

英会話教室に通っていたときがある。

特別仕事で必要だったわけではないけど、
自分の給与を何か学びに使おうと考えて、
海外旅行に役立つかなと英会話を選んでみた。

1年半くらい通ってみて、英会話力はほぼ変わらなかったけど
先生たちは生徒が英語で何か言うと必ず「Good‼」とか「Nice try!」とか、
とにかく承認してくれて、褒めてくれるから、すごく気持ちよかった。

英語以外にも、海外の文化に

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家族でいることに絶望した私が救われた話

家族でいることに絶望した私が救われた話

ボーイと一緒に暮らすことに耐えられなくなってきた結婚2年目のころ。
コロナにより家にいる時間が増えたこともあり、
私の心は限界を迎えていた。

気軽に実家にも帰れない・・・
友だちと飲みにも行けない・・・
来る日も来る日も家族3人で過ごす日々・・・

怒鳴って、
人格否定して、
突き飛ばして、
部屋に閉じ込めて、
口に食べ物無理やり突っ込んで、

紛れもない“虐待”だった。

書いている今も、その

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