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Vol.56:「神夢名オシズ」と「仙人リチャード」

3日目の尚泰久の墓所参拝を終えて、レストラン「稲穂」に向かう。

「稲穂」につくと、あいにくオーナーは不在であった。
この店の看板には鳳凰の絵が書いていたり、店内には、でかい布袋さんの仏像が沢山置いてある。オーナーが大病を患い、奇跡的に復帰したらしく、それ以降、大いなる存在を大事にしているらしい。

定食を食べながら、よもやま話。「神夢名オシズ」「遣脳師マユミ」の2人に囲まれて、不思議な話を聞く。

「遣脳師マユミ」は脳開発のマスターだけあって、松果体が鍛えられており、第三の目がパックリ縦に開いているらしい。神事をすると、より、パックリ開くらしく、熱を持ち、痛いのだという。額を見ると、縦に長く充血したラインが見事に浮き出ている。

「第3の目」は無理矢理開いたような人は横に開いていたりするらしい。その後、訓練していくと、点のようになり、最終的に縦に開くのだという。

お腹一杯になり、さて次はと聞くと、ニライカナイ橋というメッセージが来てるという。そういえば以前、オーナーに連れて行ってもらったニライカナイ橋の直下にある所有地を思い出した。

そこには「仙人リチャード」が小屋や洞窟ハウスなどを作り、芸術作品を作ったりして生活している。
オーナーのために「仙人リチャード」が制作した巨大な布袋像がどーんと鎮座してもいる。

突然の訪問だったが、「仙人リチャード」は快く迎えてくれた。

「仙人リチャード」は、ハーフであり、風貌はもう異国の人なのだが、バリバリのうちなんちゅである。タイで修行したりしながら、彫刻をつくったり、映画制作のお手伝いなどを行なっているという。タイのマッサージをマスターしており、スピリチュアルの探究の人生をとことん追求してきたらしい。

そして、お金に縛られない生き方を実践していたところ、稲穂のオーナーと繋がり、この絶景の土地に住まわせてもらい、社長の所有する高級車ハマーも、好きなだけ乗っていいよ、という事にもなったらしい。

所有せずに全てを手に入れた存在といえばいいだろうか。

「仙人リチャード」とたっぷり数時間過ごす。これも、何らかの意味合いがあるんだろうと思う。

「仙人リチャード」は最終的に石垣島にいい洞窟を見つけており、そこで暮らしたいという。今でも充分に仙人のようだが、本当に仙人になろうとしている。

布袋さんは、弥勒菩薩であり、沖縄でのミルク神でもある。今回の神事のキーワードに、弥勒があるようであり、この後も、行く先々で出てくるのだった。

続く。

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