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新しい環境も徹底的に合理化したいのです。

今月から新居に移動した。1年ぶり2度目の一人暮らしで、私は相変わらずのミニマリストぶりを発揮している。

1Kの部屋に住んでいるが、その部屋の中にはほぼ作業用デスクと布団しかない。厳密に言えば、細々した洋服をしまうための小規模な引き出しや段ボールは部屋に出ているが、それも部屋についているクローゼットにしまい込めば入り切ってしまうサイズだ。

そして、自分の生活そのものをなるべく合理化できるように様々な工夫をしている。着る服は上下の組み合わせを決めて着まわすだけにし、1日3食食べるものは予め全て決めて発注し、朝晩やることは全てルーティン化し、考える必要がないようにしている。

これは、決して「何も考えていない」ことを意味しない。こうした合理化については、それが確定するまでは「徹底的に考え抜いて」行っているし、その合理化がそれで本当に最も合理的かどうかについて、絶えず検証し続けている。そして、生活を合理化・ルーティン化した後は、その思考リソースを他の考えたいことに全力で振り向けるのである。

そうすると不思議なことに、実家にいるときにはあまりできなかった早起きができるようになったり、筋トレが毎日続くようになったり、帰宅してから就寝までの動きがスムーズになってきたり、いいことづくめなのだ。というか、私の「このように生活したい」という要求に合わせた生活習慣を作り上げるためには、生活する環境を変える必要があったのだ。

また、居住空間だけでなく、職場も引っ越すことになった。勤務先そのものは変わらないが、自分がこれまで7年間お世話になった研究室から全ての荷物を引き上げ、別の建物の広々とした部屋に移ることになった。

そこでも同じように、自分の研究環境を徹底的に合理化し、PCやモニターを置く位置、書籍の配置、引き出しの中身を置く場所、何もかも全てをイチから組み上げていった。

私はおそらくこの「自分にとって徹底的に合理化した自分だけのテリトリーを作り上げる感覚」がたまらなく好きなのである。

新しい職場の部屋はそれまでの部屋よりも広々としていて、同室に他の先生方のデスクもあるのだが、比較的1人でいる時間が多いことがわかってきた。

部屋が広くなると、空調の効率が悪くなる半面、自分の思考は少し解放的になった気もする。

これらの新しい生活環境たちをうまく使って、今年は少しでも前に進める年にしたいと思っている。

ちょっと応援したいな、と思ってくださったそこのあなた。その気持ちを私に届けてくれませんか。応援メッセージを、コメントかサポートにぜひよろしくお願いします。 これからも、より精神的に豊かで幸福感のある社会の一助になれるように挑戦していきます。