見出し画像

駆け込み乗車をする人が全く理解できない

東京でも札幌でも大阪でも、というかどこの地域にいても必ず電車に駆け込み乗車をする人がいます。
通勤ラッシュの時間帯は特に顕著で、猛ダッシュで電車に突っ込んでいくスーツ姿のビジネスパーソンをよく目にします。

私は駆け込み乗車をする人が全く理解できないのです。
だって、焦りまくって猛ダッシュで電車の中にダイブしてかろうじて間に合っても、周囲の視線が痛くなるだけだし、汗だくになりスーツがビショビショになり、もだえ苦しむだけなのに。
そんなリスクを背負ってまで駆け込み乗車をする必要があるのか?と思うのです。

というか、駆け込み乗車をするぐらいだったら時間に余裕を持っていくとか、最寄り駅の電車の到着時刻を通勤時間帯のみざっくり覚えておけばいいのに、なぜかそうしない。
彼らはおそらく日頃から場当たり的に物事を判断し、損をしていることが多いのかなぁと思います。

ただ、駆け込み乗車をするビジネスパーソンが一定数いることで、いかに日本社会が「真面目風を装っ」ているかがわかるので、それはそれで面白いのですが。

なぜ、駆け込み乗車をするのかは理解できませんが、たぶん精神的な余裕を失っているのではないかと思います。
会社での労働時間が長く、クソみたいな人間関係に消耗しまくり、ストレスのはけ口が酒やタバコしかない。
そうして心から余裕がなくなり、はたから見ると滑稽な行動をするようになる。
日本人の多くは労働環境でのつらさを渋々受け入れていますが、だからこそ消耗してしまい、アホみたいな行動を取るようになるのです。

まあ考えても駆け込み乗車をする人の心理は理解できないですが、少なくとも日本社会の茶番さを表しているということに間違いはないでしょう。

この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?