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令和6年5月16日の昼飯


本日、食したカップラーメンはこちら!

徳島製粉
「金ちゃん ラーメン しょうゆ味」

だぁぁぁぁぁぁ!


早速! いただきます!

やはり、いつも思ってしまう……
徳島製粉は、きっとこのプラスチックカップに強いこだわりがあるんだろうなって……
でも、昨今の円安と原油高……このプラスチック容器の値段も値上がりしているはず。
しかも、二重構造のためスチロールの物よりも原価は高くなっているのではないのかな?

別に、この容器が悪いって言っているわけではないんです。
この容器に対する強いこだわりがあるのなら、これを活かして次の商品を開発してみてはどうなんでしょう。
例えば、材質をプラスチックから紙、いや、さらなる代替製品へなど。
というのも、他のメーカーのカップ麺では紙容器の割合が多くなってきました。
おそらく環境への配慮やコストカットなどの理由からなのでしょう。
なれば、徳島製粉もこのカップの技術を活用して紙カップに参入してみてはどうなんでしょう。
もしかして……開発部のモチベーションが低いから無理ぃ~♪とかなんですかね……

ということで、今日は「無理ぃ~」つながりのお話を。

 ――うーん。
 タカトはそんな絵たちをチラりと見ながら首をかしげる。
 というのも、タカト好みの絵がないのである。
 なんというか……こう……エロさが足りないのである。
 絵画といえば裸婦像!
 裸の女性が顔を赤らめ恥ずかしそうな視線を送る……
 これこそ人間! いや男性の本能、欲望を掻き立てるゲイジュチュというものである!
 だがすでにタカト君の欲望は、そのゲイジュチュ領域をも凌駕している!
 そう、現代においてエロチシズムはさらに進化を遂げていたのだ!
 いまや現代人にとって、ただ単なる裸婦像を見ただけでは想像力が掻き立てられないのである。
 そこにストーリーはあるのか?
 見た者にこの女性を抱きたいと思わせるような激しい衝動を与えらているのか!
 まさに、ゲイジュチュとは絵をもって見るものに問いかけるのである。
 お前は、この女を抱きたいのか? 否かと!
 だからこそ、現代のゲイジュチュはその欲望のままに裸婦像を装飾するのである。
 それは荒縄であり、はだけた着物であったり、ロウソクであったり……
 ちなみにロウソクは垂らすだけのモノではない。あの揺れる炎が作る陰影が、女の肌を怪しく美しく引き立てるのである。
 あぁぁ! 想像するだけで、パちんこ玉赭ブローが起動してしまいそうだ!
 ――あっ! こんなところにさっきビン子からもらったティッシュが1枚www
 ちょっと、使っちゃう?
 使っちゃおうかwww
 使っちゃえwww
 ということで、なんかいやらしい妄想を膨らませていたタカト君は、ニヤニヤと気色悪い笑みを浮かべながら膨らんだズボンのポッケに手を突っ込もうとしたのである。
 だが、その時!
 ビシっ!
「変態!」
 と、ビン子のハリセンがタカトをシバいたwww
 というか、ビン子ちゃん……タカトがSMチックな妄想を抱いていたのがよく分かりましたよねwww
 ――当然! タカトの事なら何でも丸っとお見通しよっ!

 頭をこするタカトは、ハッと我に返った。
 そう、ここは、外! 公衆の面前である!
 こんなところで、パちんこ玉赭ブローを発射させようものなら、守備兵たちにわいせつ物チン列罪で逮捕されかねない。
 ――俺は一体何を考えていたんだwww
 だが、この時、タカトは気づいていなかった……叩かれた拍子にアイナちゃんの入浴写真を落としていたことにwww

 まぁ、絵画はエロ本ではないので仕方ない……だからこそ、それが無修正であったとしても芸術における表現の自由という事で世に問うたとしても問題ないのである。たぶん……
 という事で、とりあえず、一番大きな胸の絵はないだろうかと見比べていると、ついに一つの等身大ポスターに行きついたのだ。
 そのポスターに描かれている二つの胸は巨大なスイカ!
 だが、その肌質はとてもソフトに、そして、柔らかそうに描かれていたのである。
 特に自ら胸を支えた両の指が薄い布地を通してその下にある脂肪に食い込んでいる様、しかも、その細い指先に沿って深い陰影を作りだしているところなどはエロい!いや、秀逸である。
 再びズボンの真ん中にテントを張り始めたタカトは、それとなくぼそりと呟いた。
「……これがアイナちゃんだったらな……」
 それが服を着ている絵だとしても、蘭造によってグシャグシャにされたアイナちゃんの入浴写真に変わるのであれば、それでもよしと思ったのだ。
 だが……
 はぁ……と、大きくため息をつくタカト。
 そう、この絵の中にはアイナちゃんはいなかったのである。
 だが、そんなタカトに蘭造が思いもしないような言葉をかけたのであった。
「よく分かったな。それが勤造の娘だぞ」
 !?
 うん?
 ……?
 って! ちょっと待てぇぇぇぇぇぇ!
 先ほどのスパコン腐岳の計算結果では、勤造の娘=アイナちゃんという結果になったのだ。
「な! な! なんですとぉぉぉぉぉぉ!」

 ということは、この女がアイナちゃんという事になるではないか!
 だが、それはアイナちゃんとは似ても似つかわしくない女の姿。
 いや巨乳という点では同じぐらいの巨乳なのだが……それ以外が全然違うのである。
 七色に染まるウェーブの髪をゆらすアイナに対して、それは黒髪ボブでメガネをかけた少女。
 確かにその少女……可憐といえば可憐なのだがアイナちゃんと比べると何か野暮ったいのである。
 例えるならば……アイナちゃんが咲き乱れる桜の華であるとするならば、この少女は道の傍らに咲く一輪のヒナギク。
 なんか存在感が全然違う……いわゆる垢ぬけていない田舎女ってやつ! 要は影が薄いのだ! 影が!
 そんな存在感が薄いにもかかわらず……その眼光だけはやけに鋭い。
 顔は満面の笑顔を作っているのだが……その目だけは笑っていないようにも見えるのである……
 怖い……
 それは……まるで……人の命など、まったく関心がないかのような冷たい目……
 見たことはないが、おそらく殺人鬼の目が、こんな感じなのかもしれない……
 そう、アイナちゃんの希望に満ちたあのキラキラした目とは、まさに正反対なのである。
 ――これが……アイナちゃん?
 その絵を角度を変えて何度ものぞき込んでみたのだが、どうにもやはり信じられない。
 ならば! という事で……今度はしゃがんで仰ぎ見ようとしたのであるが、やはりスカートの中は覗き見ることができなかった。
 ――って! やっぱりダメじゃん!
 だって、それは一枚の絵! 二次元なんだからwwww無理ぃ~www

 第57話 激闘?福引会場?(30)勤造の娘 より

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