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その場所に行きたいと願う。そこがどこだか分からないのに


5作目の内容、およそ決まる。4作目を終えてから寂しかった。小説を「書いてる」ときは興奮状態にあるからそれが途切れると物足りないのだ。

書き始める前のイメージとかアイデア出しは、楽しいというよりも、もどかしい。何がしたいのか自分でも分からないのだ。そして、どんな「声」がそれを導くのかも。

小説を書くのは、私にとって、たどり着こうとする試みであるようだ。その場所に行きたいと願う。そこがどこだか分からないのに。

旅を終えるとうれしいけれど、それは一瞬で、また次の旅を探す。

私のなかの「分からないこと」へ足を踏み入れるのだからどうなるかは分からない。

だけど、分かってることを書いても意味がないと思うんだ。

5作目は40代の人が主人公。

また書いてます。


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