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ベーシックインカムで海外からの投資が増える可能性

はい~、今回はサクッといきます
動画自体は視聴者からの質問ハッピーセット🍔です

皆さんベーシックインカムってどう思います?僕は単純にお金がもらえるから超絶大賛成なんだけど、これについてマイキー氏がさらに合理的に解説してるので、それについて述べておきたい


海外からの投資が増える!?
これ意味わからんと思うかもしれないけど聞いてみると確かにその通りだなと。ベーシックインカムを配ると90兆円くらいの市場が生まれるので、海外から見ると日本に投資しとけ企業の業績が向上するから株価が上がって儲かるじゃん!って話

今の日本は人口減少でパイが縮小してる上に長期不況を引きずってるから、モノの売上が基本的に右肩下がりになっている。あと可処分所得が目減りしてるのも影響してて、消費マインドが向上しないのもある。じゃあベーシックインカムで毎月カネ配ったらいいじゃんって考え方。そうすると上述の通り国内市場が動き出すから海外投資家の注目を得られるかもしれないよねっていう。

ただこれを実現するには現金で配っちゃうと貯蓄に回されてしまう懸念があるので期日までに使い切らないと失効するとかクーポン型にするとか、方法を考えたほうがいいかもしれない。



無能な働き者は……
 
「有能な怠け者は将軍に、有能な働き者は参謀に、無能な怠け者は兵隊に、無能な働き者は今すぐ追い出せ」――誰が言ったかこの言葉。実際はとてもここには書けない言い方をしてるのでオブラート5枚重ねにしている。おくすりのめたね。

僕も思うところがあったので昔話をしたい。「落ちるべくして落ちた人間は確実に存在する」って話。

昔、ある民間企業で生活保護受給者の採用を担当してたことがある。たまに自治体から「面接だけでも…」とオファーが来て面接するんだけど、例えば調理場の清掃の仕事だと事前に説明してるのに、面接に現れた人は風呂にも入ってこず悪臭を漂わせている、服も洗濯してない、爪は真っ黒、歯も磨いてない、ろくに自己紹介もせず「ここで採用してもらえなかったら首くくるしかないです~」なんてことをヘラヘラ笑いながら述べている。当然まともに面接する気なんて起きなかったし、はっきり言って自治体の連中は企業をナメてるなと思って憤りすら覚えた。

で、適当に世間話して早々にお帰りいただいて、自治体の担当者に鬼電かけて当日の様子がいかに酷かったかを懇切丁寧に説明した上で「うちの仕事内容見ました?分かっててなんであんなの寄越してくるんすか?それとも仕事内容も見ずに送り込んできたんすか?事前にそっちで面談とかしてないんすか?ていうか普段あの人たちと関わってたら、業種にかかわらず社会に出していい人間かそうでない人間か分かりますよね?そういうとこも含めて指導するのがそっちの仕事じゃないんすか?そっちも福祉だから社会復帰させたいのは分かるけど、こっちもお遊びで仕事してるわけじゃないんですよ」っつって激詰めしてやったことがある。

あと、別の受給者の話で、面接はまともだったので採用してみたところ、いざ現場で仕事させたら既存メンバーとトラブルは起こす、顧客の指示にも従わない、自己判断で勝手な行動をして余計な仕事を増やすという典型的「無能な働き者」だった。もちろん試用期間終了とともにご退場いただいたんだけど、こういうことが後を絶たないので自治体からのオファーは正直言って受けたくなかった。断ると問題になるからポーズだけ面接はしてたんだけど。

誤解のないよう付け加えておくと、僕は生活保護や受給者そのものを否定してるわけじゃない。ここで言いたいのは「とても受け入れがたい人間を社会で受け入れるくらいなら、カネだけ与えて追い出したほうがいい」ということ。無能な働き者は……というわけにはいかないので、せめて邪魔にならないよう社会の片隅にいてほしい。セーフティネットは「やる気も能力もあるけど病気して働けなくなった人」などのためにこそ機能するべきだと、つくづく思った。

落ちるべくして落ちた層を無理に社会復帰させるくらいだったら、ベーシックインカム+αで生活を保証して生産活動から切り離して消費者としての役割だけ果たしてもらってたほうが結果的に社会のためになる。無敵の人対策も含め、そのほうが合理的なんじゃないか。


弱者救済は逆説的に強者をさらに強くするかも

僕の私見なんだけど、弱者救済の装置は強者をさらに強くすると思っている。どういうことかというと、安全ネットがあれば綱渡りにも挑戦しやすくなるでしょって話。落ちたら死ぬ状況で綱渡りに挑む人は限られる。だったら最悪落ちてもケガをしないだけの策を取っておけば、挑戦する意欲のあるEQの高い層が能力をより発揮しやすくなるんじゃない?っていう指摘。

そういう意味で、ベーシックインカムには弱者救済の効力だけでなく強者をより強くする可能性を見ている。例えばクリエイティブ人材は労働にリソースを取られなくなるから、その分のリソースを創作活動に費やせるし。

結局のところ、日本だけでなく先進諸国の課題は、働くべきでない層を無理矢理働かせていることなのではないか。これは他にも指摘している人がいて、僕は彼らの主張に一定の説得力を覚えている。

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