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深刻な問題

この間、今の働いているグループホームから、金銭的なな都合で特養の申し込みをした。

その特養は、新設でこの近隣に建つ予定だとあり、それを見つけたのは求人広告からだ。

地方から来た法人のようで、地方ならこの給料でいいのだろうが、京都市内では安過ぎる。

だから、職員が集まらないのでは無いかと思い、その特養を希望の人は介護度的に軽めだったので、まさに立ち上がったばかりの特養ならいいだろうと紹介することにした。

するとどうも入居出来そうになって、申し込んだ家族に報告すると、入居に難色を示したと電話があった。

「どういうことか?」と訊ねると、「入居費が私の今のいるグループホームと新設の特養との費用が余り変わらない」と言う。

「ええっ?特養なら12、3万で1ヶ月いけるのではないか?」というと、「それが資材に人件費が上がり、居住費が高くなっており、今のグループホームと変わらないだろう」と言い出した。2人の親が倒れて入居した場合、医療費、介護保険などを含めて50万くらいかかることになる。これで自分が働きながら生活しろと言われても不可能だ。

「既存の特養なら、まだ安いでしょうが」という話になった。施設のケアマネで働いているので、周りの話は聞かないが、そういった状況も踏まえ、ある法人は、「自宅特養」というように配色弁当や、ケアマネの人員配置を厚くしていた。

育休は子供の成長とともに手が離れて職場復帰出来るが、介護は悪くなって手が離れていくことがない。余計手がかかる。

いかに親に元気でいてもらうか。これは生活破綻と直結する話なので非常に深刻な話だ。

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