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高校2年の365日を日記で残します。目指せ「ぺぎんの日記#365」。北海道/2007年…

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高校2年の365日を日記で残します。目指せ「ぺぎんの日記#365」。北海道/2007年生まれ/普通科高校。

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    2024.04.01~ 高校2年生の日記が毎日追加されていきます!

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    日記では無い諸々が貼られていきます! メインでは無いので手抜きには目を瞑ってくださると嬉しいです…。

最近の記事

ちょっと風邪をひいてしまったので、今日の投稿はおやすみします。昨日エリーゼの日記を書いたのに、今日は私が死にかけです…トホホ。

    • 死にかけのエリーゼのために

      2024.05.29 ぺぎんの日記#59 「死にかけのエリーゼのために」 今日の化学は電池作りだった。 今は酸化還元反応っていう反応をトコトン勉強している。今日はその一環で簡単な電池を作った。 化学室で授業をやると聞いたときから、みんな少し浮足立っている。それもそのはず。この間は酸化と還元について学ぶために、線香花火を作って遊んだのだから。 今日も何か楽しいことをやるのだろうと期待して、化学室に向かう。 授業が始まり、先生から今日の実験の発表がある。 「えー、じゃー今

      • 宝石磨き

        2024.05.28 ぺぎんの日記#58 「宝石磨き」 湯気と石鹸の香り。 温かくて、現実からちょっと離れたような場所。 私はお風呂が好きみたいだ。4月に日記をはじめてから、この記事で、お風呂に関するものはもう3本目である。 書きすぎな気もするけど、「この時期、私はお風呂が好きだったんだな」と、未来の私が感慨深く思ってくれるのも乙な感じがして良いので、迷わずに書きたいものを書いていこうと思う。 お風呂で身体を洗うこと。それは宝石磨きに近いものなんじゃ無いかなと、ふと思っ

        • ちょっと疲れたからめちゃくちゃな文を書いてみようと思う

          2024.05.27 ぺぎんの日記#57 「ちょっと疲れたからめちゃくちゃな文を書いてみようと思う」 私が欲しいと思ったのは、人魚の形をした人間。80歳になってもその美貌を衰えさせることなく生き続けたという、あの可愛い女の子たち。ショウウィンドウに並ぶ彼女らの目は深い緑色で、その奥には私の後ろにそびえ立つビルが写っていた。 小さな家で一人暮らしをしていた頃は、横断歩道に壊れかけのミキサーが落ちていたり、線路に桜だって咲いていた。生活において足りないものなど一つもなかった。

        ちょっと風邪をひいてしまったので、今日の投稿はおやすみします。昨日エリーゼの日記を書いたのに、今日は私が死にかけです…トホホ。

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          血、黒くね…?

          2024.05.26 ペぎんの日記#56 「血、黒くね…?」 この間、少々事情があって病院で血を抜いてきた。 血を抜くっていう表現は語弊があるか。要するに検査のために採血されたのである。 物心がついてから採血するのは初めてだと思う。 16歳になったので、「献血に行ってみたいな」などとも思っていたのだけれど、A型のRh+の自分が「やーやー私の血を分けてあげようじゃないか!」という感じで行っても迷惑な気がして保留していた。もうちょっとヒーロー気質が落ち着いてから「ごめんなさ

          血、黒くね…?

          超集中してフリー音源を聴く時間

          2024.05.25 ぺぎんの日記#55 「超集中してフリー音源を聴く時間」 演劇部の校内公演で音響に軽く携わらせてもらったときから、YouTubeでフリーの音源をやたら聴くようになった。 校内公演のときは、本当のところは教育目的だし、お金も取らないからどんな音源を使っても良かった。だけれど、いちクリエイターとして、著作権のある音源に頼って創るよりも、(脚本が自分たちで創作したものであったこともあり、)著作権を守った上で公平な作品を創りたいという話になった。 そうして始

          超集中してフリー音源を聴く時間

          ラックに向かって何かを考えている店員さん

          2024.05.24 ぺぎんの日記#54 「ラックに向かって何かを考えている店員さん」 今日の放課後、スーパーに寄ったときに、見慣れない光景と出会った。 スーパーの店員さんが腕組をして、ラックと対面している。 その足元には大量の瓶。 そこは佃煮とか、そういう瓶詰めされたご飯のお供的なものが並べられているコーナーだった。 「目新しい商品が脚光を浴びながら並ぶ場所」というよりかは、「いつもあるものがちゃんとあって安心する場所」って感じのするラック。 そのラックの前で、3

          ラックに向かって何かを考えている店員さん

          立体音響トイレ

          2024.05.23 ぺぎんの日記#53 「立体音響トイレ」 今日は学校帰り、少し用事があったので、母の車に乗って都会までお出かけした。 まあただ、都会とは言っても北海道の都会なので、本州の都会とは比べ物にならないことはご承知おきを。 メインの用事を済ませ、大きなスーパーで買物をしてから帰ることにした。 買い物中、お手洗いに行きたくなったので、母にかごを託してお手洗いに向かう。 時間が20:00くらいだったので、トイレには私以外誰もいなかった。 入ってすぐ、「あー都

          立体音響トイレ

          汗拭きシートの季節

          2024.05.22 ぺぎんの日記#52 「汗拭きシートの季節」 気温の上昇に比例して、教室には制汗剤の匂いが立ち込めるようになる。 今年も汗ふきシートの季節がやってきた。 一口に制汗剤と言っても、ヒンヤリ感を追求したものや、香りがよいもの、汗をガッツリ抑制してくれるものなど、様々な種類がある。 パッケージも、大きく分けてシートタイプとスプレータイプがある。 今回はあえて「汗ふきシートの季節」と限定してみた。 なんかスプレーよりもシートの方が、面白い文化が生まれてる気が

          汗拭きシートの季節

          優しくできる俺は優しい

          2024.05.21 ペぎんの日記#51 「優しくできる俺は優しい」 公共の時間にクラスメイトの1人が言った 「優しくできる俺、最高に優しくね?笑」 という言葉をずっと考えてる。 4月のはじめ頃、公共の本格的な授業に入る前に、「青年期の君たちと社会のつながりって何だろう」というようなテーマでいくつか活動をした。 その一つが、自分の性格を知ろうというもの。 設定された項目に1〜5で答えていき、最終的には答えた数字の和をとって、性格を診断する。 よくある性格診断だった。

          優しくできる俺は優しい

          カレンダーの全ての日が

          2024.05.20 ぺぎんの日記#50 「カレンダーの全ての日が」 カレンダーの全ての日が、誰かの誕生日であるといい。 中3の頃からスマホアプリのカレンダーを使いだした。 アプリのカレンダーというのは便利なもので、周期的にやってくるイベントを一気に設定できたりする。 それこそ誕生日を、例えば「2024年1月1日」に設定して、「繰り返し」の項目を「毎年」に設定すると、次の「2025年1月1日」にも誕生日の表示がされるようになる。 このカレンダーアプリを使い始めてから、私

          カレンダーの全ての日が

          何があったっけ

          2024.05.19 ぺぎんの日記#49 「何があったっけ」 いつもの街並み。 そこにいつの間にか、ポッカリと穴が空く。 前までは何らかの建物があった場所。 その建物が解体されると、そこは空き地となる。 空き地になってしまうと、そこに何があったか思い出せなくなる。 普段使っている道のそばに建っていた建物に、不意に解体のためのカバーがかけられる。 そうなってしまうともう、何が建っていたのかは思い出せない。 そのまま数週間が過ぎ、もう一度その道を通ったときには、そこには

          何があったっけ

          歯医者さん、久しぶりに怖かった

          2024.05.18 ペぎんの日記#48 「歯医者さん、久しぶりに怖かった」 私は今、寝ているときだけマウスピースをして、歯の矯正をしている。今日はそれの定期検診のために歯医者さんに行ってきた。 そのとき感じた恐怖の話。 私の通っている歯医者は、そこに通う人たちから「歌う歯医者さん」と呼ばれ、慕われている。 何で「歌う歯医者」なのかというと、小さな子どもの治療をするときは歌を歌って治療の痛みを紛らわせてくれるから。 例えば大人の歯が子どもの歯に邪魔されて生えない場合、

          歯医者さん、久しぶりに怖かった

          ティッシュの数え方

          2024.05.17 ぺぎんの日記#47 「ティッシュの数え方」 2限と3限の間の休み時間。教室にて。 友「ティッシュ1個貸して〜」 私「ほいよ」 (ポケットティッシュをそのまま渡す) 友「あざーす」 (ポケットティッシュから1枚引き出して鼻をかむ) 私「あれ、一枚でよかったの?」 友「うん、この中の1個が欲しかった」 私「ティッシュ一枚のことあんま『1個』って言わんくない?笑」 友「えじゃあティッシュ1個って何」 (言いながらポケットティッシュを戻してくる)

          ティッシュの数え方

          生まれたからには生きてやる

          2024.05.16 ぺぎんの日記#46 「生まれたからには生きてやる」 学校のトイレの個室。 今まで知らなかったけど、壁に小さな文字が刻まれていたことに気が付いた。 「生まれたからには生きてやる」 おそらくそれは THE BLUE HEARTS の「ロクデナシ」から引っ張ってきたのであろう言葉。 何かもの凄く、魅力を感じた。 金属製の冷たい壁。そこに刻まれた言葉。今から37年前にリリースされた曲の歌詞。 この個室でこの文字を刻んだ人は、一体どんなことを考えていたの

          生まれたからには生きてやる

          シュレーディンガーの理科準備室

          2024.05.15 ぺぎんの日記#45 「シュレーディンガーの理科準備室」 私の学校で、代々まことしやかに囁かれている噂がある。 「理科準備室には鬼滅の刃の単行本が全巻揃っている」 話を分かりやすく書くために、登場人物である2人の先生を ・ケミス先生 ・バイオ先生 とする。もちろんこれは偽名であり、2人とも純日本人である。 ケミス先生: 化学の先生。現在も私の通う高校で勤務している。 バイオ先生: 生物の先生。2年前に異動し、今は違う高校で勤務している。つまり私はこ

          シュレーディンガーの理科準備室