ぴかりと光る病院を選ぶ
ここから続いてます
入院して暇になったので、立て続けにブログ更新して、友達にびっくりされています。2週間の入院だから、まだまだ、大量に書いちゃうよ〜
覚悟していて。
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最後の仕事を終えて、名古屋の友達とご飯を食べに行く約束になっていたので、研修会場で待ち合わせ。
そんな時に、電話がなった。
「Fです」
かかってきそうな電話の相手としてピンとこない名前に、あ、昨日の引越し業者さんかな・・・
「お世話になっております」
と業務的な返事。
こりゃわかっていないなと思った電話の相手はもう一度
「Fです」
え〜〜〜、ぎゃ〜〜〜、敬愛するF先生。
敬愛しているとはいえ、電話番号の交換とかメールの交換とかするそんな仲じゃないから、まさか、電話がかかってくるとは。
「A(共通の知人ね)から、Pecoちゃんのことを聞いて、話をしたいと思って電話した」
実は、F先生、10年近く前に喉頭がんを声帯を切らないで治している。
「セカンドオピニオンどころじゃないよ。納得がいく病院が見つかるまで二桁のオピニオンをとった」
と、当時、話してくれた。
そして無事、仕事復帰。
そして、昨年、肺がんが見つかり、それも、納得のいく病院を見つけて手術をし、今も緩やかな治療中だという。
その経験もあり、私の力になってくれるためにわざわざ電話をくれたのだ。
「先生から電話をもらえただけでも、この病気になった甲斐があります」
と思わず口走ってしまったね。
先生の許可なく先生のアドバイスを共有しちゃう。
だって、きっと、多くの人の役にたつと思うから。
・治療が始まってしまうと、セカンドオピニオンをとっても、なかなか転院は難しい。責任が持てないので引き受け病院が嫌がるようだ。
・だから、最初に自分にあった病院を見つけるのが本当に大事。
・検査の方法にしても検査の技術にしても検査結果の解析のスキルにしても病院によって大きな差がある。
・人脈や、ネットワークを使って調べていくと、必ず「ピカリ」と光る病院が見つかる。多くの人は、調べていくと嫌なことばかり書いてあるので心が折れて、調べなくなる。それではいけない。諦めずに調べること。
彼はそれで、前回も、今回もベストな病院を(多少遠方でも)見つけて、経過も良好のようだ。
「今は、髪もふさふさで〜」
「え〜、先生の髪がふさふさなのイメージできません」(だって、病気になる前からふさふさとは程遠かったのに)
「あれ〜産毛ぐらいかな」
「私も、来年あたり、やっぱり美人薄命だったねって言われないようにがんばります」
と研修所前で大笑い。
「いつでも、連絡してきて」
とありがたい言葉をいただいた。
もう〜、F先生、愛してる。
実はその日、病院から、明日聞くはずの検査結果が伸びているので10日後にしてほしいと連絡があったところ。
あれこれ調べる夫のことを「面倒臭い」と思っていたが、いや、これは、ありがたいことかも。
一旦、入院して、治療を始めて、その間にセカンドオピニオンをとって、他の病院がいいと思えば転院すればいいか・・・ぐらいに思っていたが、検査結果延期はむしろチャンス。
とはいえ、原発癌が見つかっていない状態だと、病院検索も難しい。
私がすでに行った病院は日本でも数少ない原発不明癌科のあるところだ。
そして、あれこれ検討の結果、やはり、この病院に世話になってみようと決心をした。とりあえずの後悔はない。
通常2週間と言われている生検の結果が10日も伸びているのは、素人の私が考え得る理由は二つ。
① 原発が見つからず検査を増やしている
② がん細胞が見つからず検査に時間がかかっている
ここまできて、「②誤診」だったら、めちゃくちゃ手の込んだオチ。
もう私、癌患者ブログ見たいの書き始めちゃってるし・・・
仕事、やめちゃってるし・・・
みんなに、そして、私に、笑いのネタ作っちゃったわ。
結果が待ち遠しい・・・
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というところで、つづく〜〜
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