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人生を終えようとしている人たちが僕に伝えたかったこと。。僕の生き方を根本的に変えた出会い!「健康編」

職業は何ですか?と聞かれると困る。。僕には仕事というものがない。人々が言っている仕事を入れると10以上あるし、一つこれ!というのもない。もちろん昔はあった。。海外で働いている時はもちろんサラリーマンのようにがむしゃらに正社員で働かないと労働ビザが下りないから働いていた。

給料=成績と考えていたからだ。でもこの考え方が変わったのはスイスまでだろう。スイスは日本の2、5倍のGDPがあるので給料も自然とそのくらいはもらえる。しかもスイス人ができない特別な職業となるとスイス人を超える。日本でいう年収1000万円が高収入という考え方はスイスではただの普通になる。

でも今はYOUTUBEなどもありいろんな高級所得者が彼らの生活を語ってくれていてわかるように年収1000万円を超えたらほぼ変わりはない。贅沢な暮らしをできると思うかもしれないけどもきっと皆さん同じ!欲しいものを値段も見ずに買えて、そして欲しいものがだんだんなくなり、お金に興味がなくなるものだ。

でも人は経験しないとわからなかったり気づかなかったりする。もしお金を欲しいのならば是非「年収1000万円」を目指し数年間味わう。どうやって?さっきも言ったようにスイスやルクセンブルグなどで働く!ルクセンブルグなどは平均年収1200万円だ。

そこでお金が好きなのか、あまり意味がないものなのか。。分かれると思う。僕は後者だった。

日本に戻ってから僕は日本の旅に出た。観光地よりも田舎、そこにいる人々、地域の文化にとても興味があった。昼間に訪れるものだから若者はいなくほぼ高齢者、そして時間がたっぷりある話好きな人たちとの会えた。

青森県で出会った一人の男性。横浜で仕事をしていたが50代で脳梗塞になり嫁さんの実家の青森の田舎でリハビリし散歩していたところで出会った。

僕はその病気になった人に必ず聞くことがある。

それはそうなった原因だ。

彼は杖なしでは歩くことができずに水やお湯の温度もわからない。お風呂のお湯も触ると氷のように感じるみたいだ。

原因は生活習慣病! 彼曰く辛い食べ物が大好きだったようだ。本当に辛い食べ物が大好きで。。。

僕は彼だけではないが3人ほど同じように辛いものが大好きで身体を壊した人がいる。親戚にも一人いるくらいだ。今本当にTVなどでも多いが辛いものは本当に危険だと思う。

どんどん辛いものを求めていってしまう中毒がある。辛いものを食べるなとは言わないがきっと僕と同じように被害者に会うと伝わるかもしれない。僕自身そこまで辛いものは好きではないが僕の周りでも辛いものが大好きな人が意外と多い。

個人差はあるかもしれないけども気をつけて。。

たくさんいるけども最後に思い出に残っている一人。桜って本当にいいもので特に海外に長くいると余計にそう感じるものです。そして桜の時期には近所の廃校になった小学校の桜を犬の散歩がてらに見に行くんです。

小学校の校庭の周りには桜の木がずらりと並んでいる。

桜の時期は毎朝7時くらい1週間そこに行きます。ある時、自転車でやってきたおじいちゃんが桜を見ながら座ってました。

おじちゃんとお話をすると、

「ここの桜が大好きなんだ。誰もいなくて。。ゆっくりと見られて。。」

僕も同じ意見ですごく素敵な桜でだれーもいなくて本当にずっと眺めてられる。

おじいちゃんはここの小学校の卒業生のようで思い出もあるみたいです。

でもおじいちゃんは「来年この桜見られないかもしれない。。」

おじいちゃんはガンになっていて余命は半年という。でも名古屋の方で最先端の医療を4ヶ月後に受けられるみたいなので手術をすると話してました。

おじいちゃんはさらにこう話してくれました。

「どんなにお金があったって健康には変えられんよ、健康が一番じゃ。」

その年はおじいちゃんに3回くらい朝に会っては1時間くらい座って話してました。おじいちゃんと座って桜を見ているのが好きだった。

次の年、また桜の時期がやってきました。朝行くけれど自転車の姿もおじいちゃんの姿もありません。時間が違ったかな。。毎回行く時は6時、7時、8時と時間をずらして行ってみた。。いない。。

「おじいちゃんダメだったのかな。。。」

その次の年も。。その次の年も。。そこに行く度におじいちゃんのことを思い出す。そしておじいちゃんが座っていた場所、そこの隣に一人で座っておじいちゃんと一緒に桜を見ていた時のことを思い出しす。

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ある時にそこに来ている近所のおばあちゃんグループに出会った。その人たちにこのエピソードを話すと「そのおじいちゃんはその1ヶ月後に亡くなったよ。手術は受けられなかった。。」

そうか。。。

やっぱりダメだったのか。手術が受けられたらどうなったかはわからないけどもおじいちゃんとの出会い、そして伝えてくれた言葉。。

そう僕の仕事は「健康でいること」

これがお金になるかならないかは関係ないけども贅沢しなければ生きていける。不健康になるようなことは極力しない。。

それは仕事のせいにも人のせいにもしない。すべて自分で決める。だから自分の好きなことをし、食べたいものを食べ、会いたい人と会い、人のためになるのならば人のためにする、楽しく生きる。

そう決めてからもう5年くらいになるだろうか。。

生きているし楽しい!毎日が感謝で刺激や感激、感動を求めて行動している。学ぶことが楽しいしライフスタイルが今ここにある。

今日急遽このことを書こうと思ったのは朝食を食べ終わった時にいつも以上に健康であることに感謝したからだ。

健康であるから美味しいと感じる!

健康であるから動ける、笑える、楽しめる、働ける、食べれる、好きなことができる!

今日は先日冬用に出した薪ストーブで味噌汁を作り頂いた。やっぱりガスで作る味噌汁と全く違うものだった。ガスは熱い!が薪だと熱いのだけども芯まで暖かい。ガスは表面だけの感じだ。

近所のおばあちゃんが僕のガスストーブから煙が出ていると遊びに来る。

「煙が出ているとなんかほっとする」という。昔は全てが薪で料理していた。すべての家から煙が出ていたし、煙が出ていると「もう起きているんだ!朝食作っているんだ。」というのがわかるみたいだ。でも今はそう言った風景は田舎でもなかなか見れない。

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薪ストーブを囲んでおばあちゃんとお話しする。その時間も僕は大好きだ。

薪で料理すると旨い!お茶もコーヒーも美味しい!そして燃料は近くの森から頂ける。そして森が綺麗になる。いいことだらけだ!



全国を愛犬と旅しながら地域の習慣や食などをそこにいる人には気づかない素敵な文化などを伝えてより良い楽しい生活になったらいいなと思います。こんな美味しい食べ物や習慣、生活に気付いたらシェアできたらと思います。私たちが知らない素敵な日本を世界にも伝えたいと思います。