お前らは神か

もしかすると私は、単純に日本…というか東京と実家（とは呼びたくないが）に対する適応障害なのかもしれない、と思う時がある。

実際のところ、診断のメインは複雑性PTSDなのだが。

あまりに嫌いで、親が持っているスタバの”TOKYO”とロゴが入っているマグカップをテーブルに強く叩きつけた。割り損なったが、犬が怪我しない限りバラバラに砕けて欲しかった。
一番最近首を吊ってから右手が痺れており、まだ完全には力が入らなかったから割り損ねた。他にも、（詳細は省くが）店をクビになるなど右手に力が入らないのはデメリットしかない。

見栄を張らないと邪険に扱われるという体験が多すぎて、いつしか過剰に自己防衛するようになった。勿論摂食障害は親子関係によるところが大きいが、常に容姿を気にしなければならない東京が嫌いだ。

隣の芝は青い。それは理解している。
確かに、都会には何でもある。多くが私には手に入らない物だが。

実家自体は都内の空白地帯にあるが、新宿、渋谷、池袋といったヒプマイのディビジョンがあるターミナル駅を利用しなければクリニックにもアクセスできない。そういった場所ではいつも絶望的な気分になる。本当は実家からも日本からも出たかったが、持病が悪化して私は本当にロクに働けない状態になってしまった。こうなると収入も生活能力もほとんどなく、実家から出るのが難しい。少し前はパンチにキックや、ハンマー・ナイフの持ち出し、など認知症が入ってきた父親の暴力性も増してきている。私も当然やられたらやり返すので、摂食と鬱、強迫が酷くなってきた12年くらい前の状態とほぼ変わらない。ただこの頃のように首を絞められるほど父親も元気じゃないし、昔から力は私の方がある。右手が痺れてなければね。

以前投稿したように、私は父親46（45と思い込んでいたが違った）、母親39の高齢出産児である。これは当然、メリットが無い。”申請レター”に書いたように、状態が逼迫している大きな理由の一つだ。

自分の病の根源を介護しろと日本の法律はどこまでも、望んで生まれてきてはいない子供の立場で苦しむ人を縛り、追い詰める。私個人の話でいえば、父親は私が20代のうちに2回癌になり、後期高齢者になり、半分ボケに入り、より暴力的になった。母親も私も、当然世話をする気はないが要支援2の父親を受け入れる場所はどこにもない。そして望まない”奇跡”が起こった。予後の悪い肺と膵臓に癌ができたはずだが、再発していないのだ。これを医者が”奇跡的”だとか何とか言ったそうだ。そうですか、誰も望んでない奇跡はさながら不良債権なんですが。

本題に入るか。

尊厳死申請を考えるまで

何度も、訳し方に迷いましたが、向こうがEuthanasiaと表現しない以上、一番近いのは尊厳死という言葉なのではないか…と思っている。

2022年の最後に希望がなくなり鬱が酷くなった私は、実家で母と犬と同居することになった。この頃、幸いにも父親は入院していたが、私には母親との同居もかなり厳しく（元々発端は大体母親だったので）、2023年1月のうちに母との激しい口論の直後ラボナをODして意識を失くしている。これは不眠が酷く処方してもらった薬で、別に死ぬとも思っていなかった。ただ、今までのように空虚感を埋める方法や絶望感を誤魔化す手段が他に見つからずヤケクソの一言に尽きた。気づいたら丸一日の記憶がなく、ベッドから落ちて顔面血まみれになっていた。母からはもっと……あれな（ここには書けないような）様子を聞いた。愛犬のことは認識していたらしいが、意識が混濁している私に、母親が犬を近づけると「エダー…エダー…」と名前を読んだらしい。当たり前ですが、私の犬の名前は「枝」とかそういうのではありません。そして何故犬を近付けた？😭

そこから、振り返って見れば恐らくワクチンの影響で、打ってしばらくブレインフォグが続き、文字が追えなくなった。鬱の悪化だと信じていたので、ベタナミンやら色々試したがどうにもならず。塾でバイトしていたが、当然これも難しくなる。相変わらず委託業務もしていたが、ある時から頑なに未払いが続いたのでやめた。

その後、私にはADHDの気質があるということでコンサータを試したが逆に眠くなったり、調子が悪くなり、薬を色々試すが余計訳が分からなくなってくる。2019年、ストラテラで熱が下がらず大学病院送りになったことを思い出した。インチュニブもこの時期だったか。迷走に迷走を重ね、いつしか疑問を抱くようになった。私は実験台かと。薬を飲んでも良くならないし、私は既に10代の頃から飲んでいる薬がやめられずずっと足枷だった。一度でも止めると、ガス室にいるような苦痛を与えてくるため、もう切れないのだ。主治医はベンゾも辞められるというが、私はそうは思わない。簡単に言って欲しくもない。薬というのは、患者を精神科に縛りつけるものであり、利益が大きい。そこは否定できないような気がする。

そして、約10年ぶりに心理検査をすると、ADHDもASDもグレーゾーンなのではないかという心理師からのPDFが届いた。詳しくはないが、果たしてそれはどうだろうか？多分、複雑性PTSDとグレーゾーンは関係があるということなんだろうけど。

今回は言語理解と知覚統合に45の差があるんですが。こんなのは本来生きていけない数字だよ。

ブレインフォグが消えていき、私はNZに英語教授法（ぼかします）を取りに行った。これは最後に本当にいい経験だった。だからこそまだ、日本から出ていくことに執着するが私ほど拗らせた精神疾患だとハナから無理な話だったのだ…。今でも夢に見るけど、どうしたって私は死ぬんだから夢を見るのもいい加減終わりにしよう。

父親が退院してしまうということで、私はまた塾でバイトしながらマンスリーマンションに一時避難した。だが、引き払う日は当然やって来る。そして、ここにきて最悪だ。母親が”新興”仮想通貨の詐欺にあった。頑なに隠すのだが、グループLINEを見ればどう考えても中華系詐欺集団だ。マイニング手数料なるものを更に数十万払う手前で何とか止めた。だがこれに伴い、口論は激しくなる一方だし、母親は私が幼少期からスピリチュアル（笑）や
マルチ商法に長く騙されてきたため、トラウマが増えもうどうしようもなくなった。ボケかけてる父親は何があっても母親の味方という奴隷根性のため、私には文字通り味方が誰もいない。

加えて、家から距離を取るためにと入院の話が出たのだが紹介状もろくに読まず、こちらを一瞥した初診
(一番初めにASDの診断を出した病院なので正しくは初診ではないが)
担当の威圧的な医師は、保護室だの閉鎖だのを脅し文句のように使った。その場で医療保護入院になりそうだったところを強く断り、ギリギリで回避した。待合室には、具合が悪く、椅子にもたれかかったりずり落ちそうな方がたくさんいた…。ホームページの入院案内は信用してはいけない。

希死念慮があるだけで、本人の意思を確認しないまま病棟にぶち込むつもりだったのだ。当然医療保護入院は、退院も自分では決められない。本人の意思はそこには無く、徹底的に無視される。

この少し後か、スイスのある団体が精神疾患者もかなり厳しい審査になるが尊厳死の対象にはしていると知ったのは。もう精神的に限界だったので、号泣しながら長文でこれまでの経緯や希望のなさ、こんな人生だったのだから死に方くらいは選びたいといったことを長文でメールした。どうせ返事はないだろうと思っていた。だが、返信が来たのはその日の夜中（時差がある）だった。

あなたの内容なら、必要書類が揃えば審査に入れますということだった。

そこから私は、ある意味ではノイローゼだ。何をしていても尊厳死が受け入れられるか否かを考えている。時に団体の対応が冷たく感じて深く深く落ちることもある。だけど、スイスの団体が精神疾患を受け入れる可能性があるという事実は、ものすごく大きく、初めての返信の後少し自分の世界の明度が上がった。それくらい、いつどうやって死ぬかを選べるというのは何にも代え難い、希望だ。

メンバーシップも取った。少しだけ進んだ気がした。これは当然、尊厳死の権利とイコールではない。だが、とりあえずメンバー停止の憂き目には遭わなくて済む。

しかしながら、今暗礁に乗り上げている。それは主治医が審査用の診断書（必要な要項は団体から提示されている）を書いてくれないからだ。以前投稿したように、明らかにかわされている。精神科医としての葛藤の一部は想像に難くないし、余計な仕事を増やしたことは申し訳ないと思っている。

だけど聞きたい。もう心が死んで、社会的にも希望のない予後の悪い患者に何故穏やかに尊厳を持って死ぬ権利を与えないんだろうか。

絶対的な孤独、恐怖、リスク、絶望の中で「自殺」したほうが良いと思うのだろうか？それならば互いに納得できる理由はあるんだろうか。

医者というのは、他人の意見や視線というのは、何が正しくて、何が間違っているのかすら判断できる「神」のようなものなのか？

倫理や尊厳や人権は、今の日本の精神福祉フィールドではただの言葉遊びのように感じる。

一度精神疾患になれば、それらは剥奪されるも同然だ。まして死に損なったら？今も不明瞭な精神科閉鎖病棟は？

追記
Twitter(頑なにTwitter)でまた自殺未遂への不安を煽り、亡くならなかった方を晒し、侮辱するようなツイートがあった。一定数見かけるのだが、あくまで抑止力にはならず、そういう発言が漏れるくらいには本人も病んでいること、現場の待遇の悪さを自白しているようなものだ…だが気分が悪い。あれが仮にも医療従事者なのか？

人権とか尊厳とか、そういう言葉を私は使うけど、要は亡くならなかったがためにこういう奴らに晒されて煽られて、それすら"仕方ない"で済むのかって話。日本は国全体がどこより病んでいるのに、自国での尊厳死の可能性は限りなく低い。じゃあ言語の壁は？費用は？私は……許可が降りても黙ってじゃあ死にますにはしたくない。

Thank you very much for reading my post.
Have a great great great great one!