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魔法のかけ方

心がけている事がある。

仕事を一緒にしてくださる方に、ワンランク上のクオリティの環境の中で仕事が出来るような提供方法である。

だからと言って、当方の労力が倍増するかといえば、そういう訳でもない。

長年の経験から仕事の見せ方を知っているだけである。

ワンランク上のクオリティを見せると、相手にとってそれは新鮮で効率良く、夢心地で仕事のワクワク感につながる。

そんな魔法のかけ方を知っているのである。

基本、仕事を行う時にはGIVEの精神である。

今まで培ってきたスキルを総決算して仕事に取り組むので、自然とクオリティの高い状態が保たれる。

一緒に仕事をする相手が、対象の仕事に対する要望を出してくれればくれるほど、GIVEの精神は高まる。

その前提には、短時間で効率良く質が良い出来になる方法を取る。

いくら質が良い仕事でも、労力が倍増するなら意味が無い。

それが仕事をする上でのプライドでもある。

物事を進める為には、コツと言うものがある。

同じ仕事をする人の前で、簡単にやってのける仕事も裏を返せば、からくりが多いことが多々ある。

現実問題、仕事で自分の代わりは、いくらでもいると思っている。

自分がやめれば、誰かが採用され同じ仕事を受け持つ事となるのであろうが、自分なのか新しい誰かさんなのか、一緒に仕事をする相手が温度差を感じるぐらいのクオリティは維持している自覚はある。

あんな要求や、こんな要求を簡単にこなしていたんだから、新しい誰かさんに同じ注文を出しても思い通りにはいかないであろう自信もある。

職場を去った時、ワンランク上のクオリティの夢物語も一緒に仕事をしていた人達の前から、霞の様に消え去るのである。

今まで、そんな仕事のやり方を繰り返してきた。

何事をやるにもGIVEの精神で行っているが、受け取り側の皆が同じ心持とは限らない。

多くを搾取するだけで、満足する人達がほぼほぼであろう。

仕事をやる上で、スキルも重要であるが、コミュニケーションが重要な事に気が付かなくて仕事をしている人が多い。

特に忙しい職場の人達に多い。

基本、コミュニケーション上手の人に対して、GIVEの精神は炸裂する。

一緒に仕事をして行こうと言う側面を見せる人とは、こちらも協力して仕事を行う気持ちが高まるからである。

GIVEの精神を受け取りワンランク上のクオリティの中で一緒に仕事をしてくれた人には、自分の仕事の価値を感じてもらえただろう。

ワンランク上のクオリティの魔法をかけるには、やっぱりスキル磨きが必要である。魔法のかけ方の方法は、経験と長年のスキルである。


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