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「一本歯下駄を履くと地震の揺れが軽減できる!?」

いつかは起こると言われている南海トラフ地震に備えて、行政レベルでもいろんな対策が講じられている。防災バッグを枕元にセットしておくことや食糧や飲料水の備蓄などは個人レベルでもできることで実行されている方も多いだろう。

一本歯下駄クラブ主宰、PEACE RUN世界五大陸4万キロランニングの旅を走るアドヴェンチャー・ランナー高繁勝彦さん(63)によれば、ふだんから防災の意識を高めておくために備えておくこととして、まずは一本歯下駄を用意しておくことを挙げている。

日常生活において見事に一本歯下駄を履きこなしている高繁さん

元々不安定な履き物であるが故に、仮に震度5レベルの大地震が来たとしても、足首や膝、腰の関節を柔軟にしておくことで揺れる感覚を抑制できることが明らかになった。高さは10センチ程度のものでも十分。耐震効果を高めるために、できるだけ普段から一本歯下駄を履いて歩くことを推奨している。

高繁さんは10年前から一本歯下駄を履き始め、普段からトレーニングツールとして一本歯下駄を愛用。一本歯下駄でのウォーキングやランニングはもちろん、一本歯下駄を履いての登山も行っている。

一本歯下駄で山を駆け回る高繁さん

一本歯下駄クラブはフェイスブックの公開グループとして2014年に設立。現在2000人を超えるメンバーが参加。一本歯下駄トライアル(体験会)などのイベントも定期的に開催され、ますます一本歯下駄ファンを増やしている。

一本歯下駄ランナー大集合(愛知県春日井市で開催された絆マラソンにて)

防災意識を高めるのはもちろんだが、いざという時に動じることのない強力なメンタルを身につけるためにも一本歯下駄は効果的。一本歯下駄で街を歩けば、必ず多くの人の視線を集めるが、この異形なフットウェア(履き物)が履く人をよりポジティヴにしてくれることは間違いない。

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