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【記事100本目】アラフィフおやじの夏、青春18きっぷ一人貧乏鉄道旅の振り返り(3日目:長崎滞在たった40分)

(投稿した後に気が付いたのですが、今回の記事が100本目だったようで、バッチを貰いました!)

アラフィフ世代、適応障害で長期欠勤中だった私が、この8月に一大決心をして、青春18きっぷを使い一人貧乏鉄道旅をした時の振り返りです。

前回は、旅の3日目の、博多駅で見た、面白いと思った列車ベスト3についてお話しました。

今日は、博多から先に進みます!

11:23 博多発 鹿児島本線 快速久留米行に乗りました。

11:51 鳥栖駅で長崎本線長崎行普通列車に乗り換え。
下の写真が長崎行です。この写真、見覚えないですか?

はい、昨日の記事に掲載した817系電車です。これは鳥栖駅で撮影しました。

再登場の817系電車さん

2両編成のワンマンカーの車内は、既に二人掛けの座席のどちらか片方に人が座っていて、唯一空いているのは2両目最後部の優先席だけでした。

とりあえず、お年寄りの方が来たら席を譲るつもりで座りました。

それにしても、次々と各駅に停まりますが、乗客が全然降りません。
山陰本線のあの貸し切り状態ほどガラガラの車内の列車とは大違いです。この路線は人口が多いのかな。

乗客の年齢構成は、見た感じ高校生~20代ぐらいの若者が多いです。夏休み中ということもあり、観光地の長崎に遊びに行くのかな?

若者たちに交じって、ぽつりぽつりと2人掛けの座席の片側に、私と同世代と思しきおじさんたちが座っている姿が目に入ります。

ちょっと小太りの人や、頭がとても大人な人、白髪交じりの人(私もですが・・・)

それでいて共通するのは、皆一眼レフのカメラやコンパクトデジカメ、そして紙の時刻表を持っていました。

これは間違いなく、「乗り鉄」、「撮り鉄」の皆さんでしょう!

中には、折角座席が空いても、座らずずっとドア付近に立ったままでいて、駅に停車するたびに写真を撮っているおじさんが居ました。

「この人、もしかして終点の長崎駅まで33個ある駅全ての写真を撮るつもり??」

だとすると、相当のオ〇クかもしれない。

私は流石にそこまで写真を撮ることだけに拘っていられませんでした。

12:30 佐賀駅で特急待ち合わせのため私が乗っている普通列車は6分停車。
この間、12:33発の特急かもめ19号に抜かされます。

佐賀駅のホームは閑散としていました
佐賀駅で普通列車を追い抜く特急かもめ19号長崎行き

この後、15分列車に揺られ、長崎本線と佐世保線の分岐点である肥前山口駅に到着。ここでは17分停車します。

肥前山口駅は、2022年9月23日の西九州新幹線開業に伴い、駅名が江北駅に改称され、1913年から109年間親しまれてきた「肥前山口」という駅名に分かれを告げました。(改称前の8月下旬にこの駅に降り立つことが出来て幸いでした。)

肥前山口駅停車中の長崎行普通列車
今は無き肥前山口駅の看板。写真に収めておいて良かった~

長崎駅着は15:23でした。
長崎駅の構内は、開業まで1か月を切った西九州新幹線開業に向けた工事が急ピッチで進んでいました。

長崎駅のホームは新しく綺麗
西九州新幹線乗り場入口はまだ工事中でした
長崎駅西口の外観
長崎駅東口駅前 まだ工事中でした

本当はゆっくり街中を散策したいところですが、その後の行程もあるため、約40分後には再び列車へ乗車し、佐世保へ向かいました。

16:06 長崎発大村線経由佐世保行に乗ります。
下の写真の、長崎止まりの列車が折り返し佐世保行きとなりました。

この列車、ライトが可愛らしくないですか?

この車両、YC1系気動車という、ディーゼルと電気のハイブリッド形式のエコな気動車なんです。

2018年から製造が開始された、新しいタイプの気動車です。

この「YC」って、なぜYCというかご存じの方はいらっしゃいますか?

ちょっとネーミングが癒し系なのですよ。

YCとは、この車両の開発コンセプトである

「やさしくて力持ち(Yasashikute Chikaramochi)」

の頭文字なのだそうです。

顔つきもなんだか可愛らしいYC1系気動車

このユーモラスな顔つきと、車両のネーミングもさることながら、乗車するともう一つ驚きがありました。

それは、シートのデザインがかわいいこと!
シートの図柄が、よ~く近づいてみると、ぶどうの蔦みたいな柄なんです。
それと、木を使用した造りになっていて、室内も白を基調とした明るい車内。

何だか、家のリビングにでも居る感じがしませんか?

白を基調とした明るい車内
ちょっとおしゃれなシートの柄

普通列車の車両でここまで出来ていれば上出来だよなぁ。と、私一人で盛り上がっていました。

長崎を出ると、大村湾に沿って佐世保へ向かいます。

大村線には、女子の憧れ、ハウステンボスに直結している駅があります。
その名も、

「ハウステンボス駅」

まんまですね(笑)

この駅のホームで下車し、写真左側から中央に向かって掛かっている端を渡って園内に入って行くようですね。

正面はホテルオークラJRハウステンボスだそう。
私はハウステンボスには行ったことがないのでよくわかりませんが、おしゃれな外観ですよね。

ホテルオークラJRハウステンボス

この駅の停車時間は2分ほどと短く、途中下車は出来ず車窓からの撮影でした。

そしてまたしばらく大村湾に沿って列車は走ります。

終点佐世保到着は18:37。
こちらも次の列車への乗り換え時間がわずか14分しかなく、
途中下車をして駅前の様子を見る時間はありませんでした。

佐世保バーガーも食べてないし・・・。(元々予算取ってないけど(涙))

佐世保駅
佐世保港がちょっとだけ見えました

さあ、ここからは大急ぎで元来た道を戻っていきますよ。

長崎には戻りませんが、佐世保線で肥前山口まで行き、そこからは長崎本線を鳥栖まで戻りました。

鳥栖着は21:18。もうとっぷりと日も暮れて・・・。というか、完全に夜です。

鳥栖で、3日目8本目となる、21:50発の熊本行普通列車に乗りました。

列車の中で、夕食の食パンと、小倉のホテルの食堂から持ってきたパンを食べました。(全然お腹一杯にならない。)

23:30、予定通り熊本駅に到着!

ふぅ~。何とか日が変わる前に3日目の行程を書き終わった~。

でも・・・

熊本駅到着後に、宿にたどり着くまでの苦労が残っていました。

その話はまた次回、4日目の行程の前にちょっとだけ?プラスして書きますね。

ここまで読んで頂き、ありがとうございました。

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