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一汁一菜でいい

宿泊できる場所になっていく「スロウプハウス」ですが
同時に宿泊してくださった方にどんな体験をしていただきたいか
プログラムをリサーチしております。

どんな朝ごはんが良いかな・・・
どんなことを体験してもらいたいかな・・・

ある朝は
6:30から里山を歩き
腕利きの板さんが地域の食材で創る朝ごはんをいただきました。
里山の原風景
少し歩くだけで眼下に現れる景色。
すごい贅沢が近くにある

あたりまえのありがたさ。


この日は6:30から地域のおばあちゃんたちがラジオ体操をしていました。
10年以上続けているらしく
腕は良くまわるし 
笑顔が清々しく
いきいきしている

この地に住む私たちにもこの体験が日々の糧となりそうです

日々の忙しさから距離をおき
「いつもの時間」を少し削ってみるだけで
余白の時間をつくるだけで

新たな出会いがある
新たな時間が生まれ、新たな価値観が生まれる

秋葉区にいらっしゃる腕利きの板さん


食材を丸ごと使うことはタブーとされてきた日本料理界で
捨てられてしまう部分も美味しくいただければ・・・
とシンプルで美しい一汁一菜を創り出してくださりました。

『一汁一菜で良いという提案』
そんなタイトルの本に最近出会ったのですが
食と言う分野でも
モリモリ食べろ食べろと言うよりも
腹八分目で3食だって食べなくて良い
どちらかというと
そういう価値観に共感しています・・・

お腹空いている時の方が、パフォーマンス力もアップしますし・・・

余白があるって大事

そういいながら、美味しすぎてご飯を3杯おかわりした私たちでした。