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原始の草で「糸作り」

2014年

弟が亡くなった

正直

仲は良くなかった

私の生い立ちのせいでもあるんだけれど

彼は私のこと「康子」と呼び捨てにしていた

それは

私が母親に捨てられて

迎えにきてもらってからもひねくれていたからなのだろう

多分私のことは大嫌いだったと思う

それが彼も離婚を経て

母親と暮らすようになり

自然といつの間にやら「姉ちゃん」と呼んでくれるようになったのよ

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このころの私は「もう完全潰れそうだった」

弟が亡くなったショックは

私より

母が相当だったのよ

そのこともあり二重ね

実は母は毎日「死にたいしか言わない」

それを延々「なだめていて」私は自分の深い悲しみを処理できずにいた

泣きたいのに泣けない

泣いてるけど

泣ききれていない

私にはこれからどう母をすくい上げていくかしかなかったから

その時この友人が

救ってくれた

私は考えることが多すぎて

もう考えたくなくて

何かをせずにはおれなかったのよな


毎年していた

草の糸つくり体験

これで

友人は

ブレスレットまで作る

ワークショップ

してくれたのね

救われたわ

頭の中は当分

このことだけ考えたらいいからね

何か恩返しがしたかったのよ

でそれが

かなった

つい最近

彼女が竹田に移住

お仕事

お家

決まったのよ

少しくらいは

恩返しできたかなー

草はね「からむし」というのよ

6、7、月くらいに刈る

葉を取り軸だけにして

持ち帰る

外の皮を剥くそれをひとまず「水を張ったところ」に放り込む

芯の部分は捨てる


皮の部分の裏側に繊維がある

それを

何かで削ぎ落とす

これが繊維取り


最近は便利だな


ユーチュウブ見たら出てくるもんね

ではでは

毎年

おかんハウスでしてるよ

8月は

葛やね



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