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【夫婦別姓に続き、LGBT法も却下されてしまったみたいです】


LGBT法などを反対する人たちに対して、この記事は「議員は勉強が足りない」と言い切っているところが面白いですね。
LGBTを頑なに排除する姿勢、「家族」の偶像、保守的な思考など、考えさせられる内容がたくさんありますので一読の価値ありますよ^^

今日はその記事にプラスして、私見を少し書きます。


『ニューヨーク・ニューヨーク』羅川真里茂

日本のエライヒトには、この漫画を見てほしい。
これは、ゲイカップルが大恋愛を経て結婚し、養子をもらって幸せな家庭を築くハナシです。
たしか、片方が早くに亡くなって、もう片方が亡くなった相方を生涯愛し抜き、養子の子どもらに愛を教えて人生を全うするというハナシだったような…。

中学頃に古本屋で見つけた記憶があります。
中学生といえば思春期真っ只中。
そんなワタシが、BL好きではない中学生が、純愛漫画として深く感動したものです。
愛に性別は関係ないのだと教えられました。

法律を却下したエライヒトたちには、この感動は伝わらないのかと思うと気の毒にも感じます。


子孫が残せない

「子孫が残せない」とか日本のエライヒトは言っていますが、ニューヨーク・ニューヨークのように「幸せな家庭」を増やすことはできます。

日本における、親のいない子どもたちが施設で過ごす割合の高さを知らないとは言わせたくないですね。
養子制度もメジャーではなく、いろいろなことに偏見が根強い日本は、施設に入った子どもが家庭で過ごさずに施設から社会に飛び立つことが定石です。
施設を卒業して18で社会に放り出されるのは、どれだけ大変なことか。帰れる実家、逃げられる実家があることがどれだけ有難いことか、日本のエライヒトに理解できる日は来るのでしょうか。

子どもが欲しいと思ういろいろな形のカップルと、親に恵まれなかった子どもの双方に縁を持たせて幸せな家庭を増やすことができれば、愛を覚えた子どもが次の時代の子孫を増やすことも期待できますよね。
そんなにシソンにこだわるのなら、このような発想の広がりを持てばイイんです。


まとめ

LGBTにしても、夫婦別姓にしても、いつまでも子どもみたいに感情論だけで人の生き方を制限せず、しっかりと頭で考えて社会を治めてもらいたいですね。

地方では、このような取り組みも進んでいます。秋田県がLGBTを含めた差別の禁止を義務化しようとしているんです。

これに倣い、日本のエライヒトにはざんぎり頭を叩いて文明開花を起こしてもらうことを期待します。


夫婦別姓の法律が却下されてしまった話はこちらでしています。
ぜひ遊びに来てください^^

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