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10年ぶりの友人に会ったら、人生の広がりを感じた話

先日、約10年間会っていなかった友人とランチをした。

友人は高校の同級生。
大学や社会人になってからも会っていたけど、お互い仕事が忙しくなったり、環境が変わったタイミングで会わなくなっていた。
何年会ってないか定かではなかったけど、9年前の出来事を聞いた記憶がなかったので、おそらく10年ぶり。

なんと言っても彼女とは進んでいる道が全然違う。

<私>
・文系四年制大学に進学
・ITベンチャー、スタートアップのキャリアが中心
・独身ひとり暮らし

<友人>
・医療系専門大学に進学
・ずっと医療関係の仕事
・結婚し2児の母

こうみるとまるで共通点がない。
「高校のクラスメイト」という縁がなければ交わることはなさそうに思う。


そんな友人と再会することになったキッカケは突然のLINEだった。

夢にぱらが出てきて会いたくなって連絡しちゃった!

きっと送るまで色々悩んだと思う。
なにせ10年ぶりだから相手の状況も全然分からないし、「送って平気かな?」という葛藤があったに違いない。

それでも連絡をくれた友人には本当に感謝。私はすっごく嬉しかった。

彼女は2児の母になってることもあり平日昼間が一番会いやすいとのことだったが、ちょうど私はフリーランスになって平日でも比較的予定を調整しやすくなっていた。
そんなところにもご縁を感じる。


いざ、会う当日。
10年ぶりだしドキドキしていたけど、駅の改札を出たら全然変わらない彼女の姿があった。10年ぶりなんて全然感じないほど、びっくりするくらいすぐに打ち解けた。

それでも、やっぱり時間は10年経っている。
私も彼女もたくさんの変化があり、お互いの10年の話を聞いてるだけで、あっという間に時間は過ぎた。


彼女の話を聞いていて、私はこんな感覚になった。

なんか2人分の人生を生きている感じ

大袈裟かもしれないけど、彼女の生きてきた10年の話を聞いた分、自分の人生が広がったと感じた。

当然、人は自分の人生しか生きることはできない。
でも、人との関わりによって人生の幅を広げることはできる。
それをすごく感じる体験となった。

特に、彼女とは先ほども書いた通り、全く違う道を進んでいるので、その感覚が大きかったのかなと思う。
彼女がやっている仕事は私の知らないことばかりで、そういう意味でも知識が増えた。


30代になると、長く付き合っている友人は似たような人が多かったりする。
それもとてもいいことだし、その友人たちがいるからこそ今の自分があるのだけど、今回の体験は10年ぶりだったからこそだなと思う。


ぜひ、このnoteを読んでくださった方も「長く会ってないけど会いたいな」と思う人がいたら、連絡してみてほしい。

きっかけは「夢に出てきた」でいい。「10年ぶりに友達に会った人の話を聞いたら会いたくなった」でもいい。
きっと受け取った方は嬉しいと思う。

私も誰かに連絡しようと思う。
こうやって人に会うことで、人生を彩り続けていきたい。

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