ぱぷりか

不定期でブログ記事を書いたり、趣味で作った小説などもアップします! 普段は音楽やイラス…

ぱぷりか

不定期でブログ記事を書いたり、趣味で作った小説などもアップします! 普段は音楽やイラストを趣味でしている大学生です。

最近の記事

短編小説 「僕等革命前夜少年少女」

プロローグ  忘れることなど決してない。忘れてたまるか。 あの日の、煤けたように灰色の空。しかし眼前に広がっていたのは、鮮やかで美しく、かっこよく煌めく彼等の姿。僕らはあの空に向かって手を伸ばした。 僕らの『革命』は、ここから始まるんだ。って―――――――――― 第一夜 翔 7月13日 「翔、ねぇ翔ってば。今日も夕飯いらないの?」 「だからいらないってば。何度言えばいいんだよ。」  放課後、高校から帰り再び玄関の扉を開けようとする翔に、母が心配そうに今日も声をかけ

    • 短篇小説 「花一華」

      「一華、決めたよ。僕が作りたい歌は、……………。」 ------------------------------------------------------------------------------------‐    四月、出会いの季節だ。少しずつ暖かい日も増えて、キャンパスの皆もすこしずつ薄着で来る人が増えてきた。都内の大学に通う真人(まこと)は満員電車になど乗りたくない、と2限以降のコマを取り今日もそそくさと7号館に向かい、いつもの席に座る。 「よっ、今日

      • 【読むだけでライブに行きたくなる】アオイエマ。さんの魅力的な歌声と歌に込める想い

        「誰かの明日になれる歌を。」  皆さんは、誰かの歌を聴いて無自覚に涙を流す、そのような経験はありますか?歌は言語の壁を超えて、あらゆる人に想いを伝えることのできる魔法のようなものだと、常に考えています。  この記事では実際に私がライブに足を運び目と耳でそのすばらしさを実感したシンガーソングライターのアオイエマ。さんの魅力を書き記しておきます。勿論私の言語力と言葉だけでは魅力を伝えきるのに限界があるので、この記事を見た誰かが実際にアオイエマ。さんのライブに行こうと思ってくれた

        • 初投稿+私の大好きなシンガーソングライターを語る

           初めまして、ぱぷりかです。初めてこのような記事を書くので、至らない点も多々あるかと思いますが温かい目で読んでいただけたら幸いです。    まずは私の簡単な自己紹介をさせてください。 名前:ぱぷりか 誕生日:6月13日 年齢:20歳(現大学3年生) 趣味:歌、ギター、イラスト etc..    今回noteを開設した理由としては、某SNSでは書ききれないような自身の体験や考えを自由にここに書き留めて、だれかひとりでも目に触れて共感してほしいと思ったからです。  さて、ここか

        短編小説 「僕等革命前夜少年少女」