“割り下”って何?日本料理に欠かせないそのお味とは
明けましておめでとうございます。
我が家は幸い、みんな元気に年末年始を過ごすことができました。
新年早々辛いニュースが続いていますが、早く平穏な日常生活が訪れることを願っております。
さて、我が家では年末に“すき焼き”をしたのですが、すき焼きの味付けに使用するお汁のことを【だし】や【たれ】ではなく【割り下】と言いますよね?
「どうして割り下って呼ぶんだろう?」と疑問が湧いたので、簡単に調べてみました。
割り下とは
割り下とは、だし汁に醤油やみりん、砂糖、酒などの調味料を加えた煮汁を指します。
割り下という言葉は【割り下地】の略称で、割り=みりんや酒・だし汁など、下地=味付けのもと(主に醤油)という意味です。
つまり、割り下はみりんやだし汁などで割った醤油を表す言葉であると言えます。
すき焼きのイメージが強い割り下ですが、鍋料理や親子丼、煮物にも使用されることが多いです。
また、「すき焼きのタレ」という名称で販売されてもいます。
肉料理に適している
割り下は肉料理に使われることがほとんどです。
割り下に含まれている砂糖が肉を柔らかくしてくれるからだと言われています。
割り下によく似た調味料として【めんつゆ】がありますよね。
ふたつの違いは甘さの程度です。
割り下は甘さが強く、めんつゆは甘さが薄い特徴があります。
どんな料理にも合うようにつくられためんつゆに対して、割り下はすき焼きなど特定の料理が美味しくなるようにつくられているのです。
ご家庭の割り下はどんなお味ですか
割り下は好みに応じて調味料の配合を変えられるので、こだわりの味を持つご家庭もあるでしょう。
ちなみに私は醤油などの“塩辛さ”が強い割り下が好きです。
割り下をつくるときはネットでレシピを調べることが多いですが、いつも醤油を少し多めに入れてしまいます。
牛肉も高いので、すき焼きは頻繁につくる料理ではないですが、またお祝いのときにでも食べたいと思います!
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