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【ワタシノコト】⑨息子(5)と24時間テレビを見た話

昨晩、無事ヒロミさんが走り切ってフィナーレした【24時間テレビ】。
なんだかんだ毎年観ている自分がいます。
普段は息子にチャンネル権を握られているためEテレばかりですが、この週末はずっと24時間テレビが着いていました。

24時間テレビは私にとって夏の終わりの風物詩
この番組が始まると、「あ、もうすぐ夏が終わるんだな。。」と実感します。

今年は年長さんになった息子も見入っていて、いい機会だと思い、できるだけ息子と会話をしながらテレビを見ることにしました。

まずは知ることから全てが始まると思うのです

ひらがなが大分読めるようになったという段階の息子。ひとりで観ても、どこまで吸収できるかわかりません。

一緒にゆっくり観ることができたお話は、

「余命半年を宣告されたお父さまがご家族3人で登山に行くお話」
「芦田愛菜ちゃんと持病を持つ6歳のユーチューバーの女の子のお話」「YOSHIKIさんとウクライナの女の子たちのお話」
「有働由美子アナが支援するアフリカの少女に合いに行くお話」

そしてヒロミさんのゴールする瞬間まででした。

難しいことを言ってもわからないだろうし、感情的なことを押し付けるのも違う気がしたので、

「病気で長くは生きられない人がいるんだよ」
「足で歩けない人がいるんだよ」
「戦争でおうちが壊れちゃった人がいるんだよ」
「ごみを拾って生きている人がいるんだよ」
「じいじより歳をとった人が一日中走っていたんだよ」

と事実を伝えることにしました。

映像やことばで事実を知る、まずはそこからスタートすると思うのです。
実際のところ、SNSでは「出演者に報酬が出るのはチャリティーじゃない」「お涙頂戴は好きじゃない」などといった声もありますよね。

ですが、息子はいろんな環境で生きる人がいることに気付くことができました。
私自身、さまざまな境遇の人や世界のことを知れてよかったと思っています。

どう感じるかはあなたが決めていい

私自身、それぞれのエピソードを知った後は、何とも言えない、言葉に表現できない気持ちが湧いてきます。
ただ、観終わったあとにはいつも「明日もがんばろう」という気持ちになるのです。

感動なのか、同情なのか、自分でも分かりません。「知りたい」という探求心や向上心なのかもしれません。

ですが、知らないと何も始まりませんよね。
どう感じるかは自分で決めていいと思います。
そして息子も、自分がどう感じたのか、なんとなくでも考えてくれていたら嬉しいな、と思っています。


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