ぱぴ子

ぼんやり過ごしている

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読んだもの

赤い長靴/江國香織 ここ最近思うことと少し一致している部分があった。というのも、わたしと彼とは別の人間だということ。わたしはいつもいつも相手のことをなんでも知りたがり、見たがり、聞きたがる。しかし、彼とは四六時中一緒にいられるわけでもなく、連絡もどちらかというと不精で、そしてあまり感情を吐露しない。なのでおおよそ考えていることがわからないのだ。 これまでの相手はもっとわかりやすくて、何を思って何を考えているのか、予想がついていた気がする。今考えると思考も似ていたのかもしれな

    • 東京タワー ドラマ #2

      耕二が浅はかすぎて悲しい… 透との対比だから仕方ないのかもしれないけど… もっと慎重に一歩ずつ間違って欲しい… 恋とは落ちるもの、と意外と王道なセリフがあってびっくりした 原作ママなのかしら?それとも大事なのはそのあとのセリフでしょうか? いま江國さんの別の小説も読んでいるけれど、出てくる夫たちって、なんかしょうもない男ばかりな感じがするんだよ〜。現実もそうなのかな〜。しょうもない男と暮らしてるから、他のところで何かが起こるのかな?わかんないや…

      • 読んだもの

        無人島のふたり/山本文緒 春、戻る/瀬尾まいこ 号泣する準備はできていた/江國香織 自分が幸せと思うように生きようね 大事な人の大事な人、大事にしてくれてたんだったら、なんもいうことなかったのに。わたしにはチャンスがなかったのに、どうして全うしてくれないの?

        • 東京タワー ドラマ #1

          年上の女性と同い年の大学生を比較して 「彼女はここにいる彼女たちと違う 感情的になったりしない」という趣旨のセリフがあったけど その女性が昔はそうだった(かもしれない)のが変わったと思わないかなあ。 逆に言えば、その大学生の女の子たちはその女性のように凛々しくなり得ると思うな。 江國さんの本、まだ何冊かしか読んでいないけども、どちらかというと女性の方がするすると恋に落ちていくような、どっぷりと浸かっているようなイメージだったので、男性視点なんだ〜とみるのが楽しみです。まだ小

        読んだもの

          読んだもの

          なかなか暮れない夏の夕暮れ/江國香織 よだかの片想い/島本理生 「一度きりでいいから、一番にしてくれたら、あとはもうずっと待つから。一生だって待ち続けるから。」 終わるべきものは終わらないと進まないんだよなあ、と思ってしまった

          読んだもの

          20240408

          うれしいときも、かなしいときも 全部見たらわかるんだから どうすればわたしが喜ぶかなんて 手に取るようにわかるでしょう?

          読んだもの

          生まれる森/島本理生 しょうがの味は熱い/綿矢りさ わたしも自然に、とてもスムーズに結婚させてくれ〜

          読んだもの

          20240330

          お風呂上がりの髪がさらさらだったり クリームを塗ったお肌が すべすべでもちもちだったりするとき ついつい顔を思い浮かべてしまう

          読んだもの

          ウォークイン・クローゼット/綿矢りさ まず表紙の絵がかわいい! ◾️いなか、の、すとーかー チャンスが来たら必ずのる、という最初の決心のところすきだった! 「果穂本来の性格だと思っていたあの明るい笑顔も、無邪気に甘えかかる仕草も、本当におれが好きな故」 わたしのことをいつも明るいじゃん、と言ってくれて、そういうところが(も!)すきらしいんだけど、たぶん明るいところしか見てなかったからなんじゃないのかなあ〜。でも、好きだ〜て泣きながら何回も言ったのも聞いてくれてるし、なんだ

          読んだもの

          20240326

          希望は見えない方がよい それは願望になって絶望になりうるから なにも見えないほうがよい なにも感じない方がよい 諦めてたんじゃないよ、いらなかったの わたしには向いてないだろうし それがよいこととも思わなかったし なのに、すこし想像してしまって ああ昔も同じように想像していたなあ こんな風だってはっきりわかるんだよな うれしそうに笑うのがわかる こっちみて笑って

          20240325

          わたしって結構ずぼらでね 四角い部屋を丸く掃くタイプだし 見えないところは気にしないの だから、まとめて脱いだコートとカーディガンを そのまま着ようとしていたら 別々に着なよ、ごわごわしちゃうでしょ って言われてね お母さんみたい。これが愛かな?ふふ、違うかな

          読んだもの

          チワワ・シンドローム/大前粟生 すいかの匂い/江國香織 小学生のころなんかを思い出したね 夏、プール、ともだちのいえ

          読んだもの

          ホワイトデー

          骨があって、ちょっとばかし肉が乗っているところがあって、また骨がある。関節のところなんかは、しっかりと骨だ。上下に挟んで指をなぞったあと、横に挟んでまたなぞる。関節のふくらみにあわせて、指の間が広がる。ここにつけるものが、足りないんだと思った。欲しかったのは、ちょっと気の利いたお菓子でも、まいにちの風呂を楽しみにしている私に向けたおしゃれな入浴剤でもなくて、指輪とか苗字とかそういった類のものだった。ポストに入れとくね。という発言から、まあ苗字なんてポストには入らないので、そん

          ホワイトデー

          20240320

          君はいつもだいたい、わたしより圧倒的に正しい。人間として? そういうところ、憧れちゃうな、わたしにはできないことなので

          低気圧の中を泳ぐ

          気圧が下がると体調が悪くなる人が多くいるらしい。例えば頭痛がひどくなるとか。ご多分に洩れずわたしもその一人であり、さらに気温まで低いとくるとたまったもんではない。 近頃の陽気にうっかりしていて、今朝はタイツを履かずに出てしまった。無論靴下は履いている。 帰り道、驚くほどの強風のなか走った。これは嘘ではなく、誇張でもなく、走って帰ったのだ。体を温めるためと、できるだけ外気に触れる時間を減らすためだ。なんという合理的判断! 無事に帰宅し、冷蔵庫にあるもので晩御飯を作ることにする。

          低気圧の中を泳ぐ

          かにチャーハンそれから

          「ねえ、あなた、かにチャーハンって食べたことあるかしら?」 「あると思うけど、こんなおそろしく晴れた日曜の昼間に、僕がかにチャーハンを食べたことがあるかどうかを聞くために君は電話をかけてきたのかい?」 「ええそうよ、わたしはあなたがかにチャーハンを食べたことがあるかを、この日曜の昼間に確認したかったの。どうしてもよ。そのかにチャーハンは、完璧なかにチャーハンだったかしら?」 「完璧な、と言われるとそうじゃなかったかもしれない。ぼくはそんなにチャーハンに詳しいわけではない

          かにチャーハンそれから