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子どもの連れ去りに遭ったお父さん


こんにちは。
今回は私のnoteをお読みいただきありがとうございます。
このnoteは、子どもを守りたかったけれど、子どもを守りきれなかった父親が長きに渡り戦い抜いてきた記録です。

どんなひと?

「双方の控訴理由を棄却し、一審判決を維持する…。以上。」
ここは東京高等裁判所。雨こそ降らなかったものの、寒い日でした。
令和5年1月に言い渡しとなったこの控訴審の判決言い渡し。結果としては一審の勝訴を維持してくれたので、私の勝訴ではあります。

判決が出た後の報道

 しかし、私は私と私の代理人弁護士が作ってくれた控訴理由が棄却されるとは思っておらず、一審の事実誤認はきちんとした修正がなされるだろうと思っていたので、
「よし、勝った!!」
というよりも
「え…?」
と呆然とする気持ちがありました。一審ので事実誤認は明らかで、それを覆すほどの証拠や主張は十分に尽くしたつもりがあったからです。

 子が連れ去りに遭った当初、私の相手は夫婦で弁護士事務所をやられているという大阪の弁護士だけでした。しかし、この裁判では日本中の弁護士がその事務所の垣根を越えて参戦し、相手は総勢48名もの大弁護団になっていました。彼らは弁護士という肩書をまるで忘れてしまったかのように私に酷い誹謗中傷、事実と異なる主張を繰り広げました。実際に面識もない全くの赤の他人が作る私に対する悪口の書面を何百ページも読まされることなど、これまでにない経験でした。自分の悪口を何百ページも書かれて読まされた事、ある方いますか??なかなかレアではないかと思います。ここに至るまで、また可能であればその後日談などもこのnoteでは書いて行こうと思います。

「48人の弁護士集団を相手に戦った。勝った。」なんて偉そうな事を書くとどんな人だろうと思われるかも知れませんが、表題通り、私は普通の父親です。親が資産家、経営者、政治家だとか官僚だとかといった事もないですし、私立の小中学校に通うような家庭でもありませんでした。保育園を出て、公立の小中学校、高校まで通い、1年浪人してようやく大学に入ったようなそんな人物です。キャプテン翼を見てサッカーを始め、SLUM DUNKとともにバスケを楽しみ、宇宙世紀のガンダムを見て、ファイナルファンタジーやドラゴンクエスト、女神転生やストリートファイターⅡをやって青春時代を過ごしました。世代的には「受験戦争」「就職氷河期」なんて言われていた世代で、いつも同世代と激しい競争をさせられていたように思います。
 それと自分を語るに欠かせないのが運動神経には酷く恵まれなかった事です。体育の時間が苦痛でしょうがなく、いつも無様な姿をさらしては憐れみを買う存在でした。同じチームにいると足を引っ張る困ったちゃん、読者のみなさんと同じクラスにもいたと思います。あれです、あれ。あれが私です。


体育の時間のわたし

 練習したり筋トレしたり色々やってはみたのですけれど…。今から振り返ってみると全て自己流で間違いだらけでしたから結果が出ないのは当たり前です。
 そして子どもを大切に思い、子どもとの自分を宝物のように大事に大事に過ごしてきた父親です。
 どうでしょう?決して特別な人間ではないことはイメージ湧きますでしょうか?
 私の結婚は26歳の頃。相手は私の勤め先にやってきた生命保険などの営業の仕事をされていた方でした。私はちょうど自動車の買い替えの予定があったので、自動車の任意保険をどこにするか悩んでおり、彼女に相談した事がなれそめでした。職場で仕事を遮ってできる話ではなく、私事でしたので仕事とは別に会う事になったのですが、そこから付き合いが始まったのです。彼女は当時から離婚歴があり、前夫との間にできた男の子がいました。私は男の子にはとても気に入って貰えて男の子から
「お母さんとじゃなくて僕と結婚して欲しい」
と言われるくらいでした(笑)。結婚前、5~6歳の男の子を前にしてまだまだ若い私が人の父親になれるのか、とても悩んだ覚えがあります。
 彼に実父の記憶はありませんでした。乳幼児の頃に実父とは別れたそうです。話によると彼女の元夫、男の子の実父はほかに女を作って出て行ってしまったとの事でした。
 しかし、男の子に気に入って貰えば貰うほど、果たして自分にこの2人を幸せにできるのか、責任を持てるのか悩みは深くなります。
 ですから結婚を決めたのは本当に一大決心でしたよ。今で言ういわゆる「step family」ですが、こういった場合には子どもの大切な養育期を自分が一緒に過ごすのだという事を十分に考えてあげて結婚は決めないといけないと思います。
 結婚後、子どもをさらに2人授かりました。
 簡単にいえば私はこんな人です。詳細は、「いった家庭になにがあったの?」に記していこうと思います。


noteを書こうとした理由

 子の連れ去りについて、同様の辛い思いをされている方が日本にはたくさんいらっしゃいますので、少しでもみなさんのお役に立てればと思い、ノートを書くことにしました。
 私は突然子を奪われたいわゆる別居親でした。別居親には様々な事情がある方がいらっしゃると思いますが、私は「有責配偶者に情けを掛けたら裏切られた」というタイプの人間です。


マンガ「北斗の拳」より

 こうやって非情になれれば良かったんです。そして非情になるべきだったのでしょう。もちろん殺すまではしませんが(笑)。私が甘かったばかりに子らに辛い思いをさせてしまいました。辛い業を背負うのは、家庭を壊してきた元妻とそれを間抜けにも信じてしまった私だけで良かったのにね…。

 同様の思いをされている方を読者として想定して書いています。内容としては「ボクの感じた感想」的な、いわゆるチラシの裏案件ではありますが、同様の辛い思いをされている方が日本にはたくさんいらっしゃいますので、少しでもみなさんのお役に立てればと思い、ノートを書くことにしました。
 記者会見でも私の思いを一部伝える事ができましたが、それは本当に一部でした。伝えたかった事の全文を全文を掲載します。この文書もまたこのnoteの作者である私の思いを知って頂くには良いと思います。


いったい家庭になにがあったの??

 子の連れ去り…子連れ別居…実子誘拐。それぞれに置かれた環境と気持ちによって呼び方は様々ですが、いったい何があって私はそんな目にあったのでしょうか。どうしてもこのnoteは「裁判所」「警察」などお堅い内容になりがたちなので、読み物として読めるように改めて自己紹介、家庭で何があったのか、それぞれの裁判手続きや刑事訴訟をしていたころの背景、私の心理などを小説風にまとめて行こうと思います。さすがにそれは別ページで。
 私の裁判の実績とその背景事情、両方知って頂く事で勝訴できた理由、勝訴とは言え十分ではなかった戦い、結局子らと私はどうなったのかなどを知っていただけると思います。
 それでは「いった家庭になにがあったの?」へどうぞ。


どんなことをしたひと?実績

 子の連れ去りに遭ってからの裁判や刑事告訴の実績は以下のとおりです。
 時系列で書いています。わかりにくいようでしたら直そうと思いますので意見貰えると嬉しいです。
・名古屋家庭裁判所への子の引き渡し審判申立
・子の引き渡し申立て審判、同保全処分の申立て VS 子の親権者指定(予備的に変更)審判
  調査官調査については特に重要なので当事者の方はぜひご一読ください。無駄にはならないと思います。
・上記審判に対して元妻から即時抗告、抗告審
・刑事告訴
・判決した確定に基づく子の引き渡しの交渉
・家庭裁判所調査官による履行勧告
・地方裁判所による強制執行(直接強制)
・人身保護請求命令事件
・元妻に起こされた監護権指定調停事件
・人身保護請求命令事件(2回目)
・地方裁判所による強制執行(直接強制) 2回目の強制執行
・元妻の代理人弁護士に対する懲戒請求
・地方裁判所による強制執行(間接強制) 3回目の強制執行
・元妻、元妻母親、元妻代理人弁護士に対する損害賠償請求
・面会交流調停事件
・上記損害賠償事件の控訴審(高等裁判所)
・上記損害賠償事件の上告審(最高裁判所)

 裁判手続きや執行手続き、刑事訴訟法による刑事告訴など、法的な手続きはこれだけの事をやってきました。ほぼやり尽くしたのではないかと思います。それぞれの手続きに感じた所感、反省点、良かったところなどを書いて行きますので、当事者の方はぜひ参考にされてください。特に私の反省点は皆さんにとって落とし穴を避ける良い地図になることを願っています。

・名古屋家庭裁判所への子の引き渡し審判申立

原則論で言えば東京家裁に申し立てるべきであった審判申立。
それを名古屋家裁に申立てた理由は…。
詳細は下記です。


・子の引き渡し申立て審判、同保全処分の申立て VS 子の親権者指定(予備的に変更)審判

 相手弁護士からの受任通知から始まった地獄の訴訟沼…。
もう裁判になんて一生縁がないであろう小市民の私がなんで…って思ったものです。
 でもこれって全然他人事じゃあないんです。1/3が離婚すると言われている中、結婚していたら誰もがこんないや~な手紙を貰うリスクがあります
 不幸の手紙の方がずっとましだわ!!

 相手からは親権を指定、そして予備的に変更するよう申立があり、こちらからは連れ去らわれた子の引き渡しを認める審判を求める申立てです。
詳細は下記です。

・上記審判に対して元妻が即時抗告、抗告審

→高等裁判所に起こされた即時抗告です。元妻の立場にも立って、丁寧に心配りがされた審判が出たにもかかわらず、全く理由のない抗告が起こされます。

・刑事告訴

 私は当初からこれは誘拐事件だと考えていましたから連れ去りがあってからすぐに警察に捜査の依頼や子どもの保護について依頼に行っていました。
 しかし、残念ながらこの刑事手続きはとても不本意な結果に終わってしまいます。この問題についてはぜひ皆さんも一緒に「当事者」の立場に立って考えて見て欲しいと思います。これでいいのか、日本は??

 当時はまだ実子誘拐についての刑事告訴は前例がなく、所管の警察からは散々門前払いされてきました。

知らん、弁護士を探せ!

 家庭裁判所の調査官調査で子を騙して連れ去った事が明記された事からようやく所管の警察が話を聞いてくれるようになり、刑事告訴の受理に至ったのです。元妻が家庭裁判所からの和解勧告にも審判にも従わず、即時抗告をしてきたので、半分諦めかけていた刑事告訴をすることにしました。即時抗告に正当な理由が無い事は素人の私の目から見ても明らかだったので、裁判手続きを進めても結局引き渡しには応じないだろうと思い、刑事手続きをすることにしたのです。以下に続きます。


・判決した確定に基づく子の引き渡しの交渉


 
このあたりから随分と雲行きが怪しくなってきます。これまで、元妻は親権を私から奪うために裁判所に対して寛容な母親であるかのように振舞い、私こそが親権者に相応しいという姿勢でしたが、裁判所が
「子を連れて出る必要はなかったよね(嫌なら自分ひとりが出れば良かったのでは?)?」
「父子を引き裂いたことは子への配慮に欠いた。」
「子の連れ去りは不当であって是認できない。」
(続く)

・家庭裁判所調査官による履行勧告


※記事の準備中です※

・地方裁判所による強制執行(直接強制)

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・人身保護請求命令事件

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元妻に起こされた監護権指定調停事件

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・人身保護請求命令事件(2回目)

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・地方裁判所による強制執行(直接強制) 2回目の強制執行

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・元妻の代理人弁護士に対する懲戒請求

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・地方裁判所による強制執行(間接強制) 3回目の強制執行

※記事の準備中です※

・元妻、元妻母親、元妻代理人弁護士に対する損害賠償請求


→こちらの損害賠償事件が認められた前例がないということで一審地裁判決時点で報道機関の目に留まり、注目を浴びる事になりました。最も認められなければ誰の目にも止まらなかった事でしょうね。(続く)

・上記損害賠償事件の控訴審(高等裁判所)

※記事の準備中です※

・上記損害賠償事件の上告審(最高裁判所)

※記事の準備中です※

有料記事について

 調査官調査の下りで初めての有料記事を掲載させていただきました。
 お値段はスターバックスのキャラメルマキアート一杯分です。
 なお、購入しなくても記事の内容を読む事ができます。
 内容をお読みいただき、応援くださる方からに購入を頂けたら嬉しいです。

 可能な限り、無料記事で十分に満足のいくクオリティを目指していますが、一部有料記事を作らせて頂く事も検討しています。まだ確定ではありません。もしよろしければご意見ください。
 例えば具体的には判決そのもの(個人情報マスク処理)や事件番号など…。
 あとは直接強制(間接強制)の詳細については債権・債務の関わる話なので有料でも良いのかなと思っています。私は法律の専門家ではないので、弁護士先生に相談に行くよりも廉価なものを想定しています。
 弁護士の立場、法律の建前ではなく当事者の視線からみたものであることをご承知ください。

コラム

 まさにチラシの裏案件です。子の連れ去りを受けて別居親として過ごした数年間、また、三男が帰ってきてから同居親であり別居親であるという両当事者の立場になって感じたことなど感想を少し書かせてください。法廷外でできる事ややっておいて良かった事、当事者の姿勢などについても所感を書く予定です。
 賛否のあるような事もあると思いますが、個人の感想です。ご容赦ください。

1 調停における弁護士と当事者の役割

2 養育費って何だろう…。

応援、御寄付はこちらまで

母子断絶にならぬよう元妻の願いを聞き入れ、同居を再開した事で子の連れ去りに遭ってしまったわたし。子がどう思っているのかわからないまま始めた裁判。
 その後、子が父の下に帰りたがっているのを知り、「自分が諦めたら子どもに絶望をもたらす事になる」と思い、必死に戦います。相手方が自ら起こした裁判の結果に従わない事から。訴訟を重ねざるを得ず、「子の連れ去りがなければ発生しなかったであろう費用は2023.2月の時点でなんと700万円を超えてしまいました。今は本当は弁護士を付けたくても付ける事が難しく、やむなく当事者訴訟で対応せざるを得ないものが増えてきました。
 皆さん苦しい事は重々承知ですが、些少でも応援頂けると嬉しいです。よろしくお願いします。詳しくは下記参照ください。


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