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戦いの勝利と運

辛い戦いを強いられている方が多いと思います。

しかし、日本にはかつて、まず勝てるはずがないと周りから言われた劣勢から見事に逆転勝利を納めた人物がおります。
桶狭間の織田信長です。 彼は勝機を見定めるために十分な研究と戦略を立て、相手が大群であろうとも大将の守りが手薄にならざるを得ない地形の桶狭間にまで今川が来るのを待ち、夜襲のうちに討ってとりました。 夜襲の際に馬の足音を消してくれる大雨が重なったのは僥倖でした。それを持って
信長は運が良かっただけだ
と評価する人がいますが、果たしてそうでしょうか?
そもそも
「もし今川が来る前に戦いを諦めていたら…」
「戦いの場所を研究して桶狭間にしていなければ…」
「夜襲を決めていなければ…」
何の意味もないただの大雨の夜で終わっていた事でしょう。 桶狭間の地形を知り尽くしていたのは信長にとっては当然のことです。しかし、それを活かせるかどうかは、必死に悩み抜いて考え抜いてそれに気づけるかどうかです。知っていても活用できなければ何の意味もありません。

訴訟でも同じような事はありませんか? 虚偽DVなどという本当に嫌らしい汚らしい手口が横行していますが、家庭内の真実を本当に知っているのは弁護士でも調査官でもない当事者の貴方のはずです。 相手が嘘をついているとき、その綻びを見つけることができるのも矛盾をつけるのも当事者の気づきが必要なのではないかと思います。 一生懸命考え抜いて綻びを探してみましょう。 嘘なんて必ずどこかに綻びや矛盾があるものだと私は思います。


境内入口

さて、日本の真ん中、愛知県名古屋市には、先の織田信長が勝利した桶狭間の戦いの前に戦勝祈願をしたと言われている「熱田神宮」があります。


熱田神宮本殿


そして神宮の一角には戦勝を記念して奉納したと言われる信長塀がございます。
私はいつも負けられない裁判期日の前にはこの信長塀に手を当てて戦勝祈願をしておりました。 果たしてそんな事をして意味があるのかどうかは分かりませんが、私にとっては大切な儀式でした。無事に私も 「まず勝てるわけがない」 といわれ続けた訴訟に勝つことができました。 負けられない戦いを抱えている方もぜひ一度訪ねてみてはいかがでしょうか?
パワースポットと言われるその雰囲気も味わうことができると思います。
個人的には大勢の人が賑わうお正月、3が日にわざわざ行く必要はないかと思います。休みの日はそれなりにいつも人がいるものですが、人気のない静かな日時に心を静めて参拝するのが良さそうです。

現地まで行けない方のために信長塀の画像を残しておきます。
ここのnoteで戦勝祈願をしてみてくださいね。
効果のほどは保証いたしませんが、そこはご了承くださいませ(笑)。


信長塀

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