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【10minutes チャレンジ 64日連続更新】セラピストになりたい学生さんに実習で求められるものは?

皆さん、おはこんばんちわ。

兵庫県で常勤PTとして働きつつ、
整体院と講師業を週末起業したり、
もっと家事や育児ができて
人生幸せになる男性を
増やすべく
情報発信をしている、
2児のパパこと
中井 宏俊(なかい ひろとし)です。


昨日は実習にくる

学生さんに対する

対応について

記事にしました。


今日は学生さん側に

求められるもの、

について

簡単にまとめます。


いきなり結論!


『最低限の礼節、マナー、挨拶ができること』

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えっ?


解剖学や生理学や運動学や

動作分析とか、

レポートを書く力とか、

そういうものじゃないの?

以前受けた実習では

そこばっかり

指摘されたけど?


という学生さんも

多分いると思います。


私の妻が昨年

実習生のケースバイザーを

担当していましたが、

妻も私と同じで、

「学生さんに知識や技術を求めたりはしない」

「求めるのは挨拶がしっかりできるとかマナーの方だね」

という考え方で

対応していたそうです。


もちろん、最低限の

知識や技術は求めますよ?


例えば、

「上腕二頭筋の作用は?」

と聞いて

「膝関節の伸展です!」
※正解は肘関節屈曲

みたいに答えるようでは

困るので、

そこは指摘もするし

自己学習を促します。


でも、養成校で普段から

学んでいることを

覚えている範囲で

頑張って駆使して

くれていれば、

知識や技術については

そこまで厳しく、

理不尽な指導はしません。

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そういう指導を

しているセラピストは

いずれ淘汰されるし、

そういう人を排除するために

臨床実習教育担当者への

研修を実施していっている

ところですので。


それに、そもそも

理不尽な指導をして

実習を進めている

教育担当者も、

学生の時は

同じようなミスしたり

ちょっと独特な

言い回しの

説明をしてしまったり

してるんですよ。

偉そうに言える

こともないだろうに、

と私は思う。


それよりも、

患者さんやスタッフに

ちゃんと挨拶ができる。

提出物をきちんと

期限内に提出する。

期限を守れない時は

事前に相談ができる。

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そういうコミュニケーションを

大事にしてほしいし、

養成校では学べないものを

学んでいってほしい。

私はそう思っています。


知識や技術を

いきなり臨床レベルで

求めるのは酷です。


養成校時代にそれが

仮にできていても、

結局臨床に出て

壁にぶち当たる、

なんていう話は

よく聞く話。

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だったら、

学生さんに求められるのは

高等な知識や技術じゃない。

最低限の知識と技術、

それに、普通にやり取りができる

コミュニケーション能力、

ですから。

普段の友達や教員との

やり取りで意識してみましょう。

(執筆:10分26秒 文字数1009)

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