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高コスパなマクドナルドのレギュラーメニューは何だ

前回、てりやきバーガーについて、マクドナルド、ロッテリア、モスバーガーの価格、重量、主要な栄養素について、たいそうな意味もなく比較した。
高コスパなてりやきバーガーをめぐって|Ru (note.com)


今回は、何か作業をしていないと落ち着かないし、午後になるとある程度体調が回復してくるので、ふと思い立って、マクドナルドのレギュラーメニューのコスパを比較してみたい。

コスパと言っても、味なんて曖昧な情報は個人の好みによって異なるのだから、2024.5.14時点でのマクドナルド公式HPからの栄養素、価格、重量の情報を元に、コストに対する摂取可能な主要栄養素のパフォーマンスを見る。

まずは、一覧。


1.レギュラーメニューのハンバーガーの一覧

この一覧じゃ何もわからん。
わかるのは、レギュラーメニューでもけっこう種類が多いんだなぁということ。

2.価格に対するカロリーの摂取効率

例のごとく、グラフにしてランキングにしてみた。
こちらを見てほしい。単位は、kcal/円である。

・1軍は、ロープライス群
価格に対しては、スパチキ、チキチー、チーズバーガー、ハンバーガー、マックチキンといった100~200円台のロープライスなハンバーガーが高効率なカロリー摂取を実現している。

・2軍は、TERIYAKI!
やはりてりやきソースのカロリーが高いことが影響しているのか。
価格帯も400円台前半と抑えめなのも影響していそうだ。

・3軍は、ダブルビーフ軍
ビッグマックや、ダブルチーズバーガーなど、肉がダブルなのがハイカロリーと見える。

一方、炙り醤油風ベーコントマト肉厚ビーフや、フィレオフィッシュ、チキンタツタは、価格に対するカロリー摂取のパフォーマンス的には低いようだ。

フィレオフィッシュは魚だからだろう。チキンタツタは、フライドチキンなのに意外であった。重量が意外と低いことが影響しているのかもしれない。

3.価格に対するタンパク質の摂取効率

続いて、価格に対するタンパク質の摂取効率である。

・1軍は、ロープライス群
カロリーの結果と同様だ。

・2軍は、ダブルビーフ軍!
てりやきではなく、ダブルビーフ軍であった。肉のタンパク質が要因だろう。

・3軍以降はジャンル分けが難しい。フィレオフィッシュ、えびフィレオはやはり魚介類のため、タンパク質が低いようだ。てりやきマックバーガーもカロリーランキングとは対照的に下位から3番目であった。

4.価格に対するタンパク質と、価格に対するカロリーの分布

横軸に価格に対するタンパク質、縦軸に価格に対するカロリーとして、各ハンバーガーをプロットした。
こちらを見てほしい。

・やはり、右上に位置するロープライス群は、価格に対して高カロリー、高タンパクが摂取可能である。
ロープライスブランドなので当たり前っちゃ当たり前か。

では、ロープライスなブランドを除いたグラフで見てみるとどうか。
こちらだ。

・カロリーを若干抑えたいが(あまり抑えられていないが)、高タンパクを効率的に摂取したい場合は、炙り醤油ダブル肉厚ビーフか、ダブルチーズバーガーを食らえ。
(炙るとカロリーは溶けてなくなるの?ゼロ理論?)

・タンパク質を控えてカロリーのみを求める場合は、てりやきマックバーガーを食らえ。

・どちらもバランスよく(何の栄養バランスだよ)摂取したい場合は、チキンフィレオ系、ビッグマックもおすすめだ。
※エグチはロープライス群なのにグラフから除外漏れなので言及しない

・タンパク質もカロリーも控えたい場合は、えびフィレオや、フィレオフィッシュがお勧めだ。また、チキンタツタ、ベーコンレタスバーガーもよいだろう。

5.重量に対するタンパク質と、重量に対するカロリーの分布

価格に対する効率性だけではなく、重量に対する効率性も見てみよう。
価格はあまり気にならず、量は食べれないが、栄養を気にする方向けだ。
(栄養といってもタンパク質とカロリーだけ。。。)

重量に対するカロリーを縦軸、重量に対するタンパク質を横軸にとって、各ハンバーガーをプロットした。

・タンパク質密度が高い炙り醤油ダブル肉厚ビーフ、ダブルチーズバーガーは、筋肉増強や満腹感を重視する食事を目指す人にとって一般的に良い選択だろう。

・カロリー密度が高いてりやきマックバーガーは、迅速なエネルギー補給が必要な場合に便利だ。体重管理を意識している場合には理想的ではない。

・真ん中に位置する群は効率のバランスが取れている。特にベーコンレタスバーガーは重量に対しては、どちらも高効率に摂取できる。


なんか意味もなく、見てみたが、マクドナルドのハンバーガーへの理解度が上がった気がして、悪くない気分だった。


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