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ナンプレって奥が深い

ナンプレをご存知ですか?

ナンプレの規則は簡単で、縦列9マス横行9マスの正方形81マスを使い、1から9全てを使って(例はアルファベット)縦列、横列、3列×3行の9マスに同じ数字を含まずに埋めるゲームです。その組み合わせは42億パターン以上あって、出題は何マスかに数字が埋まった状態で空いているマスに数字を埋める事を要求されるのです。

着手できる空マスを見つける事から始めるのですが、空マスが少ない行又は列を見つけ、そこに埋まるであろう数字を見つけるのですが、行、列、3✖️3にすでに含まれる数字を埋める事ができないので他のマスに使わられてかつ該当する行もしくは列、又は3✖️3の空マスを見つけます。そのほかにも色々推理を行いながら解いていくのです。まるで平面のルービックキューブのようです。

家事も同じように片付ける手順を解いていきます。

こちらのものをあちらに持っていくだけではダメで、捨てる物と収納する物、収納場所の確保、季節物と事務用品と食料などの分類をして混沌とした状態から秩序のある状態にするのは、ゲームと同じ快感だと思います。

ゲームが楽しいのは、苦しみと達成できた時の開放感のギャップがあるからで、そのギャップが大きければ大きいほど楽しいのです。達成ができないゲームは苦しいだけなのでやめてしまい、簡単であればより刺激のあるものを求めてしまいこれもやめてしまいます。

良い加減の刺激で達成感が味わえるゲームにする事が長続きする秘訣です。

人生はナンプレと同じで、42億パターンの一つが自分でありよく似ているけど違っている他人がいるのです。自分と同じでは無い他人に自分のパターンを押し付けても解け無いのです。その他人の身になって解かなければ解けません。

寄り添うってそういうことなのだ。