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太れないのも悩み

今回はアユミさんのリクエストの太りたいお話。今回も3964文字なのでそこそこ長いっす。

世の中には、ダイエットの方法や本は数しれず、便秘の対策も数しれず、ですが、「体重を増やしたい!」のと「下痢軟便を改善したい!」、「しっかり食べられる様になりたい!」というお悩みを取り上げている本や記事はあまり多くありません。僕のお客様でも、「太りたい!」という方が少なくありません。何なら痩せたい人よりも多いです。

痩せるのよりも太るほうが難しい。これが僕の経験からの感想です。説明しましょう。


「太る」ことと「痩せる」こと

太るとは、処理能力を超えて食べていることが原因です。(もちろん、肥満は遺伝が関与したり、人よりも太りやすいという体質などもあります。食べてないのに体重が落ちないのもあります。そのへんはダイエットの記事をご参照ください。)あと、環境もあります。太っている両親が作る食事は、ハイカロリー、高脂肪、多量な事が多いからです。加えて、教育的な問題もあります。健康に対する知識がなくて、ファストフードや甘い飲料などを常食・常食してる場合などが該当します。

ただ、どれにしても処理能力を超えて食べると太るということは変わりません。なので、減らせば基本的に痩せます。食べてなくても痩せないなら、食糧危機はなくなるはずですが、そうなっていません。もちろん体の状態によって、減らし方と、何を食べるか、食べないかの選び方が大事です。不要な物、油を減らす、お菓子を減らす、お酒を減らすで、体重は少なからず減少するでしょう。

けれど逆に太るのはほんとに難しい。食べられるキャパシティを簡単には増やせないからです。もちろん無理やりは増やせますが、増やしたところで吸収できなくて下痢するから、結局太れません。胃腸がもともと弱い人、日々の飲食やストレス、過労や睡眠不足などから、胃腸を弱らせてしまっている人はなかなか難しい。加えて、ストレスの受け方も影響します。せっかちな人、不安感が強い人、完璧主義の人もやはり胃腸にトラブルを抱えている事が多いです。あと、アトピーなど肌疾患を持っている人などでも胃腸は弱りがちです。

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