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WHO必須医薬品リストから学ぶ途上国のお薬

みなさん、こんにちは。

いきなりですが、

ロキソニンって途上国ではあまり使われない、って知っていましたか?

私は途上国で初めてそれを知りました。

そうです。日本と途上国では、お薬が全然違うのです。

途上国へ行くと、以下のような事を経験します。

• 日本にある薬がない
• 日本にない薬がある
• 日本にある薬なのに使い方が違う

こうした違いにより、現地での活動がスムーズにいかないこともあるでしょう。

そこで、このコーナー(マガジン)では、

現地でのより良い活動を目指し、途上国のお薬を一緒に学んでいきます。

では、どのようにして途上国のお薬を学んでいくのか。

こいつを使います。

WHO必須医薬品リスト


このリストは世界保健機構(WHO)によって作成されたものになります。特徴は以下です。

• 現代的な医療水準を維持するために必須と思われる医薬品類
• 479種類の医薬品が収載
• 途上国においても入手しやすい医薬品が選定されている

こうした特徴から多くの途上国が、WHO必須医薬品リストを参考に、自国の医薬品リストを作成しています。

もちろん、WHO必須医薬品リストと各国の医薬品リストに多少の違いはあるものの、

WHO必須医薬品リストを網羅すれば、概ね途上国の医薬品リストを理解できるでしょう。

つまり、WHO必須医薬品リストを学ぶ事が、途上国のお薬を学ぶ事になるのです。

WHO必須医薬品リストの重要性をご理解頂けたでしょうか。

それでは次回からWHO必須医薬品リストのお薬を分類ごとにご紹介します。

乞うご期待!


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