湿度

携帯のメモ帳にいつまでも住んでいる文章を愛そう

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最近の記事

過去の殴り書きを愛する

机の引き出しにあったメモ帳を開いたら殴り書きが目に入った。16才の自分なりに悩んで考えて、整理しようと頑張って言語化していたことが愛しくて残したくなった。誤字や解読できないところ、ハチャメチャな文章も多いけど、出来るだけそのまま記録として残したい。 とりあえず、18歳まで生きると思うと未来の不安が減るかも。 自分のせいと状況、他人のせいにするのを「バランスよく」行うこと。なんでも 元気な時にやりすぎないこと。 新しいことは一つまで。 ネガティブな事は少ししか聞いてもらえない

    • 帰路

      生きているのが辛い帰り路は、道路の真ん中を歩きたくなる。満員電車に押し潰され、人が人を互いに傷つけぬ様に息を潜めている。後ろから車がこないか、人の迷惑ではいかと歩道を怯えながら進んでいる、そんな窮屈な場から、逃げたくなったのだ。逃げたいのに真ん中をいくとは矛盾しているようだが、それでも誰もよけずに、ただひたすらに、真ん中を歩きたくなる。 バックライトが当たり、自分が現れる。そんな迷惑なことしてお前は生きるべきではない、という。チャリンチャリンという音に耳の石がカラカラと動く

      • ハート

        流行のハートポーズはいつも上手く作れない 歪な形してる ラブを表現できる人間じゃないから ラブを持っていないから いつだって綺麗ではない 見た目だって 所作だって 字だって 性格だって 何もかもが綺麗に見せることすらできない 人に見せても恥ずかしくなくなりたい 人に見せられる部分を私はまだ持っていない 少ない だいすきな音楽 ラブソングの歌詞なにひとつ共感できないわからないわからない そんなことしたことないしない わかんない 愛なんてわかんない 愛なんてない 好きなんてない 

        • 20歳になったら

          20歳になったら死ぬ 思春期ではなく、成人として扱われ自覚をもつそんな時まで自分が生きるのが大変だと思うようなことがあれば。 本当はすでに18歳の時点で死ぬつもりだったけど、生憎タイミングを逃したり生きてて良かったことがあったり、希望が見えているから。 嘘だと信じて受け入れないこともまた宗教となんら代わりはしない。 笑って言ったことを、冗談でも後悔してても、忘れられない。怒りとか許す許さないなんてものの前に、ただ忘れられない。 もうずっと思う。どんなに楽しい場所に向かっ

        過去の殴り書きを愛する

          メモ帳で眠っているはずの言葉

          ・20時ちょうど、あなたに会いたいそれだけのリロード ・幼心で潰した命を考える夜 ・目を奪うその赤が痛くて震えるように染み入る 頭の中へ ・不確かで確かなものがすき ・太陽をみつめたあとの不愉快な残像と浮遊感 ・20歳で死ねるまであと ・よるがきえないまえに ・言葉や思いは口にしただけ消費されるのなら私の中で殺したい ・どろどろとすくえないことばしかかけられずぼくには共感さえもできない ・あかあかととんがりしてても内側はあおぐろかなしいSOS ・暗闇に浮か

          メモ帳で眠っているはずの言葉

          いつまでも憂鬱だと嘆いて憂いて生きている

          いつからこんなにも息をするのが難しくなってしまったのか、とか。悲観して嘆いてワーワー喚いて人に迷惑をかけるのが得意だ。 幼い頃は風の子だった、本が好きで、遊ぶのが好きで、甘いものが好きなぽっちゃりした子供だった。 同時に甘いものに依存していた子供でもあった。甘いものがなくなると癇癪をおこして、砂糖やミロを直接口に入れたり、チョコソースを飲んだりしていた。今でも、甘いものが切れると癇癪をおこすのは変わらない。 そう、子供なのだ。いつまでたっても。病気でも精神的に病んでしまったわ

          いつまでも憂鬱だと嘆いて憂いて生きている