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陸橋の短歌 2種 首

◯あの人への想いが去来し
ふと陸橋にて立ち止まって・・・

天津風
我が身一つの
通路に
霞むビル風が
頬にすさぶ

 
◯太宰治ゆかりの橋が亡くなるんだと聞いて・・・

想いに駆られ
太宰の陸橋
いにしえの
急がば回れ
堀合地下道

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