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And Madness Followed(D&D3.5版)プレイレポート

Dungeon134号収録の「And Madness Followed」をプレイしたときの記録。
D&Dのルールのみだが、グレイホークで「クトゥルフ」ネタを扱う珍しい設定。

このセッションはD&Dに慣れているメンバーばかりだったので「お互いにキャラ作成に関して事前打ち合わせ一切なし」という縛りを入れてみた。お互いがどんなキャラを作るかはプレイヤーの個性やお互いの読み合いで決まる。

クトゥルフネタではあるが、真相を究明したとしても厳しい戦闘に勝たないとエンディングに辿り着けないというガチなD&D仕様。

シナリオ概要

田舎の村では突如として人々がモンスターと化し、生き残った者は狂気に冒されてしまった。その事件には狂った吟遊詩人の一座が関与しており、座長である劇作家は「カルコサ・コーデックス」によって「世界の真の姿」を理解してしまっていた。
彼らは「黄衣の王」の公演を利用して街の人々を発狂させ、都市の中心街にカルコサ(ハスターの支配する星)へのポータルを開こうとしていたのだ。
PCたちは田舎の村の事件調査から犯人一行を突き止め、彼らの陰謀を阻止するために公演会場に乗り込んでいく。

劇団員とのラストバトルは以下の通り。
バード/エイリアニスト
バード/ファイター
バード(専業)
バード/エンチャンター

ええ、全員バードだ!しかし、これがまた厄介極まりない。

呪歌の連発、コンフュージョンの嵐など、意思セーヴに失敗すると途端に無力化される攻撃が立て続けにやられてしまう。
本当は恐怖に怯えて逃げ出す一般市民を避けながら戦ってもらうはずが、ディメンジョンドアで一気に接近されてしまい、呪文が飛び交いまくる乱戦になってしまった。

ボスが死んだときに最後っ屁として3ラウンドだけポータルが通じて、カルコサのバリ湖から巨大なバケモノが召喚されてきたが、渾身の「フィンガー・オブ・デス」のセーヴに「3」を振って即死。いつものことだ。

お互いのキャラデータが分からないという仮面舞踏会仕様のセッションだったが、プレイヤーの特徴や好みから大凡作りそうなキャラは予想出来た模様。
ただ、序盤でPL間のロールプレイや腹の探り合いが多くて少しグタグダしたのは設定したDMの反省点。

レギュレーション

使用システム:D&D 3.5版

使用ルール:
プレイヤーズハンドブック 第3.5版
ダンジョンマスターズガイド 第3.5版
モンスターマニュアル 第3.5版
サイオニクスハンドブック 第3.5版
戦士大全、信仰大全、秘術大全、冒険者大全

注意事項
1)アイテムの作成・売買は自由にできます。
2)サイオニクスは呪文と同じ扱いとなります。

PC
レベル:9から始まります。種族には特に制限をつけませんのでご自由に。

HP
1レベル目最大,2レベル目以降は2回振って良いほうを選択。3レベル目以降は、各レベル2回ダイスを振って良い方を選んでください。

キャラメイク方法
40pointで作成

所持金
36,000gp

経験値
36,500xp(レベルが下がるような経験値の使用はできません)

NPC
腹心などの「もう1人のPC」は不可とします。原則1人1キャラにしてください。動物の相棒、特別な乗騎、使い魔及びそれに類するものは可。《統率力/Leadership》の取得自体は禁止しません。


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