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CM3:悪魔の住む河(クラシック D&D)プレイレポート

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本稿はクラシックD&D CM3 悪魔の住む河のセッションレポである。ネタバレを含むので、今後プレイされる方はご注意。イエローサブマリンで叩き売りされてたモジュールだった。

第1回は無事クリアーして終わったが、第2部冒頭のレッドドラゴンに全滅(しかも2回)して終了しているので、キャンペーンとしては未完である。

パーティの紹介

ファーガス・ザ・ジャスティフィアー:ローフルの20レベルファイター

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パーティ1の敏捷力を誇る!

【筋力】15 【敏捷力】17 【耐久力】14 【知力】7 【判断力】12 【魅力】10
AC:-4
hp:64
武器:スォード+3、ロングボウ+2、アロー+2(20本)
防具:プレートメール+3、シールド+2 

ウェポンマスタリーなんぞ導入していないので、単に前で殴り、殴られる人。ガードル・オブ・ジャイアントストレングスのおかげで安定したダメージディーラーと化していた。

ウェストン・ザ・トール:ローフルの20レベルシーフ

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パーティ1の判断力を誇る!
【筋力】12 【敏捷力】16 【耐久力】9 【知力】7 【判断力】16 【魅力】15
AC:0
hp:50
武器:スォード+3、ダガー+2(2本)、ロングボウ+2、アロー+1(20本)
防具:レザーアーマー+3、プロテクションリング+2

陰潜み68%で敵に見つかり、忍び足80%で足音を立て、罠発見89%で見つけ損なうという素敵な先行偵察役を買って出てくれた勇者。ラストモンスターにスォードを食われ、ドラゴンにブレスを吹かれそうになり、全ての部屋で死に掛けた男。

ジェオフリィ・オブ・ヘルダン:ローフルの20レベルクレリック

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パーティ1の耐久力を誇る!
【筋力】10 【敏捷力】11 【耐久力】17 【知力】10 【判断力】15 【魅力】9
AC:-4
hp:56
武器:メイス+3VSアンデッド+5
防具:プレートメール+3、シールド+3、プロテクションスカラベ

ひたすらキュアマシンと化していた救急箱「キュアがもったいないから死んで来い」という「レイズデッドフリー」の使い手。ところが、実際のセッションではレイズデッドフリー以外のキュア呪文を全部使いきってシナリオをクリアーしてしまい、見せ場を失ってしまった男。また、直ぐに前に突っ込もうとするNPCの少年をロープで縛り連行していた。

クラランサ・ザ・ジーア:ローフルの20レベルマジック・ユーザー

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パーティ1の知力を誇る・・・って、やっと当たり前な紹介。

【筋力】13 【敏捷力】11 【耐久力】14 【知力】17 【判断力】11 【魅力】11
AC:5
hp:35
武器:ダガー+4(2本)、ウィザードリィスタッフ
防具:プロテクションリング+2、ディスプレイサークローク

今回のイニシアチブ担当リーダー「ここで負けたら17d6のライトニングボルトが来る!」というタイミングで2ラウンド続けてDMとのd6合戦に1差で勝利して相手の呪文をフィズらせ、パーティに死傷者無しの勝利をもたらしたセッションのMVP。プレロールドとはいえ、20レベルなのでシナリオ開始までの準備が大変。マジックアイテムはランダム振りで決定したが、ブルーム・オブ・フライングやジャイアントストレングスガードル、ガシアスポーションなど、結構ピンポイントで良いものを引き当てた。

この日は本来別のDMでプレイ予定であったが、急用で来れなくなったため、急遽こちらのシナリオに切り替えて遊ぶことにした。集合は13時だったが、結局シナリオ開始したのは17時前くらい。

シナリオ:第1部

PCたちの領地の中、サーベル・リバーの近くの村で異変が発生した。使者としてやってきたのは12歳のカッター少年。話を聞くと・・・「作物は枯れ、家畜は人間に襲い掛かり、バケモノが現れ、村人が変死している」いや、メッチャ大変なことになっているわけだが。

では調査に行こうか、ってところで「ムービーシーン」が入る。

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部屋が暗くなり、そこに大きな髑髏が現れて語り始める。

ちなみに幻影だがディスペルマジックなどは一切効かないらしい!・・・男前な幻影だ

「呪いを解かぬ限り、あの村は腐敗し続けるだろう」といったニュアンスの不吉な言葉を残して骸骨は消える。そこでカッター少年が村の近くに住む預言者のことを思い出し、PCたちはその預言者に会いに行くことになるのである。

そして夜、PCたちは夢を見る。その中で出会ったのは・・・
・20ftの巨大黒ウサギに乗り、奇声を発する3人の老婆
・岩を無限に投げつけてくる邪悪なストームジャイアント
・ゴールドドラゴン
・ガルガンチュアンビホルダー
いったいこれで何を連想しろと!?

村についたところ、人通りはなく話し声も聞えない。おや?と思って村に入って調べていると・・・40人の村人に襲われる!どうもチャームの影響下にあるようなので、カッター少年を連れてそのまま逃げる。

村は危険と判断して、とっとと預言者に会いに行こう!という話にまとまり預言者の住むという島に移動した。

ダンジョンその1

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2:幻影に隠れたメデューサのお出迎え。最初は美女だったのだが、幻影が破れるや否や悲しいお姿に・・・見破られた後、目をつぶって殴られてあっさり撃沈。 

3:実は橋は幻影で下にはマッドゴーレムたちがうじゃうじゃと。ウェストンの機知により幻影を見破り、空を飛んで華麗にスルー。パーティが慎重に進もうとすると、カッター少年がたたっと突っ込んで華麗に罠に引っかかるような指針がある。

4:ガルガンチュア・ガーゴイルと透明化したグレムリン3体。ファイアーボールであっさりグレムリンが死んだ後はガーゴイルが五回攻撃でファーガスを瀕死に追いやるも撃破される。

5:インビジブルストーカーとバジリスクと17レベル・ネクロマンサーの部屋。バジリスクはあっという間に倒されるも、5ft幅の通路に居てくれたのでライトニングボルトでゴリっとhpを削る。「おらおらガンガン行くぜよー!」と攻撃魔法を連打するつもりだったが、イニシアチブを取られ続け、毎回マジックミサイルでダメージを食って呪文失敗。このクラシックの時代、シールドの呪文を掛けてあってもマジックミサイルにセーヴが出来るようになるだけであって、完全にシャットアウトできるわけでは無いのだ。そりゃー9本も飛んでくれば1回くらい3以下は出るさ。2ラウンド合計18本飛んできて、シールド貫通が6本。d20を18回振って3以下が6回か・・・まぁ、”期待値”どおりだろう。

6:中にはラストモンスターが20体とシャドウが6体。ウェストンのスォード+3が+2になったりしたものの、それ以外の被害を出すことなくファイアーボールで焼き払った。さすが20レベルファイアーボール、威力が違うぜー

1階の敵を突破した後、そのまま螺旋階段を降りて下の階に

ダンジョンその2

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7:マンスコーピオンとジャイアントスコーピオンの部屋。ウォーハンマー+2、VS武器を使うクリーチャー+4という何ともご無体な武器を持ったクレリックだったりしたが、召喚したエアエレメンタルとエアリアルサーバントによって切り刻まれる。「毒を喰らったら回復呪文がもったいない」とのコメントはごもっともで。

8:その部屋にいたのは・・・ブラックドラゴン!通路から入ってこれないことに着目し、クリエイトマジカルモンスターでゴールドドラゴンを作り出し、通路を挟んでブレス合戦だ!と意気込んだものの、待ちの状態に入ったPC相手はうざいので一旦ドラゴンは奥に引っ込む。
膠着状態になるかと思いきや、「ヘイストとストライキング掛けて皆で突っ込むか」という大変潔い決断を下してくれる。一気に接近して殴りかかるも、1ラウンドで落とすことあたわず。逆に反撃をくらい、弾除けのウェストンが瀕死の状態に!

ウェストンがクレリックのジェオフリィの横まで移動し、キュアオールで全快!そしてディメンジョンドアのスクロールで戻ってくるという出戻り作戦も。

風景としてはこんな感じだったのだ。

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9:いきなりマップ上に2.5ft幅の通路が現れる!色んな仕掛けや罠がてんこ盛りの部屋なんだが・・・うざーうざーうざーと思っていたら、「ガシアスフォームのポーション飲んで突破します」の一言で終了。DMもほっと喜んだ一瞬だったのは秘密だ。

10:預言者シアーの部屋。こんなモンスターまみれのダンジョンに平然と住んでいる段階でおかしい。呪いについて話を聞くと、大昔に味方に裏切られて恨みを残して死んだアルファティアの将軍がいて、彼が残した呪いではなかろうか、とのこと。もともとこの河の近くには人は住んでいなかったのだが、最近入植が始まったので、その影響もあるかも?とのこと。その将軍の持っていたサーベルが鍵になると考え、そのサーベルがあるフレイムズマウス山のタワー・オブ・テラーへと冒険者たちを導くのであった・・・

シナリオ:第2部

<1回目>
20レベルファイター×1
20レベルクレリック×1
20レベルシーフ×1
の3人パーティ。

メンバーが全員揃わなかったので、やむなく3人で挑戦。TRPGならこういうこともある。

道中出てきたヒュージドラゴンのブレスを浴びる。
PL「ダメージ幾つですか?」
DM「HPと同じだから108点、成功したら54点」
シーフ「私のHPは50点なんですが」
クレリック「セーブに2を振って失敗しました」

いきなり3人のうち2人死亡。

10点HPを残したファイターは
ファイター「ドラゴン様、あなたに歯向かうつもりはありません」
土下座して魅力7で謝るファイター。
ファイター「次に来る冒険者の情報を教えますから!」
きっちりd20で7を出して魅力判定に成功し、ドラゴン側に寝返るファイター。

<2回目>
ちなみに8人用意されていたプレロールドキャラで使ってないのは残り3人。
ドワーフ、エルフ、ハーフリングの3人で再チャレンジ!

ドワーフ「仲間は決して見捨てないって設定に書いてるけど、君たちは仲間じゃないよね」
ハーフリング「そうね、偶然行く方向が一致してるだけね」

そんな台詞をいけしゃあしゃあと述べながら、ブレス対策を兼ねて45ft互いに離れた位置で正三角形のフォーメーションを組んで進む冒険者一行。

前回寝返ったファイターが道中で待ち構えており、彼が気づいたところでドラゴンがテレポートしてやってきた!
そして・・・ブレスを吐かれてハーフリングとエルフ死亡

唯一生き残ったドワーフは「あなたの部下にして下さい!」

ここでプレロールド在庫が切れたのでシナリオが続行できなくなって終了。

ちなみに、2回のアタックの両方で生き残り、両方で土下座してドラゴンに寝返ったプレイヤーは同一人物だったりする。さすがだ。

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