⭐️心の学び:ストレス対処は誰も傷つけてはならない
ぼくは、健康な状態から病気に移行するのを何とか防ぎたいと思っている。それも薬やサプリメント、ストイックな生活、特殊な世界観を除いたやり方で達成したいのだ。
難しいことじゃなく誰でもできて、再現性があり、普遍的でなければならないと思っている。
病気を治すことよりも、病気にならないように努力する方が、体力、気力がある分、何とかなるのではないかと考えている。
簡単ではないにしてもその努力は値打ちがあるものだ。
ちなみに、病院は病気を治す場であって病気を予防する場ではない。
検査は、病気予防ではなく、病気がないかどうかを探すことだ。
ぼくが言いたいのは病名をつけられないようにしたいのだ。
身体についての病気予防は、ある程度わかってきたが心についてはいまだ実験と研究中だ。
ぼくは、心の健康については問題に対してどう対処するするかという知恵の数と、それから得た成功体験が考え方を再構築する方法が有効だと考えている。
「誘導と体験」が基礎にある。病気予防なのでカウンセリングとは違う方法だ。
たとえば「嫌なものは嫌といえばいい」と思うかもしれないがストレス対処では使えない。使えばすぐに別のストレスが発生するからだ。
ストレスを回避するには対処方法をたくさん身につけていくしかない。完璧なものはないとしても微調整していくという努力がストレスに対する耐性を上げる。
ストレスがたまりやすい人をみていると、あまりにもその数が少ない。
不調に陥るのは、自分が悪いのでもなく、周囲が悪いのでもなく、対処方法が悪いんだということを知っておいてほしい。
もし何かがあったとしても、ストレスに悩むのではなく、ストレスへの対処方法で悩むことだ。
そう考えることで、何が必要で何が必要でないかを知るようにもなる。心が整理されていくと楽になるものだ。
心の問題は心で解決する。考えることが必須だとしても苦痛を感じるようではダメだ。少しの負荷を与えつつ考え、楽しくなるのがゴールになることだ。
ぼくはこの努力は健常で普遍的なものだと思っている。それが人間でもある。
その努力の基本は「自分も傷つかない、誰も傷つけない方法」だ。