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健康について言いたいことがある。

ぼくは仕事で、何十万回という多く健康や不健康を観てきた。
どうしても、それについて考えることが多い。おぼろげながらみえてきたものもある。
病気の原因というものを挙げてみると、
○先天性の病気
○感染による病気
○加齢による病気
○後天的な病気

大きく分けるとこんなかんじに分類できる。


先天性の病気は、一般的に予防することは出来ない。
感染による病気は、たまたまに影響されるが、予防できるものもある。
加齢による病気は、個人差があり、管理の仕方で大きな差がある。
後天的な病気は、生活習慣病に代表される。無知から生じる病気である。予防は可能だ。
      
ぼくが言いたい「健康」は、加齢による病気と後天的な病気についてである。
これらは予防が可能であるが、予防には欠点がある。症状がないと健康だと思い込む傾向があり、病気になるまでわからない。
「健康のありがたみは病気になるまでわからない」
という古の格言通りなのだ。

「病気の発生原因は、神経の働きが過剰か過少かであり、多くは過剰である」
といわれる。

食べ過ぎ、飲み過ぎだけでなく、考え過ぎ、鍛え過ぎ、思い込み過ぎ、偏り過ぎ、太り過ぎ、痩せ過ぎ、こだわり過ぎ、怒り過ぎ、悲しみ過ぎ、など、「過剰」が病気を作るといっても間違いはなさそうだ。

中庸の状態を維持することは難しいといわれるが、「やり過ぎ」や「やらなさ過ぎ」を意識するだけでもずいぶんと違うものだ。


健康に関心がいくあまり、高額で妙なサプリメントに手を出すことは「やり過ぎ」であり、運動がいいからといって「負荷をかけ過ぎ」は、健康から遠ざかるだけなのだ。


健康について重要なことを知っておいてほしい。

それは、
「気力をなるべく使わないこと」
これを意識してほしいのだ。


ウォーキングするにしても、時間や歩数を高めに設定する人は多い。大股で、腕を振って、というが、そんなものしなくていい。
そのノルマを日々達成するには「気力」が要るはずだ。その「気力」が「体力」を奪い、脳は「不快」と判断し、免疫機能を低下させる。


運動では、過剰な負荷や長時間の運動負荷は、糖質コルチコイド(ストレスホルモン)の上昇によって、免疫機能を低下させることがわかっている。脳は、「我慢」は「不快」だと解釈されるからだろう。


「気力」も使い過ぎるとやり過ぎとなり病気になる。
「気力を使わない」というのは、何もしないということではない。
好きなことをする時に「気力」を使ったりしないのと同様の健康法を実践することだ。
そうやっている人は、健康であり、義務的や高いノルマをこなす人、頑張りすぎる人、偏りの強い人は不健康に陥っている人が多い。

できれば糖分(ショ糖)は、避けるべきだ。心臓疾患や膀胱癌との関連は指摘されている。ぼくの観察では、大腸癌、認知症、高血圧、脳卒中との関連性は強い。極力避けてほしい。

noteの記事にコメントくださった方が、自身の病気についてのエピソードを書かれていたので、それに刺激を受けて、参考になればと思い「健康」について書いてみた。

今日の知恵は、
「健康法に気力を使うと病気になる」

「やり過ぎもやらなさ過ぎも病気になる」

「好きなことを気力なしで続けるべし!」

「糖分(ショ糖)は避けるべし!」

これだ。