パグ実

『しあわせは「なる」ものではなくて「感じる」もの』 子どもの頃に見たドラマのこのセリフ…

パグ実

『しあわせは「なる」ものではなくて「感じる」もの』 子どもの頃に見たドラマのこのセリフがずっと心にあります。 息子たちがまだ幼かった頃の出来事も含め、心にそっと残しておきたい『日常の小さな嬉しかったこと』についての備忘録です。

最近の記事

遠距離から始まりました

〜2008年秋の記録〜 夢をみました。 昔々 学生のころに 付き合っていた 男の子が出てきました。 夜中に目を覚ましてなんだか切ない。 若いころの ひたむきで一生懸命で でも感情を持て余して どうしていいのかわからなくて 不安定でかっこ悪くて そんな感情を久々に体感。 あー切ないなぁ… あまりに夜中に ひとりで切なかったから 隣で爆睡中の夫をガシガシ揺すり 「ちょっと!ちょっとお父ちゃん! パグ実ちゃんダイスキって言ってみて」 「…?…らに ろーひたの??

    • 心がざわさわしたとき、負の感情にひっぱられそうで不安定になります。そんなとき本屋さんをさまよい紙の匂いに包まれたり、noteで穏やかな記事に出会うとすっと気持ちが落ち着きます。きっと大丈夫。深呼吸。よし。今日のことをいつも通り始めるとします。

      • 目をあけると誰かがいてくれるあの感じ

        〜2007年秋の記録〜 風邪をひいてしまいました。 昨夜から頭痛が続き 声枯れも酷い。 とりあえず 洗濯と流しの洗い物は 溜めてしまうと自分が辛いので ちゃっちゃと片付けよう。 子どもたちのお昼ごはんは 昨夜のカレーですませればいっか… *** 家事を済ませて布団に入り Eテレに釘付けの長男を横目に ウトウトしていたら 「うっっ」 お腹にどすんと衝撃が。 目をあけると 次男(1歳半)が 馬乗りになって 陽気にジャンプしています。 その後も唯一彼が発する日本語

        • 時(とき)ぐすり〜やさしい朝がまたきっと。

          〜2007年秋の記録〜 夕食を作りながら 台所で久石譲さんのCDを 聴いていました。 それはただ きれいな曲が聴きたいなと 収録曲のタイトルも ろくにみないで 借りてきたCDでした。 人参を切りながら あ、この曲… そう思ったときには ぽろぽろと 私は既に泣いていました。 やがて立っていられなくなり 流しの前にしゃがみこみ 声を出して泣きました。 『草の想い』 この曲は大林宣彦監督の映画 【ふたり】のテーマ曲。 10代も終わりのころ 家族のことで どうしようも

        遠距離から始まりました

        • 心がざわさわしたとき、負の感情にひっぱられそうで不安定になります。そんなとき本屋さんをさまよい紙の匂いに包まれたり、noteで穏やかな記事に出会うとすっと気持ちが落ち着きます。きっと大丈夫。深呼吸。よし。今日のことをいつも通り始めるとします。

        • 目をあけると誰かがいてくれるあの感じ

        • 時(とき)ぐすり〜やさしい朝がまたきっと。

          海と風とひとり、五感を共有した友だちと

          〜2009年の記録〜 GWの夕方 友だちとふたりで 映画を観に行きました。 彼女はお互いまだ若かった頃 『1年間の住み込みボランティア企画』 で出会った友だちです。 私たちは国内の別々の島に それぞれ単身で 私は島内の老人ホームに 彼女は在宅高齢者のヘルパーとして 出向いたのでした。 その頃私たちは20代前半。 彼女は福祉の学校を卒業した春、 私はそれまで勤めていた会社を退職した やはり同年春に このボランティア企画に参加し出会いました。 それまで私は事務員でし

          海と風とひとり、五感を共有した友だちと

          4歳『 現金つかみ取り 』の思い出

          〜2007年冬の記録〜 夕方 4歳長男と夫が 近所の商店街に出かけました。 しばらくして 「ただいまーっ これお母さんにおみやげだよ」 満面の笑みで長男が 手に持っていたのは スーパーの袋に入った 長ネギと1/4の白菜でした。 夫に聞いてみたところ どうやら彼らは 今朝の新聞に入っていた 『○○商店街 現金つかみ取り抽選券』 のチラシを持って 現場に向かった様子。 ガラガラくじを回し 当たれば10円 もしくは500円の 『現金つかみ取りの権利』が 得られるシステムだ

          4歳『 現金つかみ取り 』の思い出

          母の短歌に泣きました

          〜 2008年秋の記録 〜 今日は義母の3回忌。 家族や親戚が集まり 亡き母を偲びました。 無宗教だった母の意思を尊重した法事。 そこには お坊さんの姿も 線香の香りもなく 法事の流れは全部 義父が考えました。 全員で黙祷し 般若心経をみんなで読経し 生前母が親しんだ社交ダンスの 音楽を流し 墓前に献花を。 そして今日来て下さった 親戚や家族全員に 父から一冊の本が贈られました。 それは 母が成人してから晩年に至るまで 約50年の間に詠み遺してあった 短歌や俳句を

          母の短歌に泣きました

          もう彼はここにいないけど、今も確かにあたたかい。

          【 30代半ばだった頃 亡き友だちに  思いをめぐらせた日のお話です 】 *** 今日は次の新しい仕事に向けて 家のテーブルで作業中。 ゆるめの音楽を流し あったかいラテを飲んだり ときどきぼんやり 雨の風景を眺めながらの作業です。 ローズマリーの香りが ふんわりと拡がるアロマポットからは 飾りのお月さまが澄ました顔で こちらを見ています。 このアロマポット 私にとって大切な思い出がこめられた 特別なもの。 これはまだ私が20代の頃 同い年の男の子からもらったものな

          もう彼はここにいないけど、今も確かにあたたかい。

          柔軟なこころで

          〜 2007年秋の記録 〜 もうずいぶん前から 子どもたちが眠りにつく前に 図書館で借りてきた絵本を 1冊読んであげるのが 我が家の習慣になっていて ささやかながら その時間を子どもたちも 楽しみにしてくれているようです。 この頃は4歳になる長男と 一晩に一文字ずつ覚えようかって 頭をくっつき合わせて ときにうーーーんと悩み ときにあはははと笑いながら 大きな文字の絵本を ふたりで一生懸命読んでいます。 「字を覚えたらね、大好きな絵本が 自分で読めるようになるん

          柔軟なこころで

          小さな出来事 : 心がほんのり嬉しいときは優しい雰囲気になっているのかな

          大人になって仲良くなった友だちの フラダンスを初めて観に行った帰り。 友だちが奏でるウクレレと優雅な歌声 それに合わせて踊るメンバーさんたち。 素敵な時間だったなぁと ひとり商店街を歩いていたときのこと。 向こうから お父さんと手を繋いで歩いてきた 小さな男の子が すれ違いざまに突然 私の方を見て手を振ってくれました☺️ 一瞬の出来事でびっくりして にっこり笑いかけることしか できなかったけど まっすぐ見つめてきた 男の子のきれいな目と ちっちゃなバイバイの手が 可愛

          小さな出来事 : 心がほんのり嬉しいときは優しい雰囲気になっているのかな