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メンタル激よわ賃金労働者。復讐のために生きる。

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マガジン

  • 2023年の読書メモ

最近の記事

新収益認識基準(IFRS15)、契約資産・契約負債など

いつ導入されたか?・IFRS:「IFRS15_顧客との契約から生じる収益」(2018年1月1日以降に開始する事業年度から適用が義務付け) ・日本:「収益認識に関する会計基準」(2021年4月1日以降に開始する事業年度から強制適用) 相殺表示の可否 IFRS15「顧客との契約から生じる収益」BSにおいて ・「契約資産(Contract Asset)」と「顧客との契約から生じた債権」は、他の資産と区別して表示する ・「契約負債(Contract Liability)」は、他の

    • 返品・値引・割戻・割引

      色々な業務で頻出するが、定義がよく分かってない人と会話すると混乱するためまとめておく 概要いずれも仕入債務/売上債権を減額するイベントである(そのため、消費税額の減額の論点がつきまとう) それが混乱のもと 仕入の例で説明すると ・返品(Return):品違いが原因。購入した商品を返品し、全額を返金してもらう(仕入額から控除される)。 ・値引(Allowance):不良品が原因。購入代金の一部を返金してもらう(仕入額から控除される)。 ・割戻(Rebate):大量取引が原

      • IFRSsまとめ

        基礎知識・設定機関: IASC(〜2001)→ IASB(2001〜) ・会計基準: IAS → IFRS ・解釈指針: SIC → IFRIC IFRS 1 国際財務報告基準の初度適用IFRS 2 株式に基づく報酬IFRS 3 企業結合IFRS 4 保険契約IFRS 5 売却目的で保有する非流動資産及び非継続事業IFRS 6 鉱物資源の探査及び評価IFRS 7 金融商品 : 開示IFRS 8 事業セグメントIFRS 9 金融商品金融資産の分類 ①資本性金融商品:発行元

        • PL(日本基準) vs. SPL&SCI(IFRS)について

          IFRSにおける財務諸表・⓪SFP(=BS)が基本 ・残りの4表で、SFP上の各要素の増減理由を記載する  ①Equity(資本):SCE(=SS)   のうち、    ②RE(利益剰余金):SPL(=PL)で詳しい内訳を記載する    ③AOCI(その他包括利益):SCIで詳しい内訳を記載する  ④C&CE(現金及び現金同等物):SCF(=CF) 包括利益とはIFRSでは、段階利益のなかでも「包括利益」が特に重視されている USGAAPやJGAAPでもコンバージェンスが

        新収益認識基準(IFRS15)、契約資産・契約負債など

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        • 2023年の読書メモ
          1本

        記事

          【未読】数字の「違和感」で見抜く不正の兆候

          はじめに分析的手続についての本 会計不正により影響を受ける主な勘定科目 ①買掛金 ②繰延税金負債 ③仕入高、輸入経費 ④売上高、売上総利益 ⑤仕入高、買掛金 ⑥売上高、売上総利益 ⑦有形固定資産、減価償却費、貸付金 ⑧現金預金 ⑨消耗品費 ⑩売上高、売上割戻高 ⑪売上高 ⑫棚卸資産(商品) ⑬売上高、売掛金 ⑭売上高 ⑮売上高、売上原価 ⑯有形固定資産 ⑰工事原価 ⑱棚卸資産(仕掛品) ⑲定期預金 ⑳営業利益、営業CF 基礎知識不正の分類 会計不正の分類 「粉飾」の

          【未読】数字の「違和感」で見抜く不正の兆候

          【未読】バリューチェーン別 製造業の会計・監査実務ハンドブック

          はじめに本書の特徴 ・製造業の財務報告 ・企業価値創造のプロセスに沿って解説:どこにどんな論点があり、どう対応すべきか ・観点:会計基準、法制、税制、内部統制、監査、監査人としてステークホルダとどう対話するか(非財務情報開示も含む) ・業界特有  ・収益認識基準  ・IFRS(国際財務報告基準) 背景 ・会計が期間配分に最も重きを置いた時代は過ぎ去りつつあり、むしろ 中長期的な将来展望をいかに適切にステークホルダーに伝えるかが、重要課題 の1つとなっている。 ・有形資産

          【未読】バリューチェーン別 製造業の会計・監査実務ハンドブック

          【読了】経理のExcelベーシックスキル

          はじめに経理業務にExcelは必須 チームでExcelを使う方法 第1章 経理に必要な5つのExcelベーシックスキルExcelは、会計システムなどの業務システムの分析機能を補完する ユーザが多いので抵抗感が低い 日次業務・月次業務 ・小口現金管理:出納帳 ・切手や印紙の受払簿 ・経費の振込表 ・月次予実管理表 ・借入金管理表 ・資金繰り表 四半期次業務・年次業務 ・各種の引当金計上額を算出する資料 ・棚卸資産の期末評価資料 ・有価証券の期末評価資料 ・税金計算デー

          【読了】経理のExcelベーシックスキル

          DP-600 (Fabric Analytics Engineer: Associate) 試験対策

          資格概要AIスキルチャレンジ:Fabric Analytics Engineer1. エンドツーエンドの分析の概要Fabricを構成するワークロード ・全てのワークロードがOneLakeに接続している ・Fabric=ADLS+ PowerBI ・Azure SynapseAnalysis、Azure DataFactory、Azure Databriks、Azure MachineLearningの機能が搭載されている OneLake ・ALDS(Azure D

          DP-600 (Fabric Analytics Engineer: Associate) 試験対策

          自動化統制とシステム監査

          誤解を招かないために「IT監査(IT Audit)」という用語を使わない ・「情報システムに対する監査(システム監査)」なのか「情報技術を活用した監査」なのか分かりにくい ITAC/PLCというカテゴライズを止める ・そもそもITACとPLCは並立する概念ではない ・昔はITリテラシーがない会計士がたくさんいた、「ITに関する話はエンジニア上がりにでも任せとけばいい」という認識が許されていた時代だったため、PLC(自分が分かる話)とITAC(自分は分からない話)を区分

          自動化統制とシステム監査

          SAPコンサルまとめ

          ABAP基礎知識更新系 照会系

          SAPコンサルまとめ

          SAP FI 通貨まわり

          会社コード通貨と伝票通貨を換算するための為替レートのこと。換算係数とベースの考え方は同一。 但し、こちらには、決定する要素として換算レートタイプや換算日付がある。 https://free-sap-consultant.com/news/2023/02/07/17417/ テーブルTCURC(通貨コード) 通貨コード ISO通貨コード ・T-code:OY03で、通貨コードの登録や照会が可能 TCURR(換算レート) 換算レートタイプ  ・M(TTM、電信売買仲

          SAP FI 通貨まわり

          SAPこれだけは覚えよう!シリーズ

          小野光さんの動画がよかった そもそも初心者はどの辺までが「基礎」なのかよくわからないから SD 業務プロセス トランザクションコード テーブルID その他 FIMM ABAP権限

          SAPこれだけは覚えよう!シリーズ

          【未読】SAP担当者として活躍するためのERP入門

          アレグスのSAP解説本はわかりやすい ↑の2冊もアレグスの本だった 第1章 ERPの基礎知識  1-1 ERPとは   会社の経営資源の一元管理を目指す   全体最適化を目指す考え方  1-2 ERPの対象業務と組織   会社の基幹業務が対象   グループ会社の業務も対象   関係する取引先の業務も対象とする場合がある  1-3 ERPシステムが提供するもの   リアルタイムな情報の提供   過去・今現在・将来の情報の提供   日々の基幹業務処理をサポート   様々な

          【未読】SAP担当者として活躍するためのERP入門

          【読了】SAP ABAPプログラミング入門

          はじめに&あとがきABAP言語はCOBOL言語に似ている(一応はオブジェクト指向言語なのでクラスが使える) 教材が高額であまり普及していない S/4 HANAではなくSAP ECCをベースに解説してある これから移行プロジェクトが走り出すタイムラインなので、ECC(移行元)の知識も必要だから 【Part1 基礎知識を学ぼう】Chapter1 Add-onとABAPの知識1-1 Add-onの必要性 パッケージ導入プロジェクトにおいて、要件定義で特定したギャップを埋め

          【読了】SAP ABAPプログラミング入門

          【読了】内部統制構築ガイド チェックリストでリスクが見える

          実業務上の事例に落とし込んで解説した本 「内部統制の基準&実施基準」(2024/4/1以降開始FYから適用)の内容も含む はじめに・「何故このコントロールが必要なのか?(このコントロールはどのリスクに対応しているのか?)」を理解しようとする実務担当者は少ない ・どんなリスクがあるか?という問いから始めないと、必要以上に重厚な内部統制を整備運用することになり、企業の継続的な成長(利益追求や社会貢献)を不必要に拘束し、本末転倒になってしまう ・内部統制報告制度対応は、チェック

          【読了】内部統制構築ガイド チェックリストでリスクが見える

          【中断】ChatGPT GPTsが作れるようになる本

          昔のExcelスキルにおけるVBA使える?みたいなものか (関数使える?がプロンプトエンジニアリングだとして) Chapter1 ChatGPTとGPTsの基本を学ぼう略 Chapter2 対話形式でGPTを作成しよう略 GPTのクオリティを上げるポイント ①最新技術を使う:アクション機能など ②テキスト以外も出力する:画像、動画、音声など ③トップクリエイターをまねる Chapter3 自分でプロンプトを組み立ててGPTを作ろうChapter4 多様な機能を搭載し

          【中断】ChatGPT GPTsが作れるようになる本