マナーのゆくえ。

マナーは
公衆のために
あると思う

人と人が
共に過ごす場所などに
特に必要とされる
スキルだと感じる

ボクは
保護者らに
車イス事
自動車で様々な
公共の場所へ行く

施設
役所
病院
学校
どれも公共場所
公衆の面前だ

自動車の止める位置も
車イスの乗り入れしやすい
場所が確保されているが

中には理解できない人もいる
叔母さまが車を止めたとたん

「ちょっと？こっちは
何時間も待ってるの
順番抜かして障がい者用に
止めないで！」と
車の窓
叩きにくる
赤ちゃん連れたおばさん

「すみません。
今から車イスで
降りるところですけど・・」
叔母さまはおっかなびっくり
小声だ

「は？紛らわしい
それ相応の車乗れよ！
何で高級車？」

叔母さまの車が
高級かどうかは
ボクにはわからないが
どんな車に乗るのかは
自由だ

なのに
ボクのせいで
叔母さまが
暴言吐かれてる

本当に申し訳ない

「叔母さまごめんなさい
ボクのせいで気分悪いね」

「大丈夫よー
この地域来るときは
覚悟してるからね」

「え？そうなの？」

「大学の留学生の子が
アノ地域では
バイトしたくないって
ウワサするぐらいよ
覚悟はしてるわ」

最近ボクが
学びかけてる
地域差や貧富の差
みんな個々に
スキで生まれてくる
わけではない

貧しい地域や
環境の悪い場所
スキで
生まれてくる人は無い

しかし
そんな環境にしか
過ごせない
辛くて苦しい
暮らしでしか
生きられない
多くの人々
そんな状況
ボクは知ってる
ボクもそこにいたから

素敵な地域に
暮らす人に
どんな励まし
もらっても
「きれいごと」にしか
聴こえなくて
大きく反発する
人々もいた

ボクは感じてる
辛くて苦しい貧しい
暮らしだからこそ
知り得たことは多い
学びも深い
理解力もできた

そんな地域に居ても
汚辱にまみれず
逆に発条にして
跳ね飛ばし

まるで
蓮の花が
泥沼から蕾を出だし
汚れを弾きながら
花開くように

より輝きながら
キミは世界に飛び出す

マナーなどなかった
怒りと悲しみ
苦しみ憎しみ
嫉み恨み
暴力と暴言
闘いながら
生きている人々

少しでも
安いほうが良い
無料がいい

100均で揃えたい

おさがりでも
つかえたら着たい

どうしたら
安くなるか

安売りしてたら
２パック買うか

目の前で
多くの人が
繰り広げてた

叔母さまたちは
安売りはまず
買わない

理由を聞くと
野菜なら早く痛む
古いから
安いことが多いから

叔母さまたちの
買物は必要な物しか買わない
買い置きしない
安いとか高いとかじゃなく
必要な品のみ

お買い得は
古かったり
痛んでいたり
訳アリ品で
永く使うの物には
チョイスしない

叔父さまの買物での
口癖は
今日稼いだ金額から
どのくらい使うのか
計算したか？
稼ぎが３０００円でも
儲けが８００円なら
使える金額は
８０円ぐらいだぞ

え？と思うような
話をボクに聞かせながら
買物にまわり
１時間かけて
歩いていって
１つ２つ買ったら
カフェでボクに
ジュースを飲ませ
帰りも歩いて帰る

もちろんボクの車イスを
押してくれている

「パコちゃん
今日をいかにお金を
使わずに過ごすかで
お金は貯まるんだよ」

ん？

「１人の人が稼ぐ額は
限界があるんだよ
使わないか人より２倍も
３倍も稼ぐかだよね」

よくわからないよ

「投資ってよくゆうけど
自分への投資が
できない人に
投資は難しいだろうね
例えば
医者になって儲けよう！って
考えても
医者になるまでの
投資金額を
何年で元取るか
計算できてるかな？
あれも欲しい
これも欲しいって
使う方考えが先だと
難しいよね」

あのね
ボクは貯金してる
そのお金の一部を
投資しようとは考えてる
ただどんな
投資があるのかとか
実際ボクが自分のお金を
やりくりする時代には
どうなってるのか
そういうのが知りたいな

「そうだよね
いまは地道に
貯金を重ねるしかないね
目標額を決めると
楽しいかもしれないよ」

叔父さま
ボクね身の丈にあった
暮らしでいいよ
みんなみたいな
暮らしができないのは
ちゃんとわかってるし
将来ボクが
生きられたとして
国や県や市の保護下にしか
暮らせないだろうと
わかってる

おばあちゃまたちみたい
値札を見ない買物できる
そんな暮らしも素敵だけど
それは
その分の苦労があったからだと
ボクにはわかる

ただ学びは続けたいなって
一番贅沢なことかもだけど
どうかボクに学ぶ場所を
教えて欲しい

それが願いかな

「そうか
どんな国のどんな場所でも
学ぶ気がある人は学べる
基本はあきらめないこと
人として人へ思いやりを
忘れない事」

叔父さまは
ボクをテニスコートに
連れ出して
周りにある森林の小道を
連れて歩いた

そしていった
「パコちゃんには
心配しなくていいほどの
財産をお母さんが
残してくれてる
お金は並かもしれないけど
教育という現場を
遺してくれてるから
心配ないよ
これは最大の財産だと
客観的に思うよ
だから
生きるんだよ
生命力を信じるんだよ
あきらめたらいけないよ？」

叔父さまは
ボクの検診結果が
思わしくない事
知ってる
だから励ましてくれてる

叔父さまには悪いけど
長生きする予定なんだよ

ボクは世界中のキミを
守りたいんだもの

２人でマナーを学ぼうよ
公共の場所で
人はどうあるべきか
楽しそうでしょ？

名刺記事。｜伊藤ぱこ｜note

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連休楽しく過ごしていますか？
事故の無いように
みなさまお元気で
お過ごしください

ボクは先月末から
気象病の頭痛の繰り返しで
天候の変動のたび
苦しくなっています

朝学に行きたいのですが
それはまたのお楽しみ

いつもありがとう
またあした