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【パーマカルチャーデザイナーvol.65】Hayato Akatsuka

これはパーマカルチャーデザインコース(以下、PDC)を修了したパーマカルチャーデザイナーたちのリレーコラムです。

※パーマカルチャーとは
"Permaculture is a dance with nature, in which nature leads."
パーマカルチャーとは自然に導かれる自然とのダンスのようなもの。
Bill Mollison

ビル・モリソン

#65 Hayato Akatsuka

強さも弱さも持ち合わせているまっすぐな人。
自分の気持ちへの誠実さや社会の在り方への正義感から動いていて、人と人とのつながりを何よりも大切にしている。
周りの人々の活動を足元で支えていく影の立役者。

Q1.あなたについておしえてください

赤塚隼人(通称テン)。
大阪で生まれて、10歳の頃に鹿児島の地へ。
その後、海外留学・日本旅を終え帰郷。

20代の頃はボランティア活動とサラリーマンをいくつか経験をしたよ。
それぞれいい思い出もあるけど、苦い経験の方が多いかな?

その後は自身の経験や見てきたものを地域に還元したいと思い、観光振興・地域づくり・商品開発などなど。
最終的には竹林で竹を伐採し、竹林整備や木炭竹炭・竹垣や竹垣WS、米作り・野菜作りなど、どんどん自然の中に身を置く事が増えた。

今もこれからも、自分業。
暮らしの中になにが必要で何が不必要かを日々見つめて暮らしている。
それは物だったり考え方だったり、社会の在り方だったり。

Q2.パーマカルチャー デザインコースを通して

パーマカルチャーを知ったのは10年程前かな?
PDCの講師の一人・ソーヤー海がアーバンパーマカルチャーのWSを日本各地で開催している中で鹿児島に来た時に出会った。

その後の暮らしの中で頭の中にはアフロヘアーの人間とミンゴダンスをしたあの日のことが常にあった。
月日が流れても、パーマカルチャーとシステム思考と言う言葉が頭を離れなかった日はなかった。

そして【パーマカルチャーと平和道場】なる場所がうまれ、「いつか僕もここに行き学ぶ日がくるだろう。」なんて感じながら日々を過ごしつつ、ついに2022年にPDCを受講することとなった。

振り返ってみると、なによりも仲間とスタッフ。
こんなにも日本中に素敵な人間という動物たちに出会えたこと。
短期間で喜怒哀楽を誰にでも出来る世界観をみんなが認め合う集合体を表現できた。

受講中に「これで十分だよね」と強く感じた事は、「水」をいかに無駄なく使用し、そして排出したり生かしたりすること。

いままで当たり前に使っていた食器洗いや洗濯に洗剤や柔軟剤の必要性を問いたし、雨水の飲料利用の可能性に気がついた。

©︎Rie Moriuchi

終了後に感じたことは「久しぶり人間としてアップデートできた!!」というのが一番。
いままで以上に暮らしと自分の心と向き合う時間が増えた。

暮らしに向き合い自分との対話を大事に自分に余裕を作り、地球還元を少しでも関わっていきたいと思う。

Q3.あなたにとってパーマカルチャー って

©︎Miho Kabumoto

羅針盤のようなもの。

迷い悩み、どこに向かえばいいのかわかりにくい社会だと思う。
そんな時にこの羅針盤を当ててみて自分と向き合ってみる。

もちろんこの羅針盤は時として磁石が引っ付いたときのように、クルクル回り始める。

時に手にしてしまったがゆえに…
あーこの羅針盤投げ捨てたいって思う事もある(笑)

暮らしの中での行動、消費、思考、選択。

その中の多くは自分の中で選んでいるけど中の多くは「無」でも良いことに気づいた。 

心の中で多くの「ねばならぬ」が吹っ飛んで行った。

パーマカルチャーを深く学ぶことで「無」を一度考えるきっかけになった。

最後に、パーマカルチャーのZONE0は自分自身の心と呼吸に意識を向け生き生きとした暮らしに目を向けること。

そうすれば羅針盤から磁力が弱まりはじめ、正しい方向に方位をさしてくれる。

その方向には素晴らしい仲間がやっぱいる。

これが僕のパーマカルチャー。

Q4.PDCの中で次にバトンをつなぎたい人

PDC2022 staff team
Goshi     Misako       Bob             Kikorin

PDC2022スタッフのゴウシ。
僕がゴウシを見る時は、いつも遠くからみんなを観察していた。
それはPDC受講メンバーだけでは無く、スタッフメンバーまでも。
そんなゴウシ。

では、ゴウシ次をよろしくー。ありがとう。

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2023/11/22 小雪