地理歴史から逃れられない。

今まで社会科が嫌いだった。
できるだけ地理・歴史を避けて(文系なので限度がある)生きてきた。
逃げてましたいつも。

けど、最近、どんな本を読んでも、地理歴史からは逃れられないことに気付いてしまった。

アルコールの本を読んでも、薩摩潘が芋を使って焼酎を作ったり。禁酒法の時代があったり。日本酒は寒いところじゃないと作れなかったり。
ドラッグの本を読んでも、昔は神聖な儀式で使われてた、とか言ったり。
トマトの本を読んでも、昔はめっちゃまずかった、とか言ったり。

あと、自分のルーツを知ると、自分が安定すると言われたり。
例えば、自分の親が誰か分からないと不安になるように、自分達の祖先がどこからどう来て、どういう思想をめぐって今のような姿になったか。それを知るだけで、生きやすくなるらしい。
歴史をそんな風にとらえたことなかった。

私は、これから地理歴史からは逃れられないんだ。
きっとこれから、何に興味を持っても、もっと知ろうと思っちゃったら、この地理歴史の壁にぶちあたるのだろう。

それを分かってから、前より社会科にたいする態度が柔和になった。
今の私は、何年代にどんなことが起こったか、全くわからないし、この地域にはどんな山川があってどんな植物がよく育つとか、全然わからない。
けど今からでも遅くないから。少しずつ理解していくことにしよう。

やっぱり、小学生でまんべんなく教えてもらうことって、とても大切でした。
教養が人生を豊かにするんでしょうな。

ゆるく、やっていきましょう。

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