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エプロン

靴作りを学ぶため会社員を辞め靴学校に通い作業のためにエプロンが必要とのことで上京した当時1997年くらいにHollywood Ranch Marketで買ったBlue Blueの薄いデニムエプロンを使うことにしました。靴学校を卒業し靴修理の仕事に就いてもしばらくそのエプロンを使っていました。何がきっかけか忘れましたが母がそのBlue Blueのエプロンを元にデニムでエプロンを作り送られてきてしばらくそのエプロンを使っていましたが首にかけるタイプのエプロンを身に付けると首にかかる少しの負担が気になり首にかける紐を外し腰に巻く紐も外しそれぞれ外した部分を交差するよう革ベルトで繋ぎ肩でかけるタイプのエプロンに作り替えました。このエプロンを使い続けること10年くらい胸ポケットは粉塵が入るから外しナイフで引っ掛けたり金台に引っ掛けたりして裂けては補修し接着剤とコバインクやボトムステインや靴クリームやペンキで汚れ脇の三つ折りが裂け革ベルトもそろそろ限界に、、、ということで新しくエプロンを買うにしても理想の物はそう簡単に見つかることはなくこの肩にかけるワンピースみたいなデザインをとても気に入っているということもあり作ることにしました。

このエプロンをベースにし背面ストラップ取り付け部分を新しいラインを作ることで今まで使っていたカスタマイズエプロンみたいな無理をなくしました。洗濯がしやすいように革ベルトは着脱しやすいようにギボシで止めるタイプにしポケットは無し長さは脛までカバーできるくらいの長さに、生地はデニムでメルカリでたまたま良いサイズの物を安く見つけそれを使いました。説明に幅122センチとあり十分だと思いきや一番長い耳から耳までが122センチで途中5センチくらいの幅が切られているものでこれは誤算、その切られた部分に合わせて幅を狭くすると幅が5〜7センチ狭くなりその寸法だと胸周りが若干窮屈に感じるということでなんとかこのデニムを活かしたいと思いその部分をカットし三つ折りで縫いました。ステッチの色はシンプルにネイビー、楕円カンは以前鞄を作るつもりで買っておいたアンティークゴールドの物、肩にかける革ベルトは牛床に白ペイントと黒の革の二種類、取り外ししやすい仕様のため一部革の裏が見えてしまい牛床は白ペイントでカバー出来るが黒の革の方はそのまま見えてしまう。

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