ozawakeishi
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Apron Front Saddle Shoes再度再度カスタム
今年1月31日に仕上げたApron Front Saddle Shoes、サドルタイプを外羽根に変更カスタムするも二重になったUのラインやサドルタイプから外羽根にしたことでライニングの始末が汚くなったこと、それがどうしても気になりなかなか履くことがないことから再度再度手を加えることを考えました。ヒントはサイズ調整のためのフォルスタンの応用の二枚舌、これをタッセルみたいにして後に付けた白ステッチのU
もっとみる2020年6月〜2023年10月に作った靴や鞄、ベルトとリペアしたスニーカー
詳細はInstagramに載せています
牛床仮靴が産まれた経緯
このnoteの一番初めの記事で触れた「牛床仮靴」について今一度きちんと説明したい。
靴修理の店をやっていたころ革を買いによく行っていた浅草橋のタカラ産業で牛床を見かけて知った。牛床とはベンズを薄く漉いた時の使わない床面の方の革のこと。半裁で1000円〜1500円とかなり安くなんとなく手に取ったのだと思う。その後鞄のハンドルやショルダーベルトの修理や鞄を作るときに参考にしたレザークラフト技法辞典と
それとこれとは話がべつ
コードバン側のステッチ部分の広範囲切れの修理で持ち込まれたベルト。コードバンの切れた箇所の裏に革を充てがい二本ステッチを入れて補強するという案で外注先に見積もり。ベルトの山部分にステッチを走らせるとステッチが歪むとのことで修理の仕上がりが良くなく修理代金に見合う仕上がりではない。お客様にそのことを伝えると修理キャンセルとなりベルトはそちらで処分してほしいとのことでそのベルトを私がもらいました。イレ
もっとみるコードバンのベルトから二本のベルトを作る
コードバンのベルト、コードバン側のステッチ部分半分以上切れていて現状の状態で修理するのは無理がありそのコードバンを生かして修理不可のため牛床に交換した後白でペイントしました。
もう一方のコードバンの方を活かしてもう一本ベルトを作りました。縫い目が裂けているため20ミリ幅に変更し長さ100センチとコードバンにしては長いベルトでその長さそのままで長めのベルトを作りました。ALDENの靴でライニングが
Apron Front Saddle Shoesの致命的不具合の改善
2月に仕上げた黒のApron Front Saddle Shoes、サドル部分の位置が上すぎて足入れがきつく履く度に負担がかかり数回履いた程度で革が切れてしまう致命的不具合をなんとかしないとと考えた末外羽根にカスタマイズすることにしました。外羽根ライトアングルステッチというとやはりDoverとなり不本意にもDoverのデザインに近く成り果ててしまったことは残念ですが履けないよりマシ。新たに作ったタ
もっとみるApron Front Saddle Shoes 履きおろしからの反省点
牛床仮靴はまあまあのフィット感でしたが完成品は足入れがきつい舟状骨が当たる外くるぶし下のトップラインが当たる、吊り込みの甘さや踵周りの削り具合が悪かったのかもしれません。中底の仕様を踏まず部分を長く作ったほうが踏まずの形が保持され変な皺が入らないのでは。足を入れる際にタンが引っ込んでしまうことと羽根が広がるときにバンプラインの白いステッチ部分の直線が引っ張られ歪むこと、その一点に負担がかかること、
もっとみるApron Front Saddle Shoes
学生のころたった一度しかやったことがなかったライトアングルステッチ、このステッチワークを使い靴を作ってみようと思いましたがEdward GreenのDoverタイプはどこのブランドで誰でも作っていますしそういうもうすでにあるデザインの靴を作ることに意欲がないというか気持ちが盛り上がらないということで色々デザインを考えましたがやはりこのステッチワークはUのフロントエプロンが一番しっくり来ますし他のと
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