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Apron Front Saddle Shoes再度再度カスタム

今年1月31日に仕上げたApron Front Saddle Shoes、サドルタイプを外羽根に変更カスタムするも二重になったUのラインやサドルタイプから外羽根にしたことでライニングの始末…

ozawakeishi
5か月前

2020年6月〜2023年10月に作った靴や鞄、ベルトとリペアしたスニーカー

詳細はInstagramに載せています

ozawakeishi
7か月前

エプロン

靴作りを学ぶため会社員を辞め靴学校に通い作業のためにエプロンが必要とのことで上京した当時1997年くらいにHollywood Ranch Marketで買ったBlue Blueの薄いデニムエプロ…

ozawakeishi
7か月前

牛床仮靴が産まれた経緯

このnoteの一番初めの記事で触れた「牛床仮靴」について今一度きちんと説明したい。 靴修理の店をやっていたころ革を買いによく行っていた浅草橋のタカラ産業で牛床を見か…

ozawakeishi
8か月前
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それとこれとは話がべつ

コードバン側のステッチ部分の広範囲切れの修理で持ち込まれたベルト。コードバンの切れた箇所の裏に革を充てがい二本ステッチを入れて補強するという案で外注先に見積もり…

ozawakeishi
8か月前
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コードバンのベルトから二本のベルトを作る

コードバンのベルト、コードバン側のステッチ部分半分以上切れていて現状の状態で修理するのは無理がありそのコードバンを生かして修理不可のため牛床に交換した後白でペイ…

ozawakeishi
11か月前
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Apron Front Saddle Shoesの致命的不具合の改善

2月に仕上げた黒のApron Front Saddle Shoes、サドル部分の位置が上すぎて足入れがきつく履く度に負担がかかり数回履いた程度で革が切れてしまう致命的不具合をなんとかし…

ozawakeishi
11か月前
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Apron Front Saddle Shoes 履きおろしからの反省点

牛床仮靴はまあまあのフィット感でしたが完成品は足入れがきつい舟状骨が当たる外くるぶし下のトップラインが当たる、吊り込みの甘さや踵周りの削り具合が悪かったのかもし…

ozawakeishi
1年前
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Apron Front Saddle Shoes

学生のころたった一度しかやったことがなかったライトアングルステッチ、このステッチワークを使い靴を作ってみようと思いましたがEdward GreenのDoverタイプはどこのブラ…

ozawakeishi
1年前
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2022年の靴

牛床仮靴 牛床、鞄修理をするときに芯材として牛床が使えると数年前に知り値段がかなり安いこともあり靴を作るときのパターンと製甲の手順の確認とフィッティングシューズ…

ozawakeishi
1年前
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Apron Front Saddle Shoes再度再度カスタム

Apron Front Saddle Shoes再度再度カスタム

今年1月31日に仕上げたApron Front Saddle Shoes、サドルタイプを外羽根に変更カスタムするも二重になったUのラインやサドルタイプから外羽根にしたことでライニングの始末が汚くなったこと、それがどうしても気になりなかなか履くことがないことから再度再度手を加えることを考えました。ヒントはサイズ調整のためのフォルスタンの応用の二枚舌、これをタッセルみたいにして後に付けた白ステッチのU

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エプロン

エプロン

靴作りを学ぶため会社員を辞め靴学校に通い作業のためにエプロンが必要とのことで上京した当時1997年くらいにHollywood Ranch Marketで買ったBlue Blueの薄いデニムエプロンを使うことにしました。靴学校を卒業し靴修理の仕事に就いてもしばらくそのエプロンを使っていました。何がきっかけか忘れましたが母がそのBlue Blueのエプロンを元にデニムでエプロンを作り送られてきてしばら

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牛床仮靴が産まれた経緯

牛床仮靴が産まれた経緯

このnoteの一番初めの記事で触れた「牛床仮靴」について今一度きちんと説明したい。

靴修理の店をやっていたころ革を買いによく行っていた浅草橋のタカラ産業で牛床を見かけて知った。牛床とはベンズを薄く漉いた時の使わない床面の方の革のこと。半裁で1000円〜1500円とかなり安くなんとなく手に取ったのだと思う。その後鞄のハンドルやショルダーベルトの修理や鞄を作るときに参考にしたレザークラフト技法辞典と

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それとこれとは話がべつ

コードバン側のステッチ部分の広範囲切れの修理で持ち込まれたベルト。コードバンの切れた箇所の裏に革を充てがい二本ステッチを入れて補強するという案で外注先に見積もり。ベルトの山部分にステッチを走らせるとステッチが歪むとのことで修理の仕上がりが良くなく修理代金に見合う仕上がりではない。お客様にそのことを伝えると修理キャンセルとなりベルトはそちらで処分してほしいとのことでそのベルトを私がもらいました。イレ

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コードバンのベルトから二本のベルトを作る

コードバンのベルト、コードバン側のステッチ部分半分以上切れていて現状の状態で修理するのは無理がありそのコードバンを生かして修理不可のため牛床に交換した後白でペイントしました。

もう一方のコードバンの方を活かしてもう一本ベルトを作りました。縫い目が裂けているため20ミリ幅に変更し長さ100センチとコードバンにしては長いベルトでその長さそのままで長めのベルトを作りました。ALDENの靴でライニングが

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Apron Front Saddle Shoesの致命的不具合の改善

2月に仕上げた黒のApron Front Saddle Shoes、サドル部分の位置が上すぎて足入れがきつく履く度に負担がかかり数回履いた程度で革が切れてしまう致命的不具合をなんとかしないとと考えた末外羽根にカスタマイズすることにしました。外羽根ライトアングルステッチというとやはりDoverとなり不本意にもDoverのデザインに近く成り果ててしまったことは残念ですが履けないよりマシ。新たに作ったタ

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Apron Front Saddle Shoes 履きおろしからの反省点

Apron Front Saddle Shoes 履きおろしからの反省点

牛床仮靴はまあまあのフィット感でしたが完成品は足入れがきつい舟状骨が当たる外くるぶし下のトップラインが当たる、吊り込みの甘さや踵周りの削り具合が悪かったのかもしれません。中底の仕様を踏まず部分を長く作ったほうが踏まずの形が保持され変な皺が入らないのでは。足を入れる際にタンが引っ込んでしまうことと羽根が広がるときにバンプラインの白いステッチ部分の直線が引っ張られ歪むこと、その一点に負担がかかること、

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Apron Front Saddle Shoes

Apron Front Saddle Shoes

学生のころたった一度しかやったことがなかったライトアングルステッチ、このステッチワークを使い靴を作ってみようと思いましたがEdward GreenのDoverタイプはどこのブランドで誰でも作っていますしそういうもうすでにあるデザインの靴を作ることに意欲がないというか気持ちが盛り上がらないということで色々デザインを考えましたがやはりこのステッチワークはUのフロントエプロンが一番しっくり来ますし他のと

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2022年の靴

2022年の靴

牛床仮靴

牛床、鞄修理をするときに芯材として牛床が使えると数年前に知り値段がかなり安いこともあり靴を作るときのパターンと製甲の手順の確認とフィッティングシューズとして便利だと感じていました。夏に作ろうと思ったスリッポン、履き口を広く取ってしまいデザインとしては良いのだがフィッティングがいまいちな結果となり後付けパッドで履けるようにしたものの根本的に紐靴とは木型が違うことが原因でとりあえずこのデザ

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