人生をバグで終わらせない「甘さ断ち」
こんにちは。
養生ダイエット学びの第3号になります。今回は「甘い食べ物とダイエット」の関係について東洋医学の観点からまとめてみましたので、一緒に学んでいきましょう!
元スイーツ沼の住人こと、ワタクシOYU。甘いものが大好き過ぎて毎日のように「今日のスイーツは何にしようかな」と、何かにつけて”ご褒美”を持ち帰り・・沼りまくっていた私。
そんな私の「甘さと距離を置く」成功体験談、そして人生をバグで終わらせないためにお伝えしなければならないことをお話しします。
今回はコンサルタントらしくダイエットお悩み相談者Aさんをお迎えして、現状把握と対策を念頭に進めていきたいと思います。
どうぞお付き合いくださいませ。
“ご相談者 Aさん”
◎ご質問内容
48歳 BMI25
ストレスで暴飲暴食しやすく、特に生理前はひどいです。たぷっとしたお腹も気になります。
Q. ストレスでどうしても甘いものを食べたい。
ゼロカロリーならいいですか?
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A.
ストレスがたまると甘い物欲しくなりますよね^^;私もそりゃまぁストレスたまってはお菓子の食べ放題ノンストップにスイッチ入っていましたので、よくわかります。脳のバグですね。ただ、このスイッチが入らないようにもできるので一緒に解決していきましょう!
では早速、ゼロカロリーも甘さがあるから✖︎。ストレスを甘さでどうにかしようとしているので、味覚リセットが必要です。1週間は甘いものと人工甘味料などの添加物から距離を置いてみましょう。食事はケの日(一汁一菜、野菜または魚料理)を連続2日以上続けること。甘いものを食べたくなったら素焼きナッツか玄米を食べるといいですね!
《考察》
Aさんはストレスによる甘さ依存があり、「ゼロカロリーならいいかな?」という抜け道を考えてしまう方かなと推測しました。また、BMI25なので初めが肝心、味覚リセットのため甘いものを一度バッサリ切るご提案をしてみました。生理前のPMSもありそうなので「瘀血」、甘いものが好きでたぷっとしたお腹ということから「水滞」も考えられます。家族構成をもう少しお聞きしたいところですね。
そしてAさんも抱えているようにダイエット問題の9割はストレス社会からきています。BMI25なのでまず食事メインで整えることが先決。+αで以下に取り上げている対策法を試してみると良さそうです!
1.ダイエットによる「バグ」
Aさんのように甘い食べ物をやめようと思ってもやめられない、食欲が暴走して止まらない、などの状態が「脳のバグ」。
甘いものって白米や果物、スナック菓子、甘味料、調味料、アルコールなど様々な食品が当てはまりますね。甘いものは特に脳のエネルギーとなりホッとする、幸せな気分になる、といった快楽を脳が覚えているとまたそれを要求しようとします。甘さの依存性は「マイルドドラッグ」とも言われ、頻繁に食べると「閾値(いきち)▷満足度」がどんどん少なくなり、食べても食べても満足できなくなってしまう怖い現象です。
私の脳もバグっていましたw
甘いものスキスキ沼住人にとってはやめられるなんて絶対に完全に不可避な無理ゲーですぞ、と長年思っていました。甘いものをやめるために養生を始めた訳ではなく、根本から体を整えたいと思って始めた「養生」。
突然の甘さ欲求、ピタリ。
私がそのバグを取り去った方法とは
1.接触回数を減らす →→→ 味覚リセット
味蕾という細胞が入れ替わるのが3日~1週間。その間甘いものから離れて依存を脱却。コツは手に取るまで20秒程かかるような場所にしまう◎
2.本物の調味料に変える
調味料に入っている添加物が意外にクセモノ。
3.お腹の声に耳を傾けてみる
本当にお腹が空いているの? 胃腸が疲れているかも?
忘れがちですが大事なこと。
何かに乗っ取られたままの人生、嫌じゃないですか?
2.甘いものを食べたくなる原因
衝動的に欲しくなる時。
ストレスがたまった時
疲れた時
生理前
これは心と体の「気と血液の循環が悪い」状態が原因です。
この循環を良くしたい!と心が察知すると、本能として瞬間的に緩められる→「甘い食べ物」に手が出てしまうということ。
3.甘いものを食べるとどーなるの? その対策
ホッとしたくて食べた甘いものの影響、これらは抗えない事実w
でもね
「甘さ依存のある自分」ってダメだなぁ、
と責めたり落ち込まなくていいんです。
これはあなたの「意志が弱いせい」ではなく
甘いものを食べるとそういう現象が起きる
という事実だけ。
私が甘いものと距離を置けたのは、このバグを日常にしてはいけないと思ったことがきっかけでした。そして自ら実験をして、原因と結果を腑に落とす。中庸の状態にするためにちゃんと自分の心と体に向き合って、自分の人生を生き切るために何をしたらいいかを考えていこうと決めました。
【対策❶】 マッサージ
ストレスがかかるとギュっと力が入ってしまう肩や前もも。(=ストレッサー筋肉)これは筋肉の癖であったり、実は頑張り屋さんな方の特徴でもあります。この癖は定期的に緩めてあげることで肩や前ももが緊張することを忘れてくれる、なんてことも。
Aさんの「たぷっとしたお腹」これは甘いもの<陰>が原因。「緊張→甘いもの」という衝動的な負のループを断ち、「緊張→マッサージ」に置き換えて根本解決をしていきましょう!
【対策❷】 髪をとかす
上から下へ髪をとかし物理的に「気」を下ろします。ホッとする感覚、ぜひ実感してみてくださいね!
【対策❸】 お茶を飲む
Elly式養生ダイエットでは毎日の水分補給に温かいお茶を飲むことをおすすめしています。私も毎朝気分や体調、天気によってお茶を選んでいます。
⚫︎ハブ茶:苦味、肝機能UP、デトックス
肝臓は気を司る臓器。ストレスや緊張、自律神経とも関連しています。生理前の暴飲暴食やPMSにも良く、血液とホルモンが滞るのを和らげてくれます。また、肝臓は働き者。例えばゼロカロリーに添加されている人工甘味料を解毒しようと猛烈に働いた場合
→オーバーヒート
→気が足りなくなり滞ってしまう
→筋肉のこり
などの悪循環にも。
そして人工甘味料は少量でも甘い!その「甘さ感知」が空腹ホルモングレリンを刺激する度に接触頻度や血糖値が上がってしまいます。ゼロカロリーを選べば大丈夫、という抜け道は残念ながら皆無でした。
食材選びの時にはなるべく中庸のもの、血糖値を上げにくいものを選ぶことがやはり基本といえますね!
⚫︎ジャスミンティー:香り、疎肝理気
疎肝理気(そかんりき)とは気の流れをスムーズにすること。体を温める作用もあるので、生理前にぜひ。
甘さ断ちは人生がより楽しくなる
「何を食べるか」だけでなく「どうやって食べるか」を意識していくと、接触頻度を減らせたり今日は食べない日、とサラッと流せたり。
私も未だに甘いものが好きですし、全てを絶ったわけではありません。食べていい日があると思うとその日を楽しみに日常を送れるようになりますからね!ちょっとした特別感に「気持ち」が “嬉しい” って揺らぎませんか?
「血」も「水」も目に見えるけど、「気」は見えない。だけど感じるもの。
養生をしていくと直感が冴え渡ります。ダイエットでは、実は食べ癖や味覚の癖、筋肉の癖など思い込みのようなものに振り回されてしまいますが、自分の感覚で心と体に向き合うと自分軸で生きられる。
身体は資本。
「養生」はこれからスタートする人生の土台作りになると、心からそう感じます。
私もまだ進化の過程。笑
それではまた。
\気血水の巡り勝ち『養生ダイエット』/
心も体もポカポカちょうどいい中庸へ☆
OYU
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