あたりまえを問う方法
ちょっと気になるお花と出会いました。
うつむいた姿がホタルブクロのようだけど、近くで見ると何か違う。
細い葉っぱがクルンとカールしてメルヘンチックです。
このお花はアミガサユリ(編笠百合)というそう。
名前の由来は、お花の内側。
外見からはわからないですが、実は内壁にコッテリと茶色い網目がプリントされているのです。
この模様が、江戸時代の武士が被っていた編笠に似ているからと伝えられています。
あぁ〜、時代劇でときどき笠被った武士、お見かけしますね。
当時は、日除けや人相を隠すために被られていたそうです。
今風だとキャップにサングラスになるのかなぁ。
編笠かぁ〜・・・その発想、わたしは出ないなぁ。
江戸時代の人は、このお花を見て「あ!編笠だ。」と思ったんだもの。
日用品って、時代によって全く異なるんですね。
先人の世界観に触れると、見慣れた世界が少し変わって見える気がします。
では、またね。
今日も最後まで読んでくれてありがとうございました。
いい夢みてね。
おやすみなさい。
【参考資料】
サカタの種https://sakata-tsushin.com/yomimono/rensai/standard/eastasiaplants/20190514_007834.html
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