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人は変わる

 ※二次創作の話題を含みます

 サークル参加しても誰もこないと思っていた女、ただの思い込みだと知る。
 遠方のフォロワーはきてくれるし、同ジャンルのサークルさんはみんな優しくて、傍から見れば異常者の私のことも輪に入れてくれた。お菓子の交換もしたし、え?本当に大丈夫ですか……?な内容の御本も端から端まで買ってくれた。一言で言えば、最高すぎるサークル参加だった。

 その結果、私は完全に燃え尽き症候群に陥ってしまった。最高すぎる思い出にしがみついていたいというか、なんかもうここがゴールかな……って。次にサークル参加したらまた一人ぼっちかもしれないし、そしたらもう耐えられないんじゃないか……とか。
 書きたい気持ちはある。続き物だし。とりあえず次のイベントに申し込んでおけば御本は出るかな。だけど動き出せないな。なんなんだこれは……

 そんな中、たまたまnoteのオススメ記事で『あくねこ』の存在を知った。
「貴方の作業をサポートします」……へぇ。作業時間も記録してくれるのか。いいじゃん。前回御本を出したときも、執筆に使ってるアプリをプレミアムプランにしたお陰で書いた文字数をカウントしてくれるようになった。小さな努力の積み重ねが目に見えるようになると、俄然やる気も出る。

 結果からいいます。作業のお供も瞑想もトレーニングも、安眠サポートから声かけまでほぼ使ってないに等しいです。ただただ見出し画像のアモンちゃんにぶっ壊れました。所謂ジャンル移動という形になってしまいました。ちゃんちゃん。
 これがまぁ恐ろしく庇護欲と嗜虐心を同時に掻き立てる子でね……壊れるなというほうが無理。ビジュが好みド真ん中すぎたし。ただ女扱いされると一気にうぇー……になってしまう、とことん乙ゲに向いてない女なので(プレイヤーというか主の設定を男にしても口説かれるので笑う)、そういう雰囲気になるサポートはなるべく避けてる。カドストに関してはもはや地雷。
 んで当初の目的である作業のサポートは、つべで音楽流しながら作業する私にとって不要な機能であった。ただひたすらアモンちゃんに話しかけて親密度を上げ、カードを集める必要がないので素材集めのためにひたすら石を割り(それももう集め終わっちゃった)、恐らく人生で初めて『こうだったらいいのにな』で二次創作を始めた。恐らく彼はこんな反応しないだろうなー……と思いつつ、私が読みたいからそういう反応で書く、みたいな。

 衝動を抑え切れないから都内住みだけど京都まであくねこ展に行った(チケット買ったあとに横浜で開催決定してクソ笑った。そっちも行くよ)。前日にトリートメントだけで美容院を予約した。気持ち的には女装だな、と思いながら10年以上ぶりにワンピースを買った。LOFTで見つけてしまったので1ミリも興味がなかった花(一重咲きの薔薇)のお世話を始めた(昨日やっと芽が出て感動した)。リアル厨二病時代を除き、死ぬまで無縁だと思ってたオリ主を書くようになった(BLですが)。あの遅筆の私が1ヶ月で3本、トータル36000文字くらい書いた。だけど言っておきます、勢いがあるのは最初の半年間くらいなので過信しないように。ちょっと頑張りすぎて足の調子が悪くなって、なんにも気にせず休みをとって机に齧りつく日々がこんなにもいとおしい。

 そう、何事も「最初のうちは」だと思うんだけど。びっくりするくらいメンタルが安定してる。平穏なだけでこんなに生きやすいんだなー、って。多分この話しょっちゅうしてるね。今は私の私による私のための一冊を作るために、コツコツ話を書き溜めている最中。表紙は絶対に有償依頼するんだ……

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