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【1万字】SixTONES円盤『慣声の法則 in DOME』感想

嵐発・なにわ男子経由の新規SixTONESオタク、先日初めてフルでちゃんとSixTONESのライブを観たのでその感想です。お手柔らかに…

自分の中でメンバーの呼び方が定まっていないので全員フルネーム(敬称略)で表記しています。

本編感想

Overture -VOICE-

冒頭のジェシー(上)、松村北斗(下)のオクターブユニゾンから鳥肌。
ほぼアカペラの声だけなのに荘厳なフル編成オーケストラのようにものすごい音の厚みでびっくりした。やはりSixTONESの声は楽器。
稀代のボーカリストが揃いすぎている…

Amazing!!!!!!

照明が明るくなった瞬間、キラキラどころではないギラギラ感がすごくて視力上がった。
こんなディズニー映画の悪役みたいな衣装を着れるアイドルグループSixTONESくらいでは?
ほぼ全員アイウェアしてるのに目力が強すぎて全部伝わってくるすごい。
すきポイント↓

・高笑い「HAHA!」一つでこんなにボルテージ上げられるジェシーすごすぎる
・田中樹の腰振りに合わせて声が揺れてるのがものすごく生歌って感じで興奮したありがとうございます
・松村北斗、ものすごい高さと飛距離のジャンプを跳びながらの超絶オラつきがなりソロパート「夢はまだまだだが でかくRaiseだ旗 四面楚歌 not a matter」からの体をくねらせてめちゃくちゃ艶っぽい「Amazing〜」←身の危険を感じた、ほんとうになに??????
・森本慎太郎、ソロパートの最後「Amazing〜」の部分を歌わずに舌出してニヤリ←やんちゃな末っ子がすぎる
・髙地優吾は曲や衣装の治安がどんなに悪かろうとまごうことなきアイドルすぎるので見てて安心する、本当にだいすき
・京本大我、大サビ前の高らかに歌い上げるブリッジが似合う声質すぎる
・この曲音源化してください

NAVIGATOR

ダンスのテイストが変わり、衣装の裾やゴールドチェーンが翻るのがかっこよくて見惚れてしまった。
後半、ゆっくりと花道を歩きながらサビを歌う6人がこの世の覇者みたいな雰囲気でゾクゾクする。

シアター

SixTONESの声は楽器、という話、冒頭ではオーケストラだったけどこの曲ではフリースタイルジャズのような雰囲気。「がなる」「シャウト」「巻き舌」「エッジの効いた発音」「わざと声を裏返す」「吐息を多めに入れる」といったあらゆる方法を使って、6人それぞれがまるで"声で遊んでいる"ような自由さ。それでいてサビは1本の大きな柱として通し抜いている。めちゃくちゃかっこいい。会場にいたらここで昇天してたと思う。

Waves Crash

田中樹のブチギレラップ堪能曲。あまりにも最高すぎる。
曲の序盤から既にキレてるんだけどとくに後半の
「誰がラニナゲィイイイン!?💢」
「誰がメイキナチェエエエン!?💢」
「君とブレキナチェエエエン!!!💢💢」
のところめちゃくちゃブチギレてて最高。
じゅり♡もっとキレて♡って団扇振りたい。
松村北斗・京本大我のしっとりした声のソロで都度クールダウンさせられる、その温度差も含めて最高。サウナと水風呂の関係。


IN THE STORM

照明の点滅が激しすぎてちょっと笑ってしまった。クラブ?
田中樹のブチギレラップはこの曲でも続き、残り5人のしっとりソロによってクールダウン、かと思いきやどんどんヒートアップしていく。
1人用の昇降ステージをあんなに全力でユッサユッサ揺らしてるアイドルたち初めて見た。大丈夫なのか

Boom-Pow-Wow!

田中樹「叫べLike a beast〜!!」とか松村北斗「Sexy Voice…」とかいろいろセクシーワイルド沸きポイント満載の曲なのだけれど、サビで髙地優吾の声がものすごくはっきり聞こえてかなりびっくりした。
各々が「Boom-Pow-Wow!」「Come on!」「騒げ〜!!」などと叫んで観客を煽りまくっている中、ひとりまっすぐにサビのメロディーを歌っている。周りと同じようにちゃんと観客を煽っているのに。表情もキラキラしてて超アイドルだった。ほんとうにSixTONESのバランサー…

Risky

大規模な衣装チェンジ(メンバーによってはヘアセットまで変えている)を挟み、6つの椅子が円形につながったセットに乗って登場するのだけれど、この椅子がなんか人骨みたいなものがついててめちゃくちゃ怖い。松村北斗に至ってはパンツに血飛沫まで飛んでる。
「Risky…」という印象的なフレーズを6人で歌い回していくのだけれど回数を重ねるごとに「Risky…」にどんどん色気が増していくのでほんとうに困る。京本大我、なんなのそのマイクの持ち方は。ジェシー、軽率に指を舐めないでほしい。
なんか先に歌った人よりもしっとりねっとり吐息混じりで気だるくエロく歌わなきゃいけないルールとかある???

一番最後の「Risky…」担当・松村北斗が極限まで湿度を上げてエロく歌いきったと思いきや、いきなりイカついがなりでオラついてきて泣いた。あんたが優勝だよ

Dance All Night

椅子から立ち上がって踊り始めたときの森本慎太郎、めちゃくちゃたのしそうにイキイキしてて最高。踊りたかったんだね…よかったね…

OPA!(Shintaro Morimoto×Juri Tanaka)

打って変わって気だるげなディスコミュージックにセクシーな森本慎太郎の歌い出し。
あんなトゲトゲがたくさんついたトロッコ初めて見た。アイドルが乗るトロッコのデザインってだいたいなんかツアーロゴとかお星様☆꙳⋆みたいな感じじゃない?怖すぎる。
田中樹のアウトローな雰囲気の色気と 森本慎太郎のさわやかで健康的な色気、田中樹の唸る低音域と 森本慎太郎の通る高音域、一見正反対のように見えるけどめちゃくちゃ相性が良くてかっこいいコンビ。強い。

ふたり

ここまで"声で遊ぶ"楽曲が多かった印象だけれど、ここからはSixTONESの"声そのものを堪能する"パートになった気がする。
全員歌うまどころかラップもハモリもできて、さらにしっとりバラードをここまで聞かせてしまうのすごすぎませんか…とんでもボーカリスト集団…京本大我のロングトーンis無形文化財…

オンガク -声 ver.-

最初の円陣のときみんなぴょんぴょん跳ねててたのしそうで泣いちゃう。
こういう曲でたのしそうに歌って踊ってるのを見るとやっぱりキラッキラのアイドルだなと思うし、6人はSixTONESのことがだいすきなんだなって思う…
「時代や老いも君と見たいな」「歴史に残る数人より 君の景色に映る一人がいい」「五線じゃ足りない六線のスコア」←特大の愛すぎる

人人人

再び声でじゃれあいはじめたSixTONES。がなり、巻き舌、シャウト、アドリブアレンジなんでもアリ。
この曲は個人的にすごくすきで、CD音源とYouTubeのパフォーマンス映像をしぬほど擦ったのだけれど、まるで初めて聴いた曲であるかのように新鮮に感じる。なんてしあわせなことなんだ…たぶん公演ごとにも違うし、来年のツアーで披露したとしても全然違って聞こえるんだろうな。
この天井から吊り下げるタイプのレトロなマイクを採用してくれた方に謝礼を贈りたい。

Drive

東京ドームに作られた傾斜を6人でバインバイン乗り越えていくのがシュールで笑った。車種がジープであることをフル活用してる。
他の5人がノリノリで縦揺れしてる中、真剣に運転してちゃんとソロパートも歌う髙地優吾すごい。
先頭に乗っている京本大我の坊ちゃん感にニコニコしちゃった

ABARERO

私的SixTONESのすきなところである「みんな楽しそう」と「ワルくてかっこいい」が同時に成立してる曲。
すきポイント↓
・ジェシーのハイキック(脚なっが)
・松村北斗「Introから飛ばす Brrrrrr」
・田中樹「まだまだかますぜ俺らのやり方でェェエイ⤵︎」
・ジェシー「エ゛ーイエ゛ーイエ゛ーイ」
・これは京本大我の上ハモ堪能曲でもある
・がなり6割マシの松村北斗
・サビでABAREるどころかARABUる森本慎太郎
・ラスサビ「目覚めろ Monsters Monsters」のがお〜の手できゅるん感が滲み出てしまう髙地優吾

マスカラ w/常田大希(King Gnu/millennium parade)

なんかもうほんとうに言葉にならないんですけどすきポイント↓

・ジャケット脱いだジェシー、ハイウエストのパンツ効果で脚が長すぎる、ほぼ脚
・サビのギターを弾く振付でギターを構える位置が他のメンバーに比べてだいぶ低い田中樹、大変よい
・松村北斗「始まらなきゃよかったなんて いじけてばかりで…」←憂いを帯びた流し目
・京本大我「酸いも甘いも忘れ…たままでェ……」←ねっとり感マシマシ
・サビ前、ローアングルになってレーザー光が差す演出
・常田大希〜〜〜!?!?!?!
・目を見合わせて笑う森本慎太郎・髙地優吾ほんっっっとに嬉しそう
・京本大我「マスカrrrrラ剥がれたままァ!!」
・「「「出会った二人のままァア゛ア゛ア゛!!!!」」」
・松村北斗「あ゛りきたりなキスをして」
・常田大希、曲が終わったあと5.5万人の大歓声のなかの第一声「ハイども、お世話になってます〜」なのかっこよすぎ
・常田大希が登場する直前に緊張しすぎて踊りながら足ガクガクしてた髙地優吾
・常田大希をジープに誘えるのジェシーくらいだよ
・髙地優吾「お前は大丈夫だよ頑丈にできてるから」
・田中樹「じゅり〜♡って言ってもらえるとじゅりが喜びます」
・京本大我のねっとりした高音がVinylに合いすぎるむり、どこかでフルバージョン聴かせてほしいむり
・ギター1本でNEW ERAをKing Gnu調にしてしまう常田大希かっこよすぎる
・森本慎太郎「nonononono〜」(爆速)(たのしそう)
・スマホで歌詞見ながら歌う京本大我
・かなりテンポが速いアレンジなので遅れないように一生懸命手でリズム取る松村北斗、吹奏楽部の顧問
・髙地優吾「運転忘れてましたぁ」
・常田大希の「俺の団扇がないな」発言をうけて即席で殴り書きの"常田くん"団扇作るオタク
・ジェシー「King Gnuでしたぁ〜」

いつか松村北斗の『三文小説』も聴きたい(野望)

愛という名のベール(Jesse×Hokuto Matsumura)

モノトーンの衣装に舞い落ちる白い羽、女性目線の歌詞、2000年あたりの香りがする曲調、クラシカルな正統派ジャニーズ。こんなの大正義すぎる。(KinKiを思い出したのはわたしだけじゃないだろう)
テクニカルでトリッキーな歌い方もできる二人なので、一曲丸々この超正統派な歌い方をしているのが逆にレアだと思ったし、この二人なら上ハモはジェシーで下ハモは松村北斗になるのが自然だけど敢えて逆になっているところに痺れた。

黒いロング丈のコートのボタンをしっかり留めてベロアのパンツを履いている松村北斗(withフチなしメガネ)、辛く悲しい過去を抱えた美しい王子で苦しい。落ちてきた羽がどんどん手や肩に集まってきちゃうの。あと色気。どうにかしてほしいその色気を。こんなの恋。
今までジェシーのことは同い年なのもあって「おもしれー男」とか思ってたけど、キラキラの白い衣装で出てきたところからめちゃくちゃ正統派王子で泣いてる。もはやディズニープリンス。こんなの恋。

え、みんなどっちと恋する??????

STAMP IT

なんですかこのゴリゴリエロ曲は…
引き続き松村北斗の優しいハイトーンを堪能…と思いきや急に低音出してくるのほんとうに勘弁してほしい。
田中樹、ラップやってるときにそんな薄幸の美少女みたいな顔しないでむり…と思ってたら急にオトコの顔でねっとり唇舐め回してきてむりだった。あと首が長い。
グループの元気印みたいなところがある森本慎太郎が憂いのある表情をしてたり、基本的にきゅるんとしてる髙地優吾が苦しそうに顔をしかめたりとメンバーのギャップが次から次へと雪崩れ込んでくる。ジェシーと京本大我に至っては魅せ方を知りすぎていて、目線や首の傾け方や指先の角度、どこを切り取ってもほんとうに美しくてため息が出る。「美しい」「セクシー」「かっこいい」に対する引き出しの多さ。プロすぎる。

Cat Call

18禁。超絶問題曲。こんなヤバ曲を与えられて無事でいられるオタクのみなさんを心から尊敬しています。
タイトル通り6人が猫のようにしなやかな動きでセクシーに踊り、低いトーンでみゃおみゃお歌って舌なめずり。こんなの狂うしかない。
映像には客席の中からのアングルが多用されており、流出した盗撮映像のような雰囲気がよりこの曲のヤバさを増幅させている。
6人それぞれが全然違った猫に見えるのがすきポイント。ただし全員喧嘩は強い。

・松村北斗:この曲のメインボーカル。毛艶の良い黒猫。少し懐いてくれたと思ったらすぐどこかに行ってしまう。

・京本大我:綺麗な真っ白の猫。全体的に色素が薄く、耳と鼻先はピンク色。その美しさで雄猫すら惑わせる。

・田中樹:グレーで毛が短い猫。目は青い。縄張り内で目立つ存在ではないが喧嘩は一番強い。

・森本慎太郎:ミュージカル『キャッツ』のラムタムタガーがすぐに浮かんだ(体が大きく、ボス的な存在の猫。セクシーな歌声で雌猫を魅了する)

・ジェシー:毛足が長く、金色でフサフサした高貴な猫。高級な餌をもらっている。

・髙地優吾:三毛猫。老夫婦に大切に飼われている。縁側で昼寝をするのがすき。

Cat Callだけで10回は観ました

Mr.ズドン

Cat Callとの温度差。我々は一体何を見せられているのでしょうか。端的に言ってトンチキソング。どんなにキラキラだろうとオラオラだろうと、この事務所の所属アイドルはトンチキソングで魅力マシマシになってしまう宿命。本当になんなんでしょうか

ラ・ラ・ラ・ラブストーリー(Taiga Kyomoto×Yugo Kochi)

この2人とレトロな明るいジャズ、間違いないやつ。自然と口角が上がってしまう。
こういうコミカルな動きとおどけたような表情やらせたらピカイチな髙地優吾&コミカルやってもどこか洒脱な雰囲気になる京本大我、めちゃくちゃ良い組み合わせだし、曲の割りあても大正解。
(森本&田中コンビと楽曲入れ替えたバージョンも見てみたいけど…コミカルな森本&田中…)

S.I.X

スクリーンにメンバー1人ずつの写真(目元アップ)が順番に大写しにされていくという他のグループだとOPで使われるような演出を挟んでから曲が始まり、パフォーマンスもOPのようなエネルギー量。
まだまだこっからスタートってこと…????

Bella

照明が暗いし前半はさなぎのようなベールに包まれているのでお顔があまり見えない。会場でもほとんど見えなさそう。しかもメンバーの2/3はサングラスをしている。アイドルだからお顔が売りのはずなのにここまでお顔を見せない演出はやっぱりかなり攻めているよなSixTONES…と思ったけれど、顔(視覚情報)が見えづらい分、声(聴覚情報)に意識がいく。
最後の森本慎太郎の地鳴りのようにパワフルながなりに沸いた

Special Order

・髙地優吾のシャウト、レア。かっこいい…
・照明の当たっていないところで両手を広げて自分のソロパートを待つ帝王・田中樹
・からの「Special Order Coming Now!!」
・センターで人差し指を突き上げるジェシーがあまりにもスター
・森本慎太郎のダンスは後列にいても抜群に目を引く

フィギュア→Telephone

えっフィギュアのラップパートから始まる編曲〜!?と思ったら息つく間もなくジェットコースターメドレー。窒息しそう。

RAM-PAM-PAM

(もともと他G担のわたしにとってはジュニア時代にパンツ見せながら踊ってた曲という印象なのですが)パンツ見せなくても腰振ったりシャツめくったりしてて十二分にエロい。だめです。
サビの6人の巻き舌、叫ぶ松村北斗、煽るジェシー、オラつく髙地優吾、さわやかに歌い上げる森本慎太郎、肩をはだけさせる田中樹、体をくねらせる京本大我…だめです。

WHIP THAT

・脱いだジャケットをぶん回すチャラ髙地優吾
・松村北斗のジャンプ力よ…『Amazing!!!!!!』でも思ったけど自称陰キャのくせに身体能力が高すぎる
・ジェシーの巻き舌はとっておきの起爆剤
・メロディラインではっきり聞こえてくる京本大我&髙地優吾の声
・「Rhythm食い散らかせ 感度アゲて〜」ハスキーな田中樹の声とカラッと爽やかな森本慎太郎の声が交互にくるの気持ち良すぎる
・松村北斗「Keep On!!!!!!」(破裂音)
・こんなにねっとり腰振るアイドル居るか??????

Outrageous

・冒頭の森本慎太郎が高いトーンで英語喋ってるところ(リスニング能力皆無)チャラいのに爽やかで恋
・ダンスのフォーメーションかっこよすぎる絵面
・松村北斗のハイキック&がなりに全部持っていかれた
・サビ前の京本大我アップが美しすぎて絵画かとおもった、そりゃ悲鳴も上がる
・松村北斗のジャンプの高さよ
・森本慎太郎はいつでもMAXに楽しそうでいいな
・田中樹がイキイキしてる曲
・「「「Outrageous!!!!!!」」」からの花火ドカーーーン!!!!!!←冷静になるとめちゃくちゃ治安悪くて笑う

Again

・『人人人』が6人が声でじゃれあってる曲だとするなら、『Again』は寄り添いあって抱き合ってる曲
・田中樹「願いがひとつ叶うのなら」←えっあなたそんな歌い方もできるの(キュン)
・髙地優吾「君に会いたい」←甘々すぎ(キュン)
・京本大我 「いますぐI miss your voice」←つやつや(キュン)

PARTY PEOPLE

ここからアンコール。
OPA!のトゲトゲトロッコのトゲトゲ部分が虹色に光ってて安心した。ちょっとアイドルのトロッコっぽくなってる。

・松村北斗「い゛ま聞かせてよ Honeyイ゛イ゛」
・いつもの倍ふざけてるジェシー
・途中からラップしない田中樹
・ちゃんと歌ってる髙地優吾えらい
・間奏でふざけだすジェシー「A! B! C! D! EFG!」
・田中樹「ちょ〜としずかにしてもらえますかぁ」
・京本大我のハイトーンフェイクごちそうさまです
・髙地優吾、最後の「Yeah〜✌️」アイドルスマイル6億点

Good-Luck!

・イントロからやかましい田中樹ジェシー
・Aメロ京本大我、ちゃんと歌って立て直した
・でもやっぱり真面目に歌わない田中樹ジェシー
・髙地優吾のスーパーアイドルタイム
・髙地優吾「きょうはいいてんき〜!」
・髙地優吾ちゃんと歌っててえらい
・田中樹「慎太郎かませェエエ!!!」
・森本慎太郎「レリゴォオ!!!!!!(裏声)」
・田中樹によるラップ無茶振りto松村北斗
・歌詞ガン見しながらもラップ歌い切る松村北斗「今を生きろイェエエエ!!!!」←かっこいい
・髙地優吾ニッコニコでかわいい
・髙地優吾ちゃんと踊っててえらい
・髙地優吾ちゃんと歌っててえらい

この星のHIKARI

・ちゃんと歌い始めたジェシー
・さらっとめちゃくちゃテクニカルな歌い方をする京本大我
・カメラに向かってシャドウボクシングする森本慎太郎
・やっぱりふざけてしまうジェシー
・ステージから降りたジェシー「わ〜楽し〜!!客席楽し〜!!!」
・京本大我ちゃんと歌っててえらい
・観客に歌わせるパートがかなり長くて信頼関係を感じた
・遠くの席まで行きすぎて曲が終わってもなかなか帰ってこられないジェシー
・松村北斗「6人揃ってSixTONESだから」
・田中樹「エモ!」

彗星の空

・ニコニコしてる6人見てるだけでしあわせ
・こんなにキラキラ度がカンストしてるSixTONES見たことなかった
・ちょっと他のメンバーより跳ね気味で大きく踊る森本慎太郎、元気で良い
・「間違い(間違い)などない(などない)」のリフレインが3パターン味わえるのたまらん
・森本慎太郎さわやかすぎる、炭酸水?
・松村北斗…美人だ…

JAPONICA STYLE

・ここからダブルアンコール
・再登場した森本慎太郎の「どーもー!南海キャンディーズでーす!」で、『だが、情熱はある』と時期が被ってることに気づく カメレオンすぎない?
・田中樹「呼んだんだから責任とってよ」←悲鳴上がるのわかる
・ダブルアンコール前にMCと同じくらい喋ってしまうラジオモンスターSixTONES
・曲始めの田中樹のジェントルなお辞儀
・ハイパーお手振りタイム
・お手振りがすぎて客席に降りる髙地優吾
・髙地優吾「やべえ戻んないと遅刻だ」
・よう喋る松村北斗「すげぇ桜舞ってる見たぁ?桜舞ってたよレーザーで、レーザーで桜舞って屏風みたいになってたよ坊主が屏風に上手に坊主の絵を描いt


す、すごい熱量………消化して言葉にするのに2週間かかってしまった………この熱量のパフォーマンスに長尺のMC(おもろい)まで提供してくれるSixTONES……底なしすぎる……本当にありがとうございました……


あとがき   SixTONESの「声」


そもそものアルバムタイトルが『声』というバチバチに攻めたものなだけあって、SixTONES 6人の声が持つ魅力を存分に味わうことができた。
アイドルのライブなのに表情やパフォーマンスのことではなく、声や歌い方のことばかり思い出して考えてしまう。音源をなぞろうとせずに、テンションが上がってシャウトしたり、オラついてがなったり。絶対にこの日この会場で、このライブでしか聞けない歌だった。
6人が声を通して遊んで、じゃれあって、抱き合って、愛し合って、喧嘩して、またじゃれあっているみたいな。そんなライブだった。

SixTONESのメインボーカルで、この人は一体何通りの色を持っているのだろうと唸ってしまうジェシーの声。曲によって、パートによって、歌詞によって、180度違った表情を見せてくれる。え、今のジェシー!?となることもしばしば(わたしがまだまだ未熟なのかもしれないが)。

そしてもう1人のメインボーカルである京本大我の声はミュージカルスターのような、一声発しただけで一気に耳を持っていかれるようなカリスマ性を持っている。艶のある女性的な表情も兼ね備えた声で、ジェシーの声とのコントラストが映える。

メインボーカルの2人をオクターブ下で支えるのは松村北斗の声。内臓に響く重低音も甘く優しいハイトーンもこなしながら 歌詞の中の人物の感情までをも声にのせてくる、役者の歌だ。
雑味のない澄んだ声でありながら、ライブでは要所で音源にないアレンジのエッジボイスやがなりを取り入れてくるので耳が離せない。

森本慎太郎は爽やかさと甘さとチャラさが同じバランスで成立した不思議な声を持っている。
スパッと切れ味が良くスピード感のある発声をするので、曲の転換部で彼のソロパートが入るとグッと全体が引き締まるように感じる。ラップもハマるし、煽りのときは観客のボルテージを一気に上げられる。

ラップをメインに担当する田中樹の少ししゃがれたハスキーボイスはSixTONESの歌声におけるスパイスのような存在で、「自分はSixTONESの"危うさ"の部分を担っている」と話す彼のアイドル論がその歌声にも表れている。(以前ラジオで「お前らは放っとくとすぐキンプリとかSnowManみたいな方向に行こうとするから俺のラップでSixTONESなんだぞって教えてやってんの!」と冗談混じりに、でも力説していた)

そしてSixTONESの歌を「アイドル」として成立させているのは間違いなく、髙地優吾の声だと思っている。まるで映画の主人公の少年のように純粋無垢なまっすぐな声質と、歌詞がはっきりと聞き取れるクリアな発音。いわゆる王道アイドルグループでメインボーカルをやっているようなタイプの声。天性のアイドルボイス。

これだけ個性も主張も強い声を持ち、ソロでも聞かせられるようなボーカリストが6人揃っていながらも ぶつかり合わず「SixTONESの声」として成立しているのは、きっとこの6人全員が「グループ」という存在を何よりも大切にしているからだ。「なにがなんでも一番聞かせたいヤツの声を聞かせる、いまこの瞬間はコイツの声を聞けよ」と、常にそれぞれが叫んでいるようだった。
彼らは紛れもなくアイドルでありながら、ミュージシャンだった。

そしてこのツアータイトルである『慣声の法則』について。

物理学の基礎である慣性の法則、「動いている物体は、外側からエネルギーが働いていないとき または働いていてもその力がつり合っているとき、そのまま等速直線運動をし続ける」という運動の第一法則からすると、「SixTONESの声は、音楽は、6人の力がつり合っている限りこれからも止まらずに前に進み続ける」ということを意味しているのかもしれない。
常に全速力じゃなくていいから、ゆっくりになってもいいから、遠回りしてもいいから、どうか6人で、SixTONESのまま "慣声の法則" にしたがってずっと一緒に歩いてゆけますように。

と、アイドルグループというものがだいすきで、SixTONESがだいすきなわたしはどうしても願ってしまう。

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