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推しシェフの饗宴 #リオレに夢中 新春SPが最高過ぎた

2019年秋の長野県で台風被害を受けた農家さんを支援しようと言う活動がきっかけで結成された #CookForJapan 。

私も微力ながらお手伝いなどしているご縁で、メンバーの皆さんを応援しています。
今回はその代表であるフランス在住の神谷シェフが帰国するタイミングでイベントを開催するとのことで参加してきました。

その名も  #リオレに夢中新春SP  !

【 #リオレに夢中 とは】

一昨日の夏、コロナ禍による食材レスキューを目的としたポップアップイベント #RESQ で今回のメンバーでもある小泉敦子シェフが提供されたリオレを食べて感動した #RESQ を取り仕切っていた関口シェフが、お米と牛乳の消費促進にリオレを普及させたいとの想いで企画したポップアップイベントが #リオレに夢中 。
ネーミングはTwitterで募集し応募作の中から決定。

新年に相応しい豪華なメンバーとメニューで最高の時間となりました。

今回のイベント、Twitterのみでの告知だったのに全日程104席への予約希望がなんと2.5倍!

(元々9席×8回で72席3.6倍でしたが、会場にかけあって席を増設してもらったとのこと。ありがたやー)

この2.5倍の抽選を見事勝ち抜いて参加権を獲得したのでした。くじ運を全部使い切った感ありますね。ありがとうございます。

早速当日のお料理をご紹介いたします!

アミューズ

(左から)ピサラディエール風タルト、さつまいもとりんごのマルサラきんとん、屋我地島の車海老トースト

3名のシェフによるアミューズ。
「ひと口サイズ」縛りだったようなのですが、明らかにサイズ感おかしいシェフがいらっしゃいますね。

(左から)
・ピサラディエール風タルト(神谷シェフ)
極々うっすく焼いた生地に炒めた玉ねぎとなんかふわっふわのムースで香りがとても良くて美味しかったです。

・さつまいもとりんごのマルサラきんとん(関口シェフ)
さつまいもとりんごをマルサラ酒を使ってきんとんにして、CHEESE STANDのチーズで作ったムース、モスタルダが乗ってて、この大きさなのも仕方ないしむしろ大きくしてくれてありがとうと納得でした。

・屋我地島の車海老トースト(小泉シェフ)
サクサクの海老トーストに海老のタルタルが乗った海老尽くし!火を入れたものと生とで、車海老の食感と甘味、うま味を満喫出来る逸品でした。

又吉アグーと島野菜の月桃きんちゃく

小泉シェフの肉料理

屋我地島の又吉さんのアグー豚と島野菜を月桃の葉で包んで蒸したものに、特製のソースをかけたもの。
この時点でもう月桃の良い香りが!!

包みを開いたところ

お野菜はハヤトウリ、ゴーヤ、青パパイヤ、ヘチマ、ルタバガ(スウェーデンカブ)、下にお麩が敷かれていて、お肉のうま味を吸っていてもう最高でした。ルタバガのみ那須高原のこたろうファームさんのものだそうで、日本で手に入るなんてととても驚かれていました。

ここにシェフ特製のソースをかけて下さいます。

ソースをかける小泉シェフ

月桃とアグー豚と島野菜とソースの香りがオーケストラのように重厚で、素材の良さも素晴らしくあっという間に食べてしまい、月桃の葉に残ったスープまで残さず完食しました。

粒マスタード入りの特製ソースをかけた

離れたテーブル席だからと安心して葉を持ち上げてスープを飲んでいたのを関口シェフに見られていて、カウンターの皆さんも同じく飲み干したのだとか。美味しさの前では恥ずかしさもなんのその。

天使の海老のカダイフ包み焼き 丸人参と柑橘

神谷シェフの魚料理

ニュージーランド産の天使の海老をカダイフに包んで焼いたものに、こたろうファームさんの丸人参、ソースと野菜を添えて。

仏手柑の皮をかけて完成

仕上げに仏手柑の香りをまとわせていますが、なんとも言えない良い香りで海老の甘さと人参の甘さとをまとめています。

仏手柑をかけた後

カダイフのパリパリ食感と海老のぷりっとした食感、ソースのなめらかさ、野菜の甘みうま味、素晴らしい一皿でした。

特製ボロネーゼ パスタ

チーズはストップと言うまでかけてくれる

関口シェフと言えば!のボロネーゼ。
#RESQ  から食べていますが、昨年夏のリオレで夢中、ufu.フェス、と毎回パスタが違うのですが、毎回美味しいし、着実にファンを増やしている絶品ボロネーゼです。

デザートを考えてチーズは控えめにした

今回はコースの中の一皿と言うことで、また一味違った美味しさでした。
私は #シェフレピ で、シェフのレシピそのままのボロネーゼを作って食べていますが、パスタが違うとまた別物でした。

ハバオラム クレームヴァニーユ

ネグリタラムを好みの量でかけて仕上げる

今回のイベントで、裏メインとも呼べるクレールさんのババ。
あぁ、夢にまで見たクレールさんのババ。
コートダジュールのおじいちゃん達を虜にして離さないのも納得の美味しさでした。
ふわふわと軽いのに、しっかり中までシロップが染みていて、それなのにじゃぶじゃぶしておらず、必要十分量のシロップとラムが素晴らしかったです。

なんと言っても、フランスのお店で焼いて空輸されてきたというだけでも土下座ものですが、添えものにならないいちごとラムの風味を引き立てるクレームヴァニーユも最高でした。

(あまりに食べた過ぎてラムかけてる途中の写真しかないと言うところでお察し下さい)

このイベントに参加された方ならご存知かと思いますが、お料理が素晴らしいだけでなく、シェフ全員がゲストに全力で楽しんで欲しいと言うオーラ全開で、食材や調理法について詳しく説明して下さる上、Twitterでの繋がりなど把握した上で過去のやりとりなどから会話を広げて下さったりと、美味しいお料理を食べる以上に価値のある新年早々とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。

シェフの皆さん、ありがとうございました。
明日からまた頑張れそうです!

リオレ食べ比べ(お土産)

リオレ3種

イベントタイトルにもなっているのにお土産扱いのこちらがリオレです。
3名のシェフそれぞれフレーバーも食感も異なってとても楽しく美味しいお土産でした!

(左から)
・チャイ市田柿(小泉シェフ)
チャイのスパイシーな香りと洋酒漬けにした市田柿がこっくりとして冬らしい暖かみを感じられるリオレ。

・キウイアールグレイじゃばら(関口シェフ)
キウイのプチプチ感とじゃびらの酸味が爽やかでむっちり食感のリオレと好対照。

・マントン産レモン(クレールシェフ)
レモンの爽やかな香りと酸味、ほのかな苦味がミルキーでエアリーな軽やかさが!

関口シェフは小泉シェフのリオレに感銘を受けたところがスタートなので、リオレ自体は小泉シェフに近いむっちりもっちり食感でした。

驚いたのはクレールシェフのリオレです。
同じように米を牛乳を煮込んだもののはずなのに、なんだか軽やかでふわふわと感じるのです…なぜ?!

帰宅してからもお楽しみが待っている、本当にステキなイベントでした。
今回参加出来なかった方も多かったので、次回は関口シェフの新店舗で開催されることを切に願っております…

◇◇◇

そして、 #りんごの厚い本 に念願のサインも書いて頂きました。ありがとうございます!

神谷シェフのサイン
クレールさんのサイン

#りんごの厚い本  へのサインの顛末はこちら↓

試作のための食材費や、子供達が使いやすい調理器具の購入に使わせて頂きます!