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うつ病を寛解へと向かわせたもの

私の妻はうつ病ですが、今は寛解しています。うつ病を支える家族として、その寛解へと至った決定打がはっきりと読み取れました。

妻自身、今まで受けたイジメ・モラハラ経験を丁寧に解きほぐし、機が熟したタイミングで


「それはモラハラだ!」

角が立つが勇気ある発言


と勇気をもってモラハラ犯に直接訴えて以来、(今のところ)うつ病再発の予兆すら出なくなったのです。

これはあくまでも幸運な特殊事例なのかもしれませが、とても示唆的だと思うのです。うつ病じゃない人間関係で置き換えてみるとよく分かります。

例えば

「親友が、笑いながらいきなり卵を投げつけてきた!裏切られた!イジメられた!」

イジメられて泣き叫ぶ人

と嘆き悲しむ人に対して

「うーん、君の脳内のセロトニンが今は減少してるねー」

イジメられた人に対する滑稽なアドバイス


といって、その人の悲しみの根本原因をセロトニン不足で片付けられますか??

精神科医は研究対象としてうつ病をみるので、そうすると

計測可能な脳内伝達物質のみに着目する


と言ったところでしょうか。

滑稽ですね。苦笑。